HYってどんなバンド？プロフィールを紹介
出典元 (https://hy-road.net)
HYは沖縄県うるま市出身のメンバーで2000年に結成された音楽バンドです。
地元沖縄で音楽活動を始めてから、日本全国そして世界へとその名を轟かせました。
ここではバンド名の由来や、HYが手がけたドラマ主題歌についてご紹介します。
沖縄から全国へ！日本のロックをけん引するミクスチャーバンド
HYはメンバー全員が沖縄出身です。同級生5人組のバンドとして活動し、高校3年でオリジナル曲「ホワイトビーチ」を制作。
スタジオのスタッフに褒められたことをきっかけに、本格的に音楽の道へと進みました。
2001年9月22日にアルバム『Departure』をリリースしてデビュー。
デビュー当初はアルバムを沖縄限定で発売していましたが、その音楽性は全国へと広まり、やがて世界へ羽ばたくミクスチャーバンドへと進化していきます。
日本ではファンとの距離が近いライブハウスツアーやホールツアーを多数開催。
2007年にはカナダ・アメリカの8大都市でツアーを開催し成功を収めました。
正真正銘の沖縄生まれ沖縄育ちのバンドとして、現在も世界中のファンを魅了しています。
バンド名の意味や由来
2000年のバンド結成当時は「東屋慶名(ひがしやけな)」というバンド名で活動していました。その後、地元の地名をそのまま使ったバンド名から、頭文字をとったHYへバンド名を変更。
愛する地元である沖縄を拠点にするというスタンスは当初から変わらず、全国ツアーのファイナルを沖縄公演にするなど地元に帰る機会を大切に現在も活動を続けています。
数々のドラマ主題歌を担当
HYは心に響くバラードからキャッチーな曲まで、多くのヒットソングを生み出しています。これまで数々のドラマ主題歌を担当し、物語に彩りを加えてきました。
2012年にはNHKの連続テレビ小説「純と愛」の主題歌「いちばん近くに」をリリース。
2016年には遠藤憲一と渡部篤郎がW主演を務めたフジテレビ系ドラマ「お義父さんと呼ばせて」の主題歌「極愛」を担当し、続く2017年にはTBS系テレビドラマ「ホクサイと飯さえあれば」の主題歌「HAPPY」を手がけています。
代表曲「366日」がテレビドラマに
2024年には、HYの代表曲である「366日」がテレビドラマになりました。このドラマは、2024年4月期のフジテレビ系・月9ドラマです。
HYの366日から着想を得たオリジナルストーリーで、主演の広瀬アリスと眞栄田郷敦を中心に高校時代の恋を取り戻そうとする男女の奮闘が描かれています。
主題歌はもちろんHYの366日で、各話さまざまなアーティストとのコラボレーションが実現。
思わぬ悲劇に直面する主人公らのラブストーリーはもちろん、HYのボーカル仲宗根と男性アーティストとのコラボ歌唱にも注目が集まりました。
HYのメンバーを年齢順に紹介
続いて、HYのメンバープロフィールをそれぞれ詳しくご紹介します。全員が作詞作曲をするというHY。
同級生でバンドを組んでから、20年以上経った今でも仲良く活動しています。
各メンバーの担当や年齢など、気になる情報をチェックしましょう！
新里英之(しんざとひでゆき)
出典元 (https://x.com/hy_road)
| 担当 | ボーカル&ギター |
|---|---|
| 誕生日 | 1983年4月12日 |
| 年齢 | 41歳 |
| 配偶者 | なし |
| 身長 | 168cm |
| 出身 | 沖縄県うるま市 |
新里英之(しんざとひでゆき)は、HYメンバーの中でリーダーを務めています。
ポジションはギターとボーカルで、三線やラップを披露することもあります。
また、2017年からはソロプロジェクト「Hide's Music Story」を開始。
楽曲にまつわる実話や曲作りのインスピレーションとなった出来事を、新里が語り部となり丁寧に歌い上げる活動をしています。
名嘉俊(なかしゅん)
出典元 (https://x.com/hy_road)
| 担当 | ドラム |
|---|---|
| 誕生日 | 1983年5月10日 |
| 年齢 | 41歳 |
| 配偶者 | なし |
| 身長 | 不明 |
| 出身 | 沖縄県うるま市 |
元々はギターに興味があった名嘉ですが、中学の同級だった元リーダーの新里と元メンバーの宮里に「3人でギターは面白くないからドラムやれ」と言われドラマーになりました。
仲宗根泉とは従兄弟の関係です。
許田信介(きょだしんすけ)
出典元 (https://x.com/hy_road)
| 担当 | ベース |
|---|---|
| 誕生日 | 1983年7月17日 |
| 年齢 | 41歳 |
| 配偶者 | なし |
| 身長 | 不明 |
| 出身 | 沖縄県うるま市 |
バンドの中ではムードメーカー的存在で、筋トレが大好きなチャラ男で通っています。
仲宗根以外のメンバーとは高校の同級生で、一緒に音楽活動をするようになりました。
仲宗根泉(なかそねいずみ)
出典元 (https://x.com/hy_road)
| 担当 | ボーカル&キーボード |
|---|---|
| 誕生日 | 1983年11月1日 |
| 年齢 | 41歳 |
| 配偶者 | なし |
| 身長 | 155cm |
| 出身 | 沖縄県うるま市 |
仲宗根泉は「いーず」の愛称で知られるHY唯一の女性メンバーです。
父の夢である家族バンドを実現させるためにピアノをはじめ、HYでもキーボードを担当。
2012年に一般男性と結婚し長女を出産しています。
その後、第二子の死産や離婚してシングルマザーになったことを本人が明かしています。
HYを脱退した元メンバー
宮里悠平(みやざとゆうへい)
HYは元々5人のメンバーで活動していましたが、2019年に宮里悠平が脱退しています。宮里は「ゆーへい」の愛称で親しまれ、デビュー当初からギターを担当していました。
脱退が発表される前から体調不良を理由に療養していましたが、2019年9月5日に脱退。
メンバーから「別々の道を歩むことになっても悠平の今後の人生を応援する」として脱退する旨の発表がありました。
「366日」だけじゃない！HYのおすすめ人気曲4選
続いて、HYに興味を持ったらぜひ聴いてほしい人気曲をご紹介します。失恋した時に聴きたい泣ける曲や夏気分が盛り上がる曲など幅広くピックアップ！
日本を代表するアーティストHYが贈る珠玉の4曲をぜひチェックしてみてくださいね。
AM11:00
HYの「AM11:00」は純粋な好きという気持ちを表現した楽曲です。
ラップパートもあるノリのいい曲で、カラオケでHYの曲を歌いたい人にもおすすめ！
NHKの連続テレビ小説「純と愛」の劇中歌にもなっていますよ。
HYの代名詞とも言えるハモリが印象的で、ライブでは観客が手を振って揺れるので会場全体が一体感に包まれます。
ホワイトビーチ
「ホワイトビーチ」はHYがデビューした最初のアルバムに収録された初のオリジナルソングです。
夏感満載の爽やかな楽曲で、沖縄の青い海と澄んだ空が思い浮かびます。
2005年にはコカ・コーラのキャンペーンCMソングに抜擢されました。
夏フェスやライブハウスでは観客がジャンプして盛り上がるノリノリな一曲です。
NAO
「NAO」は言わずと知れた日本を代表する失恋ソングです。
恋人がいる男性を好きになってしまい、叶わぬ恋に苦しむ等身大の姿が描かれています。
仲宗根の切ないボーカルが胸に響くので、失恋した時はこの曲を聴いて泣くという人も。
ちなみに、NAOは「何度でも、あなたを、追いかける」の頭文字だそうです。
Song for…
HYの「Song for…」は泣ける楽曲として幅広い世代に人気の歌です。
当時20歳の仲宗根が中学生と恋に落ちて両思いになったものの、お互いの年齢を理由に別れざるを得なかった時の気持ちを歌にしたと言います。
まだ15歳だったその少年は、20歳になったときに再び仲宗根の前に現れ、のちに2人は結婚することになります。
HYメンバーは沖縄出身！ライブやタイアップでの活躍に今後も目が離せない
2020年に結成20周年を迎え、その後も沖縄を拠点に活動しているHY。観客との距離が近いホールを使ったライブや企業とのタイアップはもちろん、音楽を通した子どもたちへの支援などにも積極的に取り組んでいます。
366日のドラマ化で楽曲も再ブレイクし、次世代にも引き継がれていくことでしょう。
まだまだ進化を続ける唯一無二のバンドHYから今後も目が離せませんね！
