w-inds.ってどんなグループ?経歴を紹介
w-inds.は多くの人を魅了する歌声と、かっこいいダンスパフォーマンスが魅力的な男性ボーカルユニット。
今もなお進化し続けるw-inds.ですが、現在に至るまでさまざまな軌跡を重ねてきました。
ここでは、w-inds.の経歴を紹介します。
路上から世界へ!新しい風を巻き起こす男性ボーカルユニット
2000年11月、デビュー前のw-inds.は、路上でストリートパフォーマンスしていました。半年後、w-inds.のパフォーマンスに魅了された人たちで溢れ返り、デビュー直前には渋谷の歩行者天国に8,000人ものファンを集めるほどに急成長。
なかでも女性ファンが多く、当時は10代の若者から絶大な支持を得て、カリスマ的な存在になりました。
そんなw-inds.は、2001年3月14日に晴れてメジャーデビュー。
男性3人ボーカルユニットとして、新しい風を巻き起こす新たな幕開けとなるのです。
IFPI香港トップセールス・ミュージックアワードにおいて、アルバム12作連続でIFPI香港ベストセールス賞を受賞。
史上初となる快挙を成し遂げました。
グループ名の意味や由来
「w-inds.」というグループ名は、メンバーの出身地が関係しています。メンバーの千葉涼平と緒方龍一はともに北海道出身、橘慶太が福岡県出身と、それぞれの出身地が北と南にわかれていました。
グループ名には「双方の風(wind)が重なり全世界に届くように勝つ(win)」という意味が込められています。
また、インターネットでも知ってもらいたい…という思いから「-」「.」を入れ「w-inds.」というグループ名が誕生しました。
事務所の先輩はDA PUMP
w-inds.には、同じ事務所の先輩にDA PUMPがいます。デビュー当時は、w-inds.の振り付けをDA PUMPのKENが担当していたこともありました。
お互いのライブで前座を務めるほどの仲で、昔から親交があったのだとか。
この頃からw-inds.とDA PUMPは、お互いの成長を支え合う関係性を築けていたのかもしれませんね。
メンバーの脱退を経験し現在は新生w-inds.として活躍中
w-inds.はデビュー当時、橘慶太・千葉涼平・緒方龍一の3人組アーティストとして数々の功績を残してきました。しかし、2020年5月31日を最後に、緒方龍一がw-inds.を卒業します。
w-inds.に欠かせない存在だっただけに、多くのファンが悲しみに包まれ、脱退を惜しむ声が相次ぎました。
その後、2020年12月2日に新生w-inds.が誕生。
2人体制になったw-inds.は、後ほど記事内で紹介する「Beautiful Now」をリリースし、今までとは違った新たな一面を見せています。
メンバー脱退後、さらなるパワーアップしたw-inds.の勢いは衰えません。
圧倒的パフォーマンスで、今後もファンを魅了し続けてくれることでしょう。
デビュー曲は「Forever Memories」
2001年3月14日にデビューシングル「Forever Memories」をリリースしました。
橘慶太の優しく透き通った声が初々しく、声変わり前の美しい高音が印象的です。
中性的なルックスも相まって、当時の橘慶太は女の子と勘違いされるほど。
もともとこの曲は、作詞・作曲を担当した葉山拓亮が、女性アーティスト用にストックしていた曲として知られています。
オリコンTOP10入りは果たせなかったものの、多くの人に衝撃を与え、存在感をアピールできた曲といっても過言ではありません。
後ほど紹介するw-inds.の2曲目のシングル「Feel The Fate」からは、橘慶太の声質がガラッと変わります。
そのため「Forever Memories」で披露された歌声は貴重なのです。
w-inds.メンバーの身長や年齢は?プロフィールを紹介
デビューから20年以上経ち、現在も進化し続けるw-inds.。そんな彼らのプロフィールをまとめました。
身長や年齢、メンバーそれぞれの歩んできた道を紹介します。
w-inds.メンバーをより深く知ってから曲を聴くと、また違った感覚で楽しめるので、ぜひ参考にしてくださいね。
橘 慶太
担当 | ボーカル |
---|---|
誕生日 | 1985年12月16日 |
年齢 | 38歳 |
身長 | 183cm |
出身 | 福岡県福岡市 |
血液型 | 不明 |
メンバーカラー | 赤(マイクテープは黄色) |
橘慶太はw-inds.のボーカルで、デビュー当時は透き通った美しい声と素朴なルックスで人気を集めました。
DJをやっていた母親がオーディションに応募し、本選で見事合格。
プロダクション主催の「スターライトオーディション2000」では、8,000通以上の応募の中から審査員特別奨励賞に選ばれました。
その後、w-inds.として活躍しながら2012年、KEITA名義でソロデビューを果たしています。
また、橘慶太は数年に1回声質が変わるという珍しいボーカリスト。
デビュー当時は、5オクターブの音域を保持していたことでも有名です。
現在は低音により安定感が増して、大人の魅力が爆発!
デビュー曲を原曲で歌えるほどのハイトーンボイスは、今も健在です。
千葉 涼平
担当 | ダンス・ラップ・コーラス |
---|---|
誕生日 | 1984年11月18日 |
年齢 | 40歳 |
身長 | 161cm |
出身 | 北海道札幌市 |
血液型 | B型 |
メンバーカラー | 青(マイクテープも同じ) |
千葉涼平は、デビュー当時からw-inds.を支え続けているグループのリーダー。
もともとは、ダンスやコーラスをメインで担当していました。
その後、w-inds.の7枚目のマキシシングル「NEW PARADISE」で初のラップパートを担当し、新たな一面を世間に知らしめ話題に。
後にツインボーカルとして歌も担当し「デビュー当時の橘慶太に声が似ている」と大きな反響を呼んでいます。
そんな千葉涼平ですが、北海道から上京し、デビュー前は緒方龍一とダンス&ボーカルユニットを結成していました。
暫くの間はストリートライブをしていましたが、2001年に晴れてw-inds.のメンバーに。
現在は、デビュー当時から変わらぬ爽やかなルックスで、多くのファンを魅了しています。
w-inds.を脱退した元メンバーのプロフィール
w-inds.は、もともと橘慶太・千葉涼平・緒方龍一の3人でデビューしました。しかし、2020年にw-inds.メンバーの脱退があり、2人での活動が余儀なくされることに…。
ここでは、脱退した元メンバーについて紹介します。
緒方龍一
担当 | ダンス・コーラス・ラップ |
---|---|
誕生日 | 1985年12月17日 |
年齢 | 38歳 |
身長 | 164cm |
出身 | 北海道札幌市 |
血液型 | O型 |
メンバーカラー | 緑(マイクテープは赤) |
緒方龍一は、安定感バツグンのラップに定評がある、w-inds.には欠かせない存在。
コーラスでは主に高音を担当し、w-inds.のメンバーとして多大なる功績を残してきました。
橘慶太がソロ活動を再開したことをきっかけに、2013年に自ら単独での活動を始めます。
しかし、2020年5月31日を最後にw-inds.を脱退。
心身症を理由に所属事務所との契約も解除し、多くのファンを驚かせたことはいうまでもありません。
w-inds.に在籍していた頃、ライブの曲間では中心となってMCを務め、ツアーを盛り上げていました。
自作曲としても知られている「Energy」や「from I」をライブで披露しましたが、残念ながら現時点でCD化はされていません。
w-inds.の代表曲5選
w-inds.は、デビュー当時から歌唱やダンスで多くのファンを魅了してきました。ここでは、そんなw-inds.の代表曲を5選紹介。
デビューからまもない頃に発売された曲や、大人のアーティストに成長したw-inds.の曲まで、彼らの魅力が詰まった曲を厳選してお届けします。
Paradox
「Paradox」は、2001年10月17日にリリースされ、映画「Star Light」の主題歌として起用されました。
「Paradox」はw-inds.史上最高売上を達成し、初のTOP3入りした曲です。
この曲をきっかけに、w-inds.の知名度が一気に上がったといっても過言ではないほど、多くの賞を受賞しています。
・第43回日本レコード大賞最優秀新人賞受賞
・第39回ゴールデン・アロー賞音楽新人賞受賞
・第16回日本ゴールドディスク大賞ニューアーティストオブザイヤー・新人賞受賞
しかし、輝かしい功績を残している裏では苦悩も。
橘慶太は変声期を迎え、声が出づらい状況が続いていました。
「Paradox」のサビは高音が続くことから「歌うのが嫌だった」と本人が語っています。
Feel The Fate
「Feel The Fate」は、2001年7月4日にリリースされたw-inds.の2枚目のシングル。
同時期に深夜番組で放送されたNTV系「shinD六本木野獣会」のエンディングテーマに起用され、グループ初のオリコンTOP10入りを果たしました。
デビュー曲「Forever Memories」の時とは比べものにならないほど橘慶太の表現力が上がり、歌い方に大きな変化があったのがこの曲。
デビュー曲「Forever Memories」のMVと比較すると一目瞭然、メンバーの表情が豊かになり、ダンスにも動きが出てきました。
w-inds.の活動を勢いづけた曲といっても過言ではない、驚くほどの成長を感じられる楽曲です。
キレイだ
2004年6月2日にリリースされた「キレイだ」は、w-inds.の12枚目のシングル。
「Paradox」や「Feel The Fate」とは違った、大人へと成長を遂げたw-inds.が印象的です。
「キレイだ」は、ブルボンのフルーツガムのCMソングとしても採用されていたため、知っている人も多いのではないでしょうか。
失恋を描いた歌ですが、軽快なメロディーと橘慶太の甘い声が相まって、共感性の高い楽曲に仕上がっています。
作詞・作曲をスキマスイッチが担当したことでも話題に。
もともとスキマスイッチがライブで歌っていた「キレイだ」を、w-inds.がアレンジした曲ですが、それぞれの良さがあって好評です。
Beautiful Now
「Beautiful Now」はw-inds.の43枚目のシングルで、メンバー脱退後にリリースした初作品。
橘慶太がセルフプロデュースした楽曲の第6弾となる「Beautiful Now」は、千葉涼平とともに作詞しています。
ツインボーカルで構成され、千葉涼平も歌声を披露。
「聴けば聴くほど癖になる曲」
「二人の透き通る声がすーっと体に入ってくる感じ」
などの声が挙がっており、新生w-imds.として好スタートを切れたことはいうまでもありません。
SKY-HI主催のボーイズグループオーディション「THE FIRST」の、3次審査のグループ課題曲としても採用されたことでも話題に。
大人の魅力が増した新しいw-inds.に注目しながら聴いてみてくださいね。
Strip
2021年11月24日にリリースされた「Strip」。
w-inds.はどこまで進化を続けるの…?と思わせるような楽曲です。
かっこよさとセクシーさが融合した、今までにはないナンバーになっています。
デビューしてから20年経ってからの発売にもかかわらず、橘慶太のハイトーンボイスは健在。
以前の透き通った美しい歌声とは一味違って、さらに力強さが増すなど、令和になってもw-inds.の進化が止まりません。
メッセージ性が強い歌詞と、大人の魅力が爆発したメンバーの高い表現力にも注目しながら聴いてみてくださいね。
w-inds.メンバーは現在2人で活動中!世界を吹き抜けるw-inds.旋風から目が離せない
今回はw-inds.メンバーのプロフィールや現在の活動、脱退したメンバーを紹介しました。デビュー当時の衝撃から20年以上経ちますが、大人の魅力が増した新生w-inds.の勢いは止まりません。
w-inds.メンバーの進化は、曲を聴けば一目瞭然!
MVを見ながら曲を聴くことで、w-inds.の魅力や成長過程がわかるので、より楽しめるでしょう。
歌って踊れるけどアイドルとは一味違う…そんなw-inds.の今後に目が離せません!
緒方龍一の脱退後も公演やライブを開催し、今もなお新しい風を吹かせ続ける新生w-inds.。
留まることを知らないw-inds.は、これからもファンを魅了し続けてくれることでしょう。