リスタート、それぞれの思い
──前回のインタビューからの大きな変化は、6人体制となり新たに歩み出したことだと思いますが、新体制になったことで目指すべき目標の変化やどんなことを考えてリスタートを切ろうと考えていましたか、TOYくん。
TOY:やっぱり今まで応援してくださっているファンの皆さんを大事にしたいという気持ちがすごくあって。待たせてしまった1年半、きっとファンの方たちは時が止まったような時間を過ごされたと思うんです。だからこそ、リスタート一発目のEP『SNOVE』は、凍っていた皆さんの心を溶かす、また新たに一歩を踏み出すキッカケのEPになるようにしたかった。そんな想いがすごく込められた作品になったと思うし、ENJINの思いも曲に込められたなと思っています。
──前回のインタビューでは、“世界”というキーワードが出てきたけど、世界を相手に戦うという意志に変わりはない?
TOY:はい、そこは変わらず目指していきたいと思っています。
──新体制としてリスタートするにあたって、メンバー間でのディスカッションが増えたのでは?
TOY:それがそうなんですよ! 話し合いがめちゃくちゃ増えた。どうすればファンの方が喜んでくれるのか、ファンの方に会える少ない機会で確実にファンの方たちを喜ばせることができるのか、新規のファンの方をどう味方につけるのか、そういう話はかなりしましたね。
そういう意味では、外から見たら1年半止まっていたと思われるかもしれないけど、僕たちはずっとENJINのことを考えてて、団結力もよる強固なものになった。例えるなら、この1年半は次のステップへジャンプするために必要だった期間というか、この期間があったからこそ、跳ね上がる準備ができた。成長した期間だったなと思います。
──なるほど。グループが歩みを止めていた期間、みんなは“ENJIN”という冠を背負って個人の活動を頑張っていた印象があります。やはりその背景にも個人の活躍をENJINに還元したいという気持ちがあったのかな?
KYO:それぞれ舞台やドラマに出演したり、各々が個人でも成長した期間だったと思いますね。でも、どこに出演しても僕はENJINのKYOだし、ENJINのRYONOだし、ENJINのSOLなんですよね。だからちゃんとグループを背負って頑張ってきているなという自負はあります。僕は最近、DJイベントなど、自分らしさを前に出せる個人活動が増えてきていて、そこにはすごく感謝があるし、実際にイベントに僕以外のファンもたくさん来るんですよね。
それは逆も然りで、RYONOの舞台を僕のファンが観に行ったりとか、そういういい循環がいまENJINにはある。ENJINの自分であるということに意味があるんだなと、つくづく思います。
──RYONOくんはどう?

RYONO:僕は僕ができることやらせてもらっている感じがあって。舞台に出た時は、「アイドルのRYONOくんを観てみたい」と思わせるように頑張っているし、舞台好きの方が、僕きっかけでアイドルも好きになったら嬉しいじゃないですか。だから僕は、架け橋的なポジションというか、ENJINに還元したいという気持ちは常に持っていますね。
──ENJINがみんなの軸になっているんですね。7月には、5周年アニバーサリーライブも開催されました。紆余曲折ありながらもみんなは5年走り抜けたけど、この時間を振り返るとどんな時間になっていますか?
A.rik:この5年で出会いや別れを経験して、やっぱり曲ごとに付随する思い出は異なっているんですよね。今回のEP『SNOVE』は冬をテーマにしたEPになっているんですけど、収録される4曲を歌ってみて、ENJINのメンバーや身近にいる人をもっと大切にしたいと思ったんですよね。人としての温かさを考えるきっかけにこのタイミングでなったことは嬉しかったです。
──温かさか。それってすごく重要なことですね。今作で再確認できたんですね。

A.rik:はい。たくさんの人に聴いてほしいEPに仕上がったと思うし、そんなEPを聴いてくれる皆さんとこの冬を一緒に過ごしたいなと思います。
──素敵だと思う。SOLくんはどう?
SOL:本当にいろんことがあった5年間でした。ポジティブなこともネガティブなこともたくさんあったけど、もう僕らは5年目、何かしら結果を残したいと思っているし、オリコンで1位を獲得したいと思っています。このEPに全部詰め込められた気がしますね。
──HYUGAくんはどうですか?

HYUGA:メンバーと一緒に過ごしてきて、やっぱり1〜2年目はなかったまとまりが5年目にして生まれてきていて。それは単純に一緒に過ごす時間が増えたことも理由の1つだと思うけど、ようやくお互いのことを知れたというか(笑)。すごく親密な関係性になってきたなと思います。正直、2〜3年目はちょっと上手くいかないなと思ったこともあったけど、5年目を迎えたいまは「全員仲良しやな!」と自分達でも言えるくらい仲がいい! この雰囲気はきっとファンの方に言わずとも伝わってきていると思います。今作からもそのまとまり感を感じてもらえるんじゃないかな?
──なんで、その団結感が生まれたんだろう?
TOY:やっぱり先ほども言ったように話し合いがすごく増えたんですよ。「このままじゃ良くないよね」というところからみんなで話そうということになった。「ENJIN、このままだと良くないだろう」とKYOが言ってくれたことがあって、それが改めてENJINのことを考えるきっかけをくれた。やっぱりアーティストってたくさん思考して、活動をしていると思うんですよ。
売れている方なら尚更、いろんなことを考えて活動してる。だったら僕たちは、その何倍も何倍も本気で考えないといけない。そこからメンバー全員で本気でENJINについて考える時間が増えたし、お互いで信頼できるようにもなった。その結果、HYUGAが言うような団結感が生まれたんじゃないかなと思います。みんな本気なんだと再確認できたから。
冬をテーマにしたコンセプチュアルな作品『SNOVE』
──グループとしての絆がより強固になったENJINがEP『SNOVE』をリリースします。今作は冬をテーマにしたコンセプチュアルな作品。すでにみんな言葉でEPについての思いも出てきているけど、改めてこのEPの仕上がりはどうですか?
TOY:皆さんがどんな反応をくれるのか、ワクワクですね〜。そもそもこういう曲調って初めてやん?
──そうだよね。すごく抽象的な言葉だけど、平成っぽかった。
KYO:よく気付いてくれましたね!
TOY:ほんまに! だから反応が楽しみなんですよ!
HYUGA:季節をテーマにしたEPも初めての経験で、今作は4曲全て冬をテーマにしたんですけど、そういうこともやってみたいと思っていたんですよね。しかも4曲それぞれで色が異なる。だからこそ、皆さんの冬を彩る1枚になったと思っています。
──1年前とは全く異なる表情を見せてくれたので、ある種、挑戦的なEPにもなったと個人的には感じたけど、RYONOくんどうですか?
RYONO:僕は挑戦という感じはなかったですね。実は2〜3年前からこういった平成っぽい曲をやりたかったんですよ! 特に平成が好きだったし、いまって平成という時代がリバイバルしてきているじゃないですか。だからこそ、『SNOVE』をいまの時代を生きる全ての人に届けたいんですよね。だから僕には挑戦という意識はなくて、このタイミングで『SNOVE』をリリースすることは至極当たり前のことだった感じ。
──KYOはどうですか?

KYO:今作では、3曲振り付けをさせていただいているんですけど、だから僕が『SNOVE』をメンバーの中でいちばん聴いていると思うんですけど……、まあ、この6人で初めて出すEPだし、1年半ぶりのリリースにもなるので、相当気合いは入っておりますと言いたいですね。
──確かに、髪型見たら気合いは理解できる。
KYO:ね、分かりますよね! なかなかいないですよね(笑)。だからビジュアル面でもみんなカッコいいし……、ファンの方たちは『SNOVE』でどんな楽曲をENJINNは歌うんだろうとか、想像とかしてるんですかね?

SOL:聞いてもしゃあないやろ!
──え? こっちに聞いてる?(笑)
KYO:想像してくれているのかなとふと思ったんで、そのまま言葉に出ちゃいましたけど(笑)。なんか、言いたいことがたくさんあって頭の中で整理がついてないんですよ。どこから話せばいいか分からない状態なんですけど、僕自身振りでこだわった部分がたくさんあって、それこそ、今までにないENJINを魅せたいとも思ったし、いかに皆さんの頭に残って、いかに皆さんが踊りたくなるかを意識して振りは作らせていただいたんですけど……、うーん、はい……。
HYUGA:言葉に詰まってるやん!
──新しいENJINを魅せたかったのか、培ったものをブラッシュアップさせたものを提示したかったのか、この2択だったらどっち?
KYO:それでいうと、後者ですね。僕は別にメンバーがいなくなることをネガティブに考えていなくて、なんならこうあるべきだったと思っているんですよ。
──運命ってことだね?
KYO:そうです。この6人が今こうして『SNOVE』というEPをリリースできて、ENJINとして活動できているのも、全て運命で、これがENJINだなと思うんです。ようやく出発できるなという感じだから、別にネガティブな感情はないんですよ。実際、今の6人はやる気に満ち溢れているし、こっからでしょ!って感じなんですよね。
HYUGA:間違いないね。
──その思いの背景って、6人になったからといって、別に新しいENJINを提示する必要もないし、この6人で培ったものの強度を上げていけば、新しいENJINと変わらないENJINの両方を魅せることができるという感じなのかな。
KYO:そうっすね! そうだと思う。
ENJINとして高く飛び、最高の景色へ
──そう思える、ENJINは強いね。では、ここからは恒例の質問にいきましょうか。今作『SNOVE』の収録曲の中から、お気に入りのフレーズを教えてください。
RYONO:待ってました!!
──(笑)。1人ずつ聞いていこうと思うので、1人ずつ当てていきますよ。
KYO:うわ〜、先に言いてえ!
HYUGA:どんどん取られちゃうからな〜。
──じゃあ、KYOくんからいこうか。

KYO:いいすか! 〈冬を一緒に過ごさないかい?〉。「Day by day by day」のフレーズですね。これは聴いたら分かるんですけど、僕はこれを聴きすぎて、このフレーズがずっとリフレインしているんですよ! だから、皆さんにも中毒性のあるリズムと歌詞を楽しんでいただきたい。『SNOVE』の中でも重要なキーワードになるフレーズだと思います。
SOL:僕は「薬指」の〈寒いのは君がいないからか それとも季節のせいなのか〉。冒頭のフレーズですね。この楽曲の主人公は、自分の気持ちにとっくに気付いているんですよね。でも、自分の気持ちを押し殺すために冬のせいにしてる。すごく強がりな主人公像というか、恋は人を強がりにさせてしまう、こういう恋愛もあるのか、と思いますね。
A.rik:僕も「薬指」から〈寒いのは君がいない今さ〉というフレーズ。

SOL:認めちゃったところね〜。
A.rik:認めちゃいましたね〜。恋って強がってしまうじゃないですか。その強がりが原因で喧嘩別れしちゃうこともあるだろうし、別れてから「別れてよかったんだ」とまた強がってしまうことだってある。でもこの歌詞は、寂しさも後悔も自認して、逆に人の温もりや優しさを思い出させてくれる歌詞にも思えるんですよね。だから、この主人公には「素直になれてよかったねえ〜」と言いたい(笑)。
SOL:認められる強さってあるもんな〜。
──HYUGAくんはどうですか?

HYUGA:僕は、「Day by day by day」から〈カレンダーの予定全部 君色に染めてしまおう〉。これってもうめっちゃ夢中じゃないですか! これって人を好きになったことがある全ての人が思う感情というか。会える時があれば会いたいという気持ちを表しているなと思って。この曲の主人公って強気な感じがするけど、実は自分の方が相手のこと大好きになってしまっているというか、そこに愛らしさがあるなと思いますね。
RYONO:僕は、やっぱり「薬指」。めっちゃ良くないですか! 情景がすごく思い浮かぶんですけど、〈送信履歴 何度も見返す 未読のままの夜 凍えてしまう〉、あとは、〈もし会えたら 何から話そう 「元気だった?」 それとも無言で ただ君を 抱きしめられたなら〉。この2つは特に自分に刺さっちゃって! 昔の恋を無茶苦茶鮮明に思い出しちゃうというか、冬という季節が持つ、なんとも言えないもの寂しさを感じられる、大好きなフレーズです。
TOY:僕は、「One Snow, One Love」の〈違う光でも 同じ想いで溶けあうよ〉というフレーズがすごく気に入っていて。本当にみんな違う人生だし、目指しているものも違う、でも、思いは一緒なんだよって伝えてる歌詞だと思うんです。だからこそMU3Eの皆さんにすごく伝えたいこと! この曲を通してそういった思いを伝えたいなと思っています。
HYUGA:めっちゃいいな! TOYの話を聞いて改めていいなと思った!
TOY:いいよな〜!
──なんか「ハナ雪」だけ選ばれなくて可哀想だけど、誰か!!

A.rik:この歌詞全体が『オズと魔法使い』の世界観が散りばめられていて、『オズと魔法使い』の登場キャラクターって弱気なライオンや心のないブリキとかだと思うんですけど、この歌詞では願いが叶い、旅を続けていくんですよね。自分たちに足りなかったものって必ず見つけられるだなとこの歌詞を読んで思えたし、そんな思いを皆さんに届けたいと思います!
──改めて、今作はENJINのリスタートを彩る、素晴らしいEPだと思いますよ。
TOY:嬉しいです!
──最後にTOYくん、今後のENJINについて教えてください。
TOY:大きな目標、ドームでライブをすること、掲げている海外での挑戦、そこは変わってないんですけど、自分たちがやっていることって観にきてくれた人たちに勇気を与えたり生きる糧を与えることだと思うんです。だから、僕らは音楽と歌とダンス、ライブをやらせてもらっているので、来年はいまのファンの方はもちろん、新しい幅広い層の人に知ってもらいたいと思っています。
フェスやイベントにたくさん出ていきたい。ENJINって出演したら絶対に良いといってもらえるグループなんですよ!それを体感した2025年だったので、2026年はそこを最大限に活かして、ENJINとして高く飛び跳ねる年にしたいと思います!

Text 笹谷淳介
Photo Kei Sakuhara
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【UtaTen インタビュー】
— 歌詞・音楽情報メディアUtaTen(うたてん) (@utaten) December 24, 2025
ENJINが1st EP『SNOVE』をRelease!
リスタートする6人が語る、想いに注目。
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