Aerosmith

アメリカが生んだロックンロールバンド、エアロスミス。オリジナルメンバーはスティーブン・タイラー(vo.)、ジョー・ベリー(g.vo,)、トム・ハミルトン(b.)、ジョーイ・クレーマー(ds.)、ブラッド・ウィットフォード(g.)の5人。

1973年野獣生誕でデビューを飾る。デビュー当初は全米中で話題になる程ではなかったが、地元ボストンで「Dream On」のリクエストが殺到したことでシングルカットされ、全米59位まで上昇した。

1974年に入ると急激に人気が上昇。セカンドアルバムを1975年に、サードアルバムを1976年にリリース。「Dream On」を再ヒットさせたエアロスミスは4月に4作目のアルバム、ロックスを発表し、全米3位にランクされプラチナディスクを獲得した。その人気は日本にも飛び火し日本公演も実現している。

1980年に入ってジョー・ペリー、ブラッド・ウッドフィードが脱退し活動休止する。1981年にジミー・クレスポとリック・デュフェイという二人のギタリストを迎え新たな活動を開始したが、ジョー・ブラッドの穴は埋められず活動は休止してしまう。1987年アルバム「パーマネントバケーション」を発表し、「ラグドール」「エンジェル」の大ヒットを生んだ。エアロスミス初の全米ナンバー1アルバムとなったのは1989年リリース「バンプ」であり、「イート・ザ・リッチ」や「クライン」といったシングルヒット曲も収録されている。その後、映画「アルマゲドン」の主題歌「I Don't Want To Miss A Thing」が日本でも大ヒットし、幅広い世代に知られるバンドとなった。