音楽もビジュアルもカッコいい！
YouTube JAPANが注目のアーティストを紹介するキャンペーン「Artist On The Rise」の日本人第一号に選ばれたアーティストをご存知ですか？その名も『藤井風』。
甘いマスク、そして秀でた音楽センスや独特な世界観で、国内外を問わず注目を集めている男性シンガーです。
そんな彼がリリースしたファーストフルアルバム『HELP EVER HURT NEVER』から『キリがないから』という楽曲をご紹介します。
「過去、そして未来に執着せず今に集中しよう」というメッセージを込めたというこの楽曲では、一体どのようなことが歌われているのでしょうか？
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キリがないから
ここで終わらすだけなの
さもなけりゃ 永遠に 永遠に 彷徨うザマ
≪キリがないから 歌詞より抜粋≫
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まずは冒頭の歌詞です。
過去に区切りをつけようとする強い意志が感じられますね。
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あとがナイから
ここで戦うだけなの
この旅は そんなに そんなに 甘かないわ
≪キリがないから 歌詞より抜粋≫
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続く歌詞からは「今」という時間軸を強く感じます。
もう過去はないから「今」「ここ」で戦う。
そうしなければ、未来にも進めないというということにも気づかせてくれるようです。
ドキッとする歌詞に注目
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迷える可愛い子羊たち
彷徨う間に月日は経ち
気づけばハタチは遠い過去
いや夢?マボロシ!
≪キリがないから 歌詞より抜粋≫
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こちらは、先ほどご紹介したパートに続く歌詞です。
「気づけばハタチは遠い過去」というフレーズに、ドキッとした方もいるのではないでしょうか？
「あの頃は楽しかったな」
「いつかきっとうまくいくはず」
そんな風に過去や未来に囚われているうちに、取り返しがつかないほど年を重ねてしまう。
そうなる前に、過去や未来に対する執着や幻想を捨てて「今」と向き合おうと思わせてくれる歌詞ですね。
背中を押してくれるメッセージも
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何も知らない十四の秋
いつまで引きずる中二の時
ここらでそろぼち舵を切れ
いま行け、未開の地
≪キリがないから 歌詞より抜粋≫
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先ほどご紹介した歌詞に続くのがこちら。
確かに中学2年生くらいの時って楽しいですよね。
辛い仕事もなければ責任を問われることもなく、毎日自由です。
でも、それは何も知らないからであり、今はもう大人。
そんな楽しいだけの日々を引きずらず、今こそ前に進みだせ！と背中を押してくれています。
彼自身が語るように、確かに「今」に集中したくなるようなメッセージがたくさん込められていましたね。
楽曲はアップテンポでとてもノリが良く、歌詞も心地よく韻を踏んでいるのでついつい聞き流してしまいますが、とても大切なことが歌われています。
サウンドを重視して聞くのももちろん大切ですが、ぜひ歌詞の意味にも意識を向けてみてくださいね。
自分の考え方や人生にとってプラスになることがあるかもしれませんよ。
TEXT ゆとりーな
