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ピックアップアーティストコラム歌言<vol.5>ROTTENGRAFFTY・NOBUYA「更生」

アーティストが今1番伝えたい歌詞への想いを綴る連載コーナー「歌言(utakoto)」。連載第5回目を務めるのは、ツインボーカルで人気を集める古都のドブネズミことROTTENGRAFFTY・NOBUYAさんです。

「更生」

10代の頃はただただ暴言に近い歌詞ばかり書いて叫んでいました(楽しかった)。笑

20代の頃は「オレはここに存在する」「オレを見つけてくれ」って歌詞ばかり書いてた。

ROTTENGRAFFTYを結成してからもう一人のボーカルのNAOKIに歌詞を任せ曲のアレンジを考える事の方が楽しかった。

数年が経ちまた歌詞を書くチャンスをギターのKAZUOMIに与えてもらった。

それが更生という曲です。

歌詞を書く苦しみや楽しさに改めて気が付いた。

そして30代40代になり今歌詞を書く時に一番大事にしている事はバンドのメンバーの代表としてメッセージを届けるという事です。

バンド活動の中での葛藤や苦悩。幸福や快楽。夢や希望。

自分達が経験した事を歌詞にし自分達に向けて歌っている感覚です。

それを受け取った人達がそれぞれの解釈でエネルギーに変えてくれたら嬉しいです。

「こんなんじゃ終わらせないって心に刻め(PLAYBACK)」自分で書いた歌詞ですが今まさに自分の心に刻んでます。

50代60代になった時に個人としてのメッセージを歌いたい願望が少しづつですが膨らんでいます。

その時にまた歌詞について語らせてもらえると嬉しいです。

感謝。


TEXT NOBUYA (ROTTENGRAFFTY)

紹介された楽曲

「更生」

響く都・京都にて結成。 昨年結成20周年を迎え、全国34本に及ぶツアーを敢行、20本以上のフェスに出演。 さらに日本武道館公演映像作品、シングル、トリビュートアルバム、ベストアルバムと勢力的にリリース。また、12月には地元 京都の世界遺産・東寺でワンマンライブを開催するなど大きな話題を···

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