2015年末に自身最大規模となる代々木第一体育館でのワンマンライブを行い、2016年に入ってからも地上波での冠番組が決定し、注目が集まっている7人組男性ダンスボーカルグループ・超特急。活動の幅を広げている彼らがどんなグループなのかが分かる、おすすめ楽曲を3つ紹介する。
更新日:2020年3月31日
2015年末に自身最大規模となる代々木第一体育館でのワンマンライブを行い、2016年に入ってからも地上波での冠番組が決定し、注目が集まっている7人組男性ダンスボーカルグループ・超特急。活動の幅を広げている彼らがどんなグループなのかが分かる、おすすめ楽曲を3つ紹介する。
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I am BATTA MAN.
We are BATTA MAN.
バタバタ ジタバタ もがいて生きてやる
後悔 たられば すっ飛ばしていけ
弾丸列車Bullet Train
I am BATTA MAN.
We are BATTA MAN.
サバンナ バサバサ サバイバルしてやるよ
夢にまで見た 夢の切符は
君と掴むんだ
かかってこいや まだまだ
ビビってんの? わなわな
負ける気 さらさら
弱ぇのは強ぇぞ?
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多くのアーティストに楽曲を提供している「ヒャダイン」こと前山田健一プロデュースの9thシングルだ。インドネシア発祥のファンコットという音楽をベースに、ハイテンションで畳み掛けるような言葉運びの「ヒャダイン節」が効いている。
この曲は前山田が作詞を手掛けるにあたって、メンバーに超特急の活動に対する思いを事前にヒアリングしており、それがほぼそのまま反映されている。メンバーの生の声がストレートに感じられるバッタマンは、超特急の入門楽曲として1番のおすすめだ。
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No! DDじゃないNight!(Baby you)
Only you Only you(Baby No!No!)
DDじゃないNight!(Baby you)
So Only you Only you(Maybe…)
DDじゃないNight!(Baby you)
Only you Only you(Maybe…)
だから君も俺だけを見てて
Only you…
Kiss me baby
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2曲目は5thシングル「Kiss Me Baby」。自らを「非アイドル」と称しているにも関わらず、この曲の歌詞には「DD」というアイドル用語が起用されている。「アイドルに非ず」というスタンスを構えつつも、音楽シーンの立ち位置において彼らにアイドル的な役割が求められていることの象徴だ。
これをジャンルに囚われない柔軟性と捉えるか、シーンへの迎合と捉えるか。どちらの解釈をするかによって、超特急の見方は全く違うものになるだろう。そういった意味で、この曲は重要なポイントになっている。
最後は記念すべき10thシングルのカップリング曲「fanfare」だ。
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ありふれた日常が奇跡に変わる瞬間を信じて
運命の出会いとか たとえば感動の再会も
きっとその手の中
打ち鳴らせ 踏み鳴らせ
溢れる感情をずっと遠くまで
全力で 駆け抜けろ
僕らの時代をつかめ
ファンファーレ鳴らして
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タイトル通りの華やかで明るい曲に乗せて紡がれる、未来への希望や今この瞬間の奇跡。超特急がなければ決して出会うことのなかった7人の青年の物語を歌詞に濃縮還元し、4分半に詰め込んだ最高傑作だ。
夢の東京ドームに向かって、その名の通りノンストップで走り続ける7人。彼らとの旅の入門ガイドブックとして、まずはこの3曲を聴いてみて欲しい。
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TEXT:RECOTIC