東方神起からのストレートな感謝の想い
『まなざし』は、2020年1月にデビュー15周年を迎える東方神起が、ファンへの感謝の気持ちを込めて送るバラード曲としてリリースされました。
曲全体を通して今まで支えてくれた方々への感謝の気持ちが歌われています。
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気づいてくれているよね
小さな心の変化すらにだって
知ってくれているよね
痛む心の音すらもだって
誰も 誰も 誰も 知らないような
見たこと 見たこと 見たことないような
珍しい光る心に なりたい訳ではないんだ
確か 確か 確か 巡るような
想いを 想いを 想いを感じたいんだ
決してひとりじゃ叶わない
眼差しに教えてもらうんだ
≪まなざし 歌詞より抜粋≫
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1番の歌詞では、自分たちが辛くて心が痛んでいた時、ずっと見守って支えてくれた人たちへのメッセージのように聞こえます。
サビの最後では「決して一人じゃ叶わない、眼差しに教えてもらったんだ」という歌詞が印象的で、そこにはファンがいたからここまでこれたという気持ちが伝わってきますね。
切なさを感じさせるメロディーと歌詞がマッチしていて、ファンは感動すること間違いなしです。
ファンがあってこその自分たち
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そのことに気づけていることが
嬉しいんだ 暖かくなるみたいで
そのことを知れていることが
嬉しいんだ なにかに触れるようで
≪まなざし 歌詞より抜粋≫
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2番冒頭では、ファンのありがたみに気付けたことへの喜びが歌われています。
長く活動していく中、デビュー当初はファンのありがたみがあまり理解できていなかったものの、たくさんの困難を乗り越えファンがいてこそ自分たちの居場所があり、音楽活動ができていることに気付く、そんな自分たちの感情の変化が描かれているのでしょうか。
歌詞では、二度続けて「嬉しいんだ」という歌詞が使われるくらい、キャリアを重ね大人になっていくにつれて、大きな心情の変化があったのかなと感じさせられます。
東方神起の強い決意を歌っている
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言葉を渡したから
言葉を返してもらえる
そんな簡単なものではない ただ
満たす想いを今 Ah
伝えること少し怖くても
決して目をそむけないよ
≪まなざし 歌詞より抜粋≫
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ラストのサビ前では「言葉を渡したから、言葉を返してくれる、そんなものじゃないんだ」という歌詞があり、自分たちファンたちと繋がれている絆は単純なものではないという深いメッセージが込められているように感じます。
その後の歌詞では自分たちの今後に対する決意が歌われており、どれだけ厳しく苦しいことがあっても目を背けずに受け止め、ファンたちと乗り越えていくという強い意志が汲み取れます。
それと同時にどんな壁があっても、ファンが傍にいてくれるという厚い信頼感もありますね。
今後この歌は東方神起にとってもファンにとっても思い出深い曲になるでしょう。
TEXT icehockey8