失敗ばっかりで落ち込ばかり…。辛いですよね。でも、そんな時に聴いてほしいのがBUMP OF CHICKENの「ダイヤモンド」なんです。
BUMPの名前の由来知ってます?
「弱者の反撃」という意味のバンド名”BUMP OF CHICKEN”は、幼なじみで結成した4人組のロックバンド。昨年末には紅白歌合戦にも出場し、バンド暦20年でメンバーチェンジもなくベテランであり、幅広い世代の支持を受けている。制作エピソードの中で中学時代から猫をかぶり始めたと語る作詞をする藤原さん…。あ、私もだ…笑 なんて思った人いませんか?
子供の自分に背を向けて、「大人」になろうと背伸びした自分。そうしているうちに本当の「大人」になってしまった。そういえば、自分ってなんだろう、そういう経験をこの曲は唄っています。
歌詞の意味を考察!
“一体どれくらいの間
助けを呼ぶ声を無視してんだ
その背中に貼り付いた
泣き声の主を探すんだ
前ばかり見てるから
なかなか気付かないんだ
置いていかないでくれって泣いて
すがる様なSOS
聴いた事ある懐かしい声
なんか随分 大切な声
ひとつずつ ひとつずつ
何かを落っことしてここまで来た
ひとつずつ拾うタメ
道を引き返すのはまちがいじゃない
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やっと会えた
君は誰だい?
あぁ
そういえば
君は僕だ
大嫌いな弱い僕を
ずっと前にここで置きざりにしたんだ”
≪ダイヤモンド/BUMP OF CHICKEN 歌詞 より抜粋≫
「懐かしい声」、「大切な声」っていうのは子供の頃の自分を感じた素直な気持ち。子供の自分に背を向けて、「大人」になろうと背伸びしてきた今の自分。
藤原基央がたどり着いた答え
“何回転んだっていいさ
何回迷ったっていいさ
大事なモンは 幾つも無いさ
後にも先にも ひとつだけ ひとつだけ
その腕でギュッと抱えて離すな
世の中にひとつだけ
かけがえのない生きている自分
弱い部分 強い部分
その実 両方がかけがえのない自分
誰よりも 何よりも
それをまず ギュッと強く抱きしめてくれ”
≪ダイヤモンド/BUMP OF CHICKEN 歌詞 より抜粋≫
「大事なものは幾つも無いさ」この言葉は音楽の世界で成功を収めた藤原さんがたどりついた一つの答えではないでしょうか。
"あなたを救う旅"をしよう。
人生の岐路に立たされた時、何が企業に受けるか考えて就活で思ってもいないこと言っている自分、辛くて何かに依存してしまう自分。そんな弱くて大嫌いな自分をだれだって見たくない。だけど、それを愛してやれるのは他人じゃない。愛を持ってギュッと抱きしめてやれるのは他ならぬ自分自身だけ。
だから、まず自分が「弱くて大嫌いな自分」を愛してほしい。その両方がかけがえのない存在だから。
若いうちは色々なものに可能性を感じ、試したりする。
失敗、挫折、色々なことをするうちに自分がわからなくなってしまったという経験をする人が多いでしょう。
小さい頃、ワクワクやドキドキを全身で感じていた頃の自分が知ってる自分と一緒に、「あなたを救う旅」に出かけてみませんか。
きっと素敵な自分に出会えますよ☆
ダイヤモンド 歌詞
TEXT:丸・美和子
BUMP OF CHICKENは、トイズファクトリーに所属する4人組のロックバンド。独特な世界観とボーカル藤原の圧倒的歌唱力、更にはドラマの他、アニメやゲームとのタイアップ曲も多く、幅広い年齢層から支持を集めている。 幼稚園時代からの幼馴染であり、1994年、当時中学校の同級生であった4人が、文···