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【歌詞コラム】光さすような想い「ONCE UPON A DREAM ~いつか夢で~」。マレフィセントが見つけた真実の愛

“いつか夢で” それは、純粋な悪として語り継がれてきた黒き魔女なりの“愛”の言葉。

公開日:2016年1月26日 更新日:2017年7月11日


この記事の目次
  1. ・大竹しのぶ 最新情報
  2. ・リリース情報
  3. ・大竹しのぶ Profile


“いつか夢で”

それは、純粋な悪として語り継がれてきた黒き魔女なりの“愛”の言葉

1959年に公開されてから、長く愛され続けるディズニーアニメーションの1つ「眠れる森の美女」。ディズニーでは定番のプリンセスストーリーで、主人公のオーロラ姫が最後は王子との“真実の愛”のキスで永遠の眠りから覚めるハッピーエンドな物語だ。

しかし、この物語には誰も知らない禁断の秘密があった。

その秘密が明かされたのが2015年5月30日公開「マレフィセント」。今作ではオーロラ姫に「16歳の誕生日に糸車の針で指をさして死ぬ」呪いをかけた張本人、黒い魔女:マレフィセントを主人公にしている。悪役で名高い彼女を中心に、実は語られていない話があったという内容だ。

『ONCE UPON A DREAM ~いつか夢で~』は、今作のテーマソングであり、かつて眠れる森の美女の主題歌であった「いつか夢で」のカバーという形。ここで紹介する楽曲は日本語吹き替え版で、大女優:大竹しのぶが歌っている。公開時から「誰が歌っているのか?」と話題になった歌声は、母性の滲む女性が持つ強さを感じさせる。

大竹しのぶ「ONCE UPON A DREAM ~いつか夢で~」
――――
あなたを守るために
今強くなろう かなしみの影の私に
よろこび うたってくれた
そして今 光さす
愛を知る あなたは私の夢

――――


原曲はオーロラ姫とフィリップ王子の恋を歌ったデュエット。それをあえてカバーしたこの楽曲はマレフィセントを視点にしており、コインでいう表と裏のような関係。ラブラブで甘い感じではなくなってしまっているが、「真実の愛」をテーマにした楽曲で真実の物語を語った今作の主題歌にぴったりな楽曲となっている。

一目みて、運命の人だと直感する。相手も同じことを想っていて、お互いに苦難を乗り越えた最後、2人は幸せに暮らす。ハッピーエンドにありがちな展開は、現実ではなかなか起こりえないことだ。だから人は憧れるわけだが、それを真実の愛とするには現実では厳しい。愛を貫き通すには、周囲の反対など障害は大きく、代償が伴ってくることさえあるからだ。

マレフィセントも、そんな恋愛を経験していた。16歳の誕生日に妖精の国に迷い込んだ少年:ステファンと真実の愛のキスを交わしていながら、彼の王になりたいという野心ゆえに自身の翼を切り落とされているのだ。

だからこそ、その“愛”で苦い経験をしているはずのマレフィセントが見つけた「真実の愛」は本物だと言える。自分を犠牲にしてでも、後に悪役として語り継がれようとも、愛する者を守ろうとする想い

子を守ろうとする女性の強さに、それは似ている。

“そして今 光さす”
“愛を知る あなたは私の夢”


現実で触れ合うことも、抱きしめ合うこともできなくても。2度と会うことができなくなっても、相手を想い続ける気持ち。

暗闇の中でも自分を照らしてくれるモノ。

それこそが、真実の愛なのだ。

TEXT:空屋まひろ

1957年7月17日生まれ。東京都出身。 1974年「ボクは女学生」の一般公募でドラマ出演。そして、1975年 映画「青春の門 -筑豊編-」ヒロイン役で本格的デビュー。その鮮烈さは天性の演技力と称賛され、同年、朝の連続ドラマ小説「水色の時」に出演し、国民的ヒロインとなる。以降、気鋭の舞台演出家···

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大竹しのぶ 最新情報

リリース情報

2018年10月10日発売アルバム 
「SHINOBU avec PIAF(シノブ・アヴェク・ピアフ)」大竹しのぶ
VICL-65051 全11曲収録 定価2,778円+税

<収録曲>
1.バラ色の人生 (La Vie En Rose)  詞:Edith Piaf / 曲:Louiguy / 日本語詞:永田文夫
2.私の神様 (Mon Dieu)  詞:Jacques Vaucaire / 曲:Charles Gaston Dumont / 日本語詞:鈴木ひがし
3.美しい恋の物語 (La Belle Historie D’amour)  詞:Edith Piaf / 曲:Charles Gaston Dumont / 日本語詞:常田景子
4.愛の讃歌 (Hymne à l'amour)  詞・曲:Margueritte Angele Monot / 日本語詞:松永祐子
5.群衆 (La Foule)  詞:Enrique Dizeo / 曲:Angel Cabral / 日本語詞:なかにし礼 ※
6.知らない街 (La Ville Inconnue)  詞:Michael Vaucaire / 曲:Charles Dumont / 日本語詞:なかにし礼
7.アコーディオン弾き (L’accordeoniste)  詞・曲:Michael Emer / 日本語詞:岩谷時子
8.老兵 (Mon Ami Mon Ami)  詞・曲:Jean-Claude Darnal / Rudi Revil / 日本語詞:岩谷時子 ※
9.ミロール (Milord)   詞:Giuseppe Mustacchi / 曲:Margueritte Angele Monot / 日本語詞:岩谷時子 ※
10.パダン・パダン (Padam Padam) 詞:Henri Alexandre Contet / 曲:Norbert Glanzberg / 日本語詞:なかにし礼 ※
11. 水に流して (Mon Je Ne Regrette Rien)   詞:Michael Vaucaire / 曲:Charles Dumont / 日本語詞:岩谷時子
※は舞台「ピアフ」で大竹しのぶが歌唱しなかった曲


■配信情報■
◎「群衆」先行配信決定!…アルバム発売に先行して収録曲「群衆」をiTunes Store、レコチョクほか主要配信サイトや
Apple Music、dヒッツほか定額制聴き放題サービスで8月22日より配信スタートします。
アルバム本編はCD発売と同日に配信開始します。

大竹しのぶ Profile

1957年7月17日生まれ。東京都出身。
1974年「ボクは女学生」の一般公募でドラマ出演。そして、1975年 映画「青春の門 -筑豊編-」ヒロイン役で本格的デビュー。その鮮烈さは天性の演技力と称賛され、同年、朝の連続ドラマ小説「水色の時」に出演し、国民的ヒロインとなる。以降、気鋭の舞台演出家、映画監督の作品には欠かせない女優として圧倒的な存在感は常に注目を集め、映画,舞台,TVドラマ,音楽等ジャンルにとらわれず才能を発揮し、話題作に相次いで出演。作品毎に未知を楽しむ豊かな表現力は、主要な演劇賞を数々受賞して評価されると共に、世代を超えて支持され続けている名実ともに日本を代表する女優。

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