エイベックスと男性アーティスト専門ネット番組「だんぜん!!LIVE」、May J. やクリス・ハートが所属する「NEW WORLD PRODUCTIONS」が主催の「DANZEN AUDITION 2015」にて選ばれた5人によって結成されたのが、男性ダンスボーカルグループ「龍雅-Ryoga-」。メンバーは俳優としても活躍する井出卓也、ダンスボーカルグループ「Vimclip」の元メンバー・三谷怜央、KRUMPというジャンルのダンスで世界2位の実力を持つ後藤慶太郎、そしてオーディションで選ばれた新人・岸本勇太と清水啓太の5人だ。
更新日:2020年3月31日
エイベックスと男性アーティスト専門ネット番組「だんぜん!!LIVE」、May J. やクリス・ハートが所属する「NEW WORLD PRODUCTIONS」が主催の「DANZEN AUDITION 2015」にて選ばれた5人によって結成されたのが、男性ダンスボーカルグループ「龍雅-Ryoga-」。メンバーは俳優としても活躍する井出卓也、ダンスボーカルグループ「Vimclip」の元メンバー・三谷怜央、KRUMPというジャンルのダンスで世界2位の実力を持つ後藤慶太郎、そしてオーディションで選ばれた新人・岸本勇太と清水啓太の5人だ。
2016年4月に「Live For You」でメジャーデビューし、新人ながらオリコンウィークリーチャートのシングル部門で11位を獲得した。
「龍雅」というグループ名には、龍の如く天を舞う猛々しさと、上品で優雅な情趣美を持ち合わせ、更には他のアーティストを凌いで上に立つ「凌駕する」という意味が込められている。デビュー曲「Live For You」は、グループ名の由来の中でも「龍」の部分に当たる「猛々しさ」がストレートに表現されている楽曲だ。
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たとえば今日が 世界が終わる
最後の日だとしても
お前を愛す お前を守る
I Live For You
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デビューしてまだ間もないが、龍雅の目標は東京ドームでワンマンライブをすることだ。自分たちのパフォーマンスに絶対の自信を持っているからこそ、現状に満足することなく貪欲に上を目指す。
何があったとしても愛する人を守ることを宣言する歌詞は、ファンを必ず東京ドームに連れて行くという彼らの思いとリンクしている。
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I Would Die For You
If You Want Me To
But What I Wanna Do
Is To Live For You
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この部分を意訳すると「お前の為なら死ねる。もし、お前がそれを望むのなら。だが俺はお前の為に生きたいと思う。」という感じだろうか。
まるで自分の存在価値は、愛する人によって決められると言っているように聞こえる。ラブソングでは良くありそうな歌詞だが、ファンを「神龍=シェンロン」と名付けて大切に思っている彼らの真っ直ぐな気持ちが込められたフレーズだ。
「Live For You」は龍雅の5人が活動を通して成し遂げたい目標や、ファンに対する思いを龍の如く力強く歌い上げた、グループ名を名刺代わりになるような1曲に仕上がっている。
すでに各分野で活躍している井出・三谷・後藤の3人に、未知数のポテンシャルを秘めた新人・岸本と清水が加わることでどのような化学変化が起こるのか。百花繚乱の様相を呈する男性ダンスボーカルグループ界、そして日本や世界の音楽シーンを凌駕することは出来るのか。彼らの今後の活躍に注目したい。
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TEXT:RECOTIC