日本のみならずアメリカや韓国など海外でも、ツアーやフェスで活躍している3ピースロックバンド10-FEET。
2022年には人気スポーツ作品「スラムダンク」の映画「THE FIRST SLUMDANK」で主題歌に起用された「第ゼロ感」が大ヒットしました。
この記事でわかること
10-FEETの有名な代表曲!おすすめ定番ソング7選
まずは、10-FEET入門にもぴったりな定番ソング7曲をご紹介します。
RIVER
「RIVER」は結成して5年目の2002年に、3枚目のシングルとしてリリースされました。
軽快なイントロからメロディックパンクのカラッとしたテンポでありながら、メッセージ性のあるサビが泣かせる10-FEETの代表曲とも言える1曲です。
ポップでキャッチーなメロディでありながら、「母は泣いた」「昔行ったあの場所に行った」と心を打つ歌詞が聴く人を惹きつけます。
VIBES BY VIBES
2005年に発売された3rdアルバム「4REST」に収録されている「VIBES BY VIBES」はライブ曲としても人気です。
「余裕綽々で胸に着々と根を張る VIBES VIBES VISES」というライムが効いたサビの歌詞とノリのいいメロディが気持ちよくなる1曲。
京都出身のTAKUMAさんらしい関西弁のあたたかい歌詞が聴く人を元気づけます。
goes on
2007年にリリースされた「goes on」。
リリースの年は、台風やギターボーカルのTAKUMAが喉の不調でツアーやフェスの延期・中止が相次ぎ、思うように活動できませんでした。
その逆境を乗り越えたメンバーたちの力強さが表れているような勢いのある1曲です。
ギターとベース、ドラムという本来のバンドらしい音とポップさが魅力となったこの曲は、結成から10年にわたって培ってきた実力と言えるでしょう。
「蜃気楼」
2012年リリースの7枚目アルバム「thread」に収録された「蜃気楼」は、マイナーコードの切なさを少し含んだ1曲です。
強がっている泣き笑いのようなほろ苦い歌詞と、ギターのキャッチーな旋律に心を動かされます。
「見失ったあの頃の夢も 今では明日を生きる意味で」という歌詞は、社会にもまれて大人になった世代にグッとくるフレーズでしょう。
その向こうへ
「その向こうへ」もアルバム「thread」に収録されているエモーショナルな1曲です。
魂の叫びかのように「その向こうへ」と繰り返すサビは10-FEETらしい人間味が感じられると同時に、力強い歌声が聴く人にも力を与えてくれます。
ヒトリセカイ
2017年にリリースされたシングル「ヒトリセカイ×ヒトリズム」に収録されている「ヒトリセカイ」。
テレビ東京ドラマ24「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」のオープニングテーマに起用されました。
「明日にはもうそこには もうそこには…」と言い切らないところに儚さが残る歌詞でありながら、TAKUMAのダイナミックな歌声に魅了される名曲です。
アオ
「アオ」はバイプレイヤーズの3作目「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」でオープニングテーマとして起用されています。
2作目のオープニングテーマにもなっている曲「Fin」と、1作目のオープニングテーマ「ヒトリセカイ」それぞれのエッセンスを感じられる、メロディックなサウンドとイントロのピアノがアクセントになった1曲です。
「信じたいから 疑いました」「守りたいから ウソをつきました」という歌詞も印象的でどことなく切なさを感じさせます。
10-FEETの人気曲!映画やCMで使われた歌4選
10-FEETはその実力から映画やCMなどにも楽曲が数多く起用されています。
ここでは、きっとどこかで耳にしているであろう10-FEETの人気曲についてご紹介します。
スラムダンク「第ゼロ感」
映画の公開からたった2ヶ月で興行収入100億円を突破した大ヒット映画「THE FIRST SLUMDANK」。
そのエンディングテーマである「第ゼロ感」は、ミュージックビデオもYouTubeで約5,000万回再生されている(2023年11月時点)人気曲です。
バスケットボールの試合での疾走感とリンクするような、勢いのあるメロディーラインと力強いサウンドが映画を引き立てています。
氷結21°ストレート「nil?」
2003年にリリースされた「nil?」はキリンビール「氷結21°ストレート」のCMソングとして起用されました。
英語の歌詞が多く、洋楽を聴いているようなロックらしいかっこいい1曲です。
クローズZEROII「1sec.」
「1sec.」は2009年にリリースされた11枚目のシングル。
不良学生の抗争を描いた大ヒット映画「クローズZERO II」の劇中歌として起用された、スピード感のある曲です。
2008年に行った初のアメリカ西海岸ツアーでの成功を連想させるような、「Pizza fight!」「Steak!」「And we got fattest」といった歌詞がかっこよくも聴いていて楽しい1曲になっています。
ポカリスエット「ハローフィクサー」
2019年にリリースされた18枚目となるシングルの「ハローフィクサー」。
同年5月に行われた「10-FEET野外ワンマンライブ2019 in 稲佐山」の映像は、ポカリスエットとコラボしたCM「10-FEET×ポカリスエット 夏の本気 応援ムービー」として特設サイトに期間限定で公開されました。
リラックス感のあるメロディックなイントロやおしゃれでエレクトロなサビ、そしてベース音が響くグルーブを感じるAメロ部分の対比がたまりません。
10-FEETの泣ける名曲4選
ロックやパンク、ヘビーメタルだけではなく、レゲエやボサノバまでさまざまなジャンルのテイストを取り入れている10-FEET。
独自のスタイルを確立している彼らだからこそ、胸が熱くなるような泣ける名曲も数多くありますよ。
最後に、10-FEETの泣ける曲を4つご紹介します。
ライオン
2006年にリリースされたシングル「ライオン」は、トランペットのサウンドやコーラスが入ったイントロで始まり、バンドらしい10-FEETの楽曲とは違った印象を与えます。
生まれ持ってのものではなく、苦しみや悲しみを経験したからこそ生まれる優しさをイメージさせる、リアルな人間のあたたかみを感じられる1曲です。
アンテナラスト
「アンテナラスト」は、2016年にリリースされた15枚目のシングルに収録。
2012年のアルバム以来、4年ぶりの新曲リリースとなったこの曲は、TAKUMAさんの亡き祖母との思い出がモチーフとなっています。
母親代わりだったという祖母を思い出し、泣きながら歌詞を書いたという制作秘話もあり、大切な人を思い浮かべながら聴くとその歌詞がよりいっそう胸を打つ1曲です。
レゲエチックな歌い出しからギターの音が気持ちよく展開する曲調も聴く人を惹きつけます。
Freedom
2004年10月にリリースされた6枚目のシングル「BUZZING」に収録されている「Freedom」は力強く励ましてくれるような勢いのある1曲です。
「一瞬で忘れろ 長い目で見りゃカスみたいな問題!どうだい?問題外!」と嫌なことがあっても吹き飛ばしてくれるような歌詞に、救われたと感じる人も多いでしょう。
2%
「2%」は2004年にリリースされた2枚目のアルバム「REALIFE」に収録されています。
「弱い人間やから解るんじゃあ!」「優しいから悲しむんじゃあ!」と気持ちいい方言の歌詞が心にしみますね。
「いつかいつか土に還る 不安も忘れて大丈夫」という歌詞から自分を認める勇気をもらえるような1曲です。
スラムダンクのサントラにも10-FEETの楽曲が多数収録
10-FEETは、映画「THE FIRST SLAM DUNK」でエンディングテーマ「第ゼロ感」だけではなく、劇中歌も担当しています。
TAKUMAが作曲した劇中歌は13曲。
さまざまなジャンルのスタイルで曲を作っている10-FEETではありますが、劇中で使うインスト曲という、さらに幅広い10-FEETの音楽性が垣間見えます。
10-FEETの曲は心を揺らすロックサウンド!今後の活躍に注目
今回はスラムダンクで10-FEETを知ったという人にもおすすめできるような、代表曲や映画やCMで使われていた有名な曲をご紹介しました。
初期からさらに音楽性が広がった自己流のロックサウンドと、心を揺らす歌詞が魅力の10-FEET。
ご紹介した曲だけでも魅力が伝わるかもしれませんが、ここで紹介した曲以外にも名曲は多数!
これからも10-FEETの活躍に注目してみてくださいね。
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この記事のまとめ!
- ライブやフェスで人気の10-FEETが映画「THE FIRST SLUMDANK」の主題歌「第ゼロ感」でさらに注目を集めた
- パンクロックやヘビーメタルからレゲエ、ボサノバまで幅広いジャンルの音楽を10-FEET流にアレンジしている
- CMや映画でも起用されるキャッチーなロックサウンドが魅力
- 苦しさや悲しさを乗り越えた優しい歌詞が聴く人を元気づけ、勇気を与えている