Roseliaとは?
「Roselia」は、バンドリ!から誕生したガールズバンドのことである。
メンバーは、湊 友希那(相羽あいな)、氷川 紗夜(工藤晴香)、宇田川 あこ(櫻川めぐ)、白金 燐子(志崎樺音<2代目>)、今井 リサ(中島由貴<2代目>)のバンド形式の声優5人ユニットでもある。
また、「Roselia」という名前は、薔薇と椿を英語にしている造語により誕生した。
青い薔薇をイメージして名前が付けられており、花言葉「不可能を成し遂げる」という意味もある。
「Roselia」の楽曲は、どの楽曲も強いメッセージが込められている。
今回紹介するRoseliaの『FIRE BIRD』の作詞・作曲を、上松範康(Elements Garden)が担当している。
上松節が広がっている歌詞の世界にも注目したい!
Roseliaの楽曲は、これまでにバラードロックからハードロックまで様々な楽曲がある。
そして、楽曲の演奏をそれぞれアーティストが生演奏をしている。
これまでの楽曲も演奏・歌共に難易度が高い曲が多くあるが、『FIRE BIRD』は、群を抜いてハードロックであり演奏・歌ともに最高難易度ではないだろうか。
これまでの楽曲に感じなかった鳥肌が立つようなメロディーであり一度聴くと、耳から離れなくなるような中毒性の高い楽曲になっている。
静かに始まるメロディーから激しいサウンドへ
画像引用元 (Amazon)
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空がどんな高くても
羽根が千切れ散っても
翔び立つこと恐れずに
焦がせ不死なる絆
Fly to the sky…Fire bird!
「潰えぬ夢へ 燃え上がれ」
≪FIRE BIRD 歌詞より抜粋≫
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静かに始まる『FIRE BIRD』は、心臓の動きとリンクしているようにだんだん速くなっていくメロディーが特徴的だ。
重厚感が溢れるメロディーは「Roselia」史上ナンバーワンといってもいいくらいだ。
空=夢とも捉えることができ、夢は高い場所にあるということが分かる。「Roselia」のメンバーが誰一人欠けることなく、皆で大空へ羽ばたくには、熱い想いをもって飛び立てという意味が「Fly to the sky…Fire bird!」にあるようだ。
「潰えぬ夢へ 燃え上がれ」Vo.湊友希那(CV.相羽あいな)のセリフが非常に印象的だ。
この歌詞には、強いメッセージ性があり、“Roseliaのメンバー1人1人の夢を叶えるために燃え上がれ“という意味が込められているのではないだろうか。
途中で挫折をしながらも
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暗闇での絶望も
どうか怖がらないで
貴方の胸いつだって
灯す夢があるから
≪FIRE BIRD 歌詞より抜粋≫
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見えない道に絶望しそうになり、途中で挫折しそうになりながらも、自分たちの心の中には明るい夢があることが描かれている。
メンバー1人1人の心の中には、それぞれの思い描く夢や希望が詰まっていると感じる。
サビはRoseliaの夢が描かれている
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飛べよ鵬翼のヴァイオレット
火の鳥のように
We are…何度も歌い
強くなった
夢は負けない
≪FIRE BIRD 歌詞より抜粋≫
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歌詞にある「鵬翼-ほうよく-」は、飛行機や飛行機の翼などの意味がある。
そして、ヴァイオレットとは、菫の花や青みが強い紫色という意味になっている。
「Roselia」が芯のある強い女性として、飛び立っていく姿を「鵬翼-ほうよく-のヴァイオレット」と表現しているのだ。
何度も歌いながら強くなっていき、彼女たちは熱く夢を持っているように感じる。
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貴方を連れて行きたいんだ
絶世の天へ
ゼロ距離で抱き締め合い
神話に記そう
この音の風で
そして新世界へ
≪FIRE BIRD 歌詞より抜粋≫
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ファンと見る夢は、どこまでも果てしなく続いていると感じられる。
どこまでも続いていく夢は、歌とメロディーで紡がれていく。「Roselia」はこれからも新しい世界へと導いてくれるガールズバンドだと言えるだろう。
Roselia 9th Single「FIRE BIRD」
オフィシャルYouTubeでは、アニメ「BanG Dream! 2nd Season」の挿入歌になっている『FIRE BIRD』の楽曲が視聴することができる。
カップリングの「Ringing Bloom」は、ピアノメロディーが特徴的だ。
どちらもRoseliaの新しい姿を垣間見ることができる曲になっている。是非、聴いていただきたい。
TEXT pooh_nm77