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UVERworld「AVALANCHE」歌詞の意味は?信じる気持ちが世界を変える!

綾野剛主演ドラマ『アバランチ』の主題歌として書き下ろされたUVERworldの『AVALANCHE』。世界を変えようと動く主人公たちの力強く温かい意志が垣間見える歌詞の意味を紐解きます。

綾野剛主演ドラマ「アバランチ」第一部主題歌

▲UVERworld-AVALANCHE【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

大人気6人組ロックバンド・UVERworldが2021年11月24日にリリースした40枚目となるシングル『AVALANCHE』は、カンテレ制作・フジテレビ系列ドラマ『アバランチ』第一部の主題歌です。

ドラマ『アバランチ』は、突如現れた謎の集団・アバランチが自分たちの正義を信じて様々な悪事を働く国家権力に立ち向かう痛快ストーリーとなっています。

主演の綾野剛とUVERworldがタッグを組むのは映画『新宿スワンⅡ』以来約4年ぶり。

曲作りにあたり、台本が完成する前から藤井道人監督と綾野剛の構想を聞きイメージを膨らませてきたそうで、作品のストーリーにマッチした歌詞に仕上がっています。

さっそく歌詞の意味を考察していきましょう。

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Are you ready to go new world
Creating new world
Are you ready to go new world
Living new world
Are you ready to go new world
Creating new world
Come and see me now
Leading new world
≪AVALANCHE 歌詞より抜粋≫
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冒頭の英語詞では「Are you ready to go new world(君は新しい世界に行く準備ができているか)」と繰り返し問いかけられています。

その新しい世界はこれから主人公が作り出し牽引しようとしているもののようです。

だから準備をして自分の元にやって来れば、新しい世界へ連れて行ってあげるという力強いメッセージが感じられます。

この楽曲とドラマのタイトル「AVALANCHE(アバランチ)」は「雪崩(なだれ)」のこと。

雪崩のように世界に大きな変化をもたらそうとする主人公の堅い意思が表明されています。

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A long night begin
空埋め尽くす後悔
遍く照らす光 探し 探し
リリカルなパーツで
上げる反逆の狼煙
無謀な思想が希望に変わる
≪AVALANCHE 歌詞より抜粋≫
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主人公には「空埋め尽くす」ほどに多くの後悔があるのでしょう。

そのネガティブな気持ちを変えてくれる希望になる「光」を探し続けていました。

「リリカル」には「叙情的」という意味があり、広くは明るい気持ちに心が動かされることを指して使われます。

決して大きくはない喜びの欠片を見つけた主人公が、自分を苦しめてきた現実や社会に向けて「反逆の狼煙」を上げたことが表現されていると考察できます。

そこにある想いが初めは「無謀な思想」だとしても、それが自身と人々の希望となると確信していることが分かります。

長い夜にも日は昇る


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Are you ready?
Will take you to the light from the dark night
Even dark night,"the dawn will break"
And I will take you to the light from the dark night
≪AVALANCHE 歌詞より抜粋≫
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この英語詞の部分では「Even dark night, “the dawn will break”」の歌詞が印象的です。

これは「暗い夜でさえ“日が昇る”」と意訳できるでしょう。

星も月も出ていない夜は真っ暗で、明かりがなければすぐそばのものを見ることさえできません。

しかし、そんな夜でも闇を掻き分けて必ず太陽が昇り周囲は明るい光で満たされます

同じように、事態が好転することはないとさえ思えるような過酷な現実にぶつかることがあるかもしれません。

それでも現実が必ず良くなるという希望を持つことができます。

自身が見つけた眩しい光の中へ絶対に連れて行くから心配しないでと、主人公が優しく慰めてくれている様子が想像できます。

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A long night begin
目に見えるものが事実
目には見えないものが真実

一度たりも 見えたことのないもの信じてこれたのは
≪AVALANCHE 歌詞より抜粋≫
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長い夜のような暗い現実はまだ続いています。

目に見えるものは事実として手の届くところにありますが、その裏にある真実は「目には見えないもの」です。

目に見えるものを信じるのは簡単ですが、目に見えないものは存在を認識することも難しいでしょう。

しかし、主人公は「一度たりも見えたことのないもの」を信じてきたようです。

見えないのに信じられるものとは一体何なのでしょうか?

見えないものを信じて進んで新しい世界へ


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闇に全てが包まれて見えなくとも
誰の声も閉ざされて届かぬとも
心ならば見えてたものがある
心ならば聞こえてたものがある
≪AVALANCHE 歌詞より抜粋≫
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現実は闇のように暗く、事実さえ見えないことばかりでどうにもならないように思えます。

また、苦しむ人たちがどんなに声を上げても自身の保身のためにあえて耳を塞ぐ権力者も少なくありません。

それでも本当の目や耳では伝わらない想いを、心で感じて行動を起こす人たちがいます。

事実ではなく真実を見ようとするなら、世界は良い方向へ変わっていくのではないでしょうか。

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その笑顔が布で覆われ隠された日も
君の姿が遠く離れ見えなくとも
不安じゃなかったよ 此処に辿り着くまで
目に見えたことない愛を信じてきたから
≪AVALANCHE 歌詞より抜粋≫
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「その笑顔が布で覆われ隠された」という表現は、故人の顔に白い布をかける様子を表していると考えられます。

死によって大切な人の笑顔が永遠に失われた日は絶望しかないでしょう。

「君の姿が遠く離れ見えなくても」という言葉も、生きてはいても物理的な距離が離れてしまいどこで何をしているか分からない状態にあると解釈できます。

どちらも悲しみや苦しみを覚えるような状況ですが、主人公は「不安じゃなかったよ」と語っています。

もう大切な人は目の前にはいないけれど「目に見えたことない愛を信じてきたから」悲しみに耐えることができました。

大切な人への愛を捨てないでいるなら、厳しい現実の中でも希望が見えてくることを教えてくれます。

そして同じ苦しみを味わう人たちがいなくなり、誰もが笑顔で生きられる世界を実現したいという想いに動かされて行動を起こすことを決意したのです。

ドラマ内で描かれていた信念がより強く伝わってきますね。

「AVALANCHE」は人々の希望になる

UVERworldの『AVALANCHE』は、壮大な音楽に乗せた堅い意志を感じさせる歌詞が心に響く楽曲です。

ドラマ同様、自身も現実に苦しめられながらも愛と希望を信じて突き進む主人公の姿に前を向く勇気をもらえるのではないでしょうか?

色彩豊かな美しい映像とメンバーの力強い演奏に引き込まれるMVもぜひチェックしてみてくださいね。

滋賀県出身6人組バンド。 2000年に結成し、2005年D-tecnoLifeでデビュー以来、36枚のシングル、10枚のアルバムをリリースしそのほとんどがオリコントップ5にランクインしている。 2010年には結成10周年、メジャーデビュー5周年を迎え東京ドームライブを敢行し42,000人を集客し大成功を収めた···

この特集へのレビュー

男性

なおき

2024/06/15 13:26

最後の『その笑顔が〜』から先はコロナ禍のことを歌っています
布=マスク
君の姿が遠く離れていても=ライブを大切にしてきたUVERが配信ライブを行い、大切なファンと離れていた時のことです

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