エネルギッシュでリスナーの心にまっすぐ響く力強い楽曲が、老若男女から大人気の3ピースロックバンド「WANIMA」。
熊本県出身の彼らは、2010年の結成以来多くのCMソングや主題歌を担当しているので、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
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WANIMAの人気曲【CM】
WANIMAの魅力は、聴く人の背中を押してくれるようなストレートな歌詞と、一度聴いたら忘れられない楽しくてテンポの良いサウンドです。
彼らの音楽は若者だけでなく老若男女から絶大な支持を集めており、2017年にはNHK紅白歌合戦にも出場を果たしました。
そんな彼らの躍進のきっかけとなったのは、実はCMに曲が起用されたことなのです。
まずは、WANIMAのCMソングを紹介します。
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やってみよう / au三太郎「やってみよう」篇CMソング
この曲は、自身初の配信限定シングル。
auの大人気CM「三太郎」シリーズの2017年版CMソングとして話題になった彼らの代表曲のひとつです。
この曲でWANIMAを知った方も多いのではないでしょうか？
イギリス民謡「ピクニック」を、WANIMA風に大胆にアレンジした軽快でキャッチーなメロディ。
「いつからでも遅くない、まずはとにかくやってみよう、全力で楽しもう」というメッセージが込められた歌詞は、いつでもリスナーに勇気を与えてくれます。
ともに / ニベア花王(8×4ボディフレッシュ)CMソング
2ndシングル『JUICE UP!!』に収録されている「ともに」は、WANIMAを世に知らしめるきっかけにもなった1曲です。
印象的なのは、日々のつらさや悩みまで丁寧に描写されている歌詞。
綺麗事だけではなく、そういったマイナス要素にもしっかり向き合おうという彼らの姿勢が感じられます。
弱気な自分を振り切るような激しさで曲は進み、最後には「それでも進もう」と高らかに歌い上げるこの曲は、リスナーを丸ごと抱きしめてくれるような懐の深さを持っています。
シグナル / ロッテ「爽」CMソング
ロッテ「爽」のCMソングであるこの曲は、2018年リリースでオリコン週間ランキングで1位を獲得した2ndアルバム『Everybody!!』に収録されています。
この曲は、NHKが主催する＜WANIMA18祭（フェス）＞にあたって約6000人に及ぶ18歳の若者たちの夢や将来への想いに触れたことがきっかけで生まれました。
作詞を担当した KENTAが、自分たちの18歳の頃を思い出して歌詞を書いたという逸話もあります。
叫ぶような歌声と、彼らの真骨頂であるメロコアサウンドが伝えるWANIMAからの”シグナル”をぜひ味わってみてください。
夏のどこかへ / 三ツ矢サイダー2019 CMソング
2019年発売のWANIMA5作目のシングル『Summer Trap!!』に収録されているこの曲は、先ほど紹介した「やってみよう」に並んで、馴染みのある人も多いのではないでしょうか。
疾走感があって軽やかな曲調は三ツ矢サイダーのしゅわしゅわと爽やかな感じにもぴったりです。
また、「自分らしく進もう」と語りかける歌詞は雲間から太陽の光が差し込むような希望を運んでくれます。
メンバーが夏祭りのやぐらでエネルギッシュにライブ演奏するMVにも要注目です。
これだけは / 「マックシェイク × カルピス(R) 青春コラボ」篇 CMソング
「これだけは」は、2017年リリースの3rdシングル『Gatta Go!!』に収録されています。
聴く者の背中を押したり、悩みを笑い飛ばしてくれる勢いが魅力のWANIMAですが、この曲は迷ったり悩んだりする私たちにとことん寄り添ってくれます。
それは緩急のある曲調と繰り返される「これだけは」という切実な歌詞によるもので、WANIMAというバンドの音楽の幅の広さを感じさせてくれる1曲です。
CHARM / 森永製菓「ウイダーinゼリー」CMソング
全国ライブツアー”JUICE UP!! TOUR”の最終公演であるさいたまスーパーアリーナでのライブで初披露された「CHARM」は、「これだけは」と同じくシングル『Gotta Go!!』に収録されています。
軽快さの中にもどこか切なさを感じさせるこの曲のタイトル”CHARM”は、日本語で「お守り」という意味。
「この曲をお守りにどこまでも歩いて行ってほしい」という願いが込められているのでしょう。
疲れた体に染み渡るウイダーinゼリーのように、疲れた心に効く楽曲です。
WANIMAの人気曲【主題歌】
ここまではCMソングに起用されたWANIMAの楽曲を紹介してきました。
最大60秒という短い時間の中で、商品の魅力だけでなく強いメッセージを伝える彼らの楽曲のパワーを感じていただけたでしょうか？
CMソングやライブ活動を通して徐々に活躍の場を広げたWANIMAは、2017年頃から映画やドラマの主題歌を多く担当。
ここからは、映画やドラマの主題歌になったおすすめ曲を紹介します。
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GONG / 劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」主題歌
「GONG」は、先ほど紹介した「夏の何処かへ」と同じくシングル『Summer Trap!!』に収録されています。
広大な世界を感じさせる底抜けに明るいサウンドに乗せて仲間の大切さや未来への決意を歌ったこの曲はまさにWANIMA節炸裂の元気ソング。
原作を読み返し、映画の脚本も読み込んで制作されたそうで、歌詞にも「広い海」「冒険」など、ONE PIECEの世界観を彷彿とさせるワードが散りばめられています。
曲の後半の「見に行こう」「hey!」の掛け合いも楽しいので、カラオケでも盛り上がること間違いなしです。
アゲイン / ドラマ「メゾン・ド・ポリス」主題歌
次に紹介する「アゲイン」は高畑充希主演のドラマ「メゾン・ド・ポリス」の主題歌で、4thシングル『Good Job!!』に収録されています。
メンバーは「なんども書き直してようやくたどり着いた一曲」とコメントしており、WANIMAお得意のアップテンポで疾走感のある曲調や、男性ボーカルながらハイトーンな歌声はモヤモヤや悩みを晴らしてくれます。
悔やんでも悔やみきれない失敗やどんどん進んでゆく時の流れを正面から受け止めながらも、「まだこれからだ」ともう一度立ち上がる勇気を与えてくれる応援歌です。
Drive / 映画「OVER DRIVE」主題歌
この曲はWANIMAが初めて映画のタイアップを務めた作品で、2018年にデジタルリリースの3rdシングル『Drive』に収録されています。
タイアップ先は東出昌大と新田真剣祐がW主演した映画「OVER DRIVE」。
モータースポーツに賭ける熱い想いを描いた映画にぴったりの楽曲で、「誰もが口を揃え／無理だと言い聴かす／振り向かず駆け出せ／思い描いて／掴む幸せ」という歌詞には胸が熱くなります。
メンバー3人で旅するロードムービー風のMVにも要注目です。
ヒューマン / ドラマ「刑事ゆがみ」主題歌
浅野忠信が主演を務め、神木隆之介が脇を固めたドラマ「刑事ゆがみ」の主題歌に起用された「ヒューマン」はWANIMA2作目となるデジタル配信シングルです。
ドラマのタイアップに合わせてか「ゆがみ」という歌詞が登場する粋なポイントも。
人間誰しもぶつかる葛藤を丹念に描いたこの曲は彼らの持ち味であるパンクさが存分に発揮されていて勢い満点、気合を入れたいときにぴったりの1曲です。
東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手が、第2打席への登場曲としてこの曲を使っていることも有名ですね。
WANIMAのおすすめ応援ソング
WANIMAは、熱いバンドサウンドと飾らない直球な歌詞で、リスナーの背中を押してくれるアーティストです。
そのことはここまでも存分に紹介してきましたが、ここからはその中でも特にぜひ聴いてもらいたいおすすめの応援歌を紹介します。
「応援歌」とひとことで言っても、状況や支えになる言葉は人それぞれ。
ぜひあなたも自分だけの1曲を見つけてみてくださいね。
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1106
WANIMAならではの骨太なサウンドはそのまま、どこか感傷的な雰囲気を漂わせる「1106」は、彼らのインディーズデビューミニアルバム『Can Not Behaved!!』に収録されています。
タイトルの由来はVo.Baで作詞も担当するKENTAのお祖父さんの命日で、MVはKENTAとGt.KO-SHINの地元・天草の海で撮影されました。
漁師だったというお祖父さんに向けられた「そっちに海はありますか？」という手紙のような歌詞には大きな意味と並々ならぬ想いが込められています。
新たな世界に旅立つ人たちに向けた、叙情的な1曲です。
春を待って
次に紹介するのは2020年3月に配信限定でリリースされたシングル「春を待って」です。
2020年1月に始まった全国アリーナツアーで初披露され、当初は音源リリースの予定はなかったものの、新型コロナウイルスの感染拡大によってツアーの続行が難しくなったことから、急遽レコーディングが行われました。
「終点まで／駅のホーム／風のない道を歩く／花びら舞う蕾膨らませ」など、丹念に情景が描かれていて、長い冬を震えながらも耐え忍び、春を心待ちにする心情が伝わってきます。
終わりの見えない閉塞感の中でもくじけずに前を向くための応援歌です。
りんどう
「りんどう」は、2019年リリースの3rdフルアルバム『COMINATCHA!!』に収録されており、ファンからは長い間音源化が待ち望まれていた作品です。
りんどうはメンバーの出身地である熊本県の県花で、群生せず一輪ずつ咲く孤高の花。
この曲には2016年の熊本地震など、厳しい状況に直面する故郷への切実な想いが詰まっているのでしょう。
疾走感のある力強い楽曲の印象が強い彼らですが、この曲はしっとりとしたバラード調で、ストリングスやピアノが用いられているアレンジが特徴的です。
「弱いままで強くなれ」という懐の深い歌詞には救われる人も多いのではないでしょうか。
THANX
2015年にリリースされた1stフルアルバム『Are You Coming?』に収録されている「THANX」は、WANIMAの前身バンド時代から大切にされてきたナンバーです。
アップテンポでふつふつと力が湧いてくるような曲調に反して大切な人との別れを歌った曲ですが、さすがはWANIMA。
「さよならが教えてくれた／離れるのは距離だけと」など、彼らならではの前向きな受け止め方で悲しみに寄り添ってくれます。
TRACE
この曲は、先ほど紹介した「THANX」と同じくアルバム『Are You Coming?』に収録されているロック・ナンバーです。
メッセージ性が強いWANIMAの楽曲の中でも特に定評のあるこの曲のタイトル「TRACE」は登山用語で”轍（わだち）”
つまり自分が歩んできた足跡が作る道のことをさしています。
「あなたがくれた（あの言葉が） いつだって背中を押して／なんとかここまでたどり着けた／そばにいる気がした」
どれだけのものを失ったとしても、今まで歩んできたその道のりや出会った人、自分の努力の価値は変わらない。
自分の過去も現在も未来も、全てひっくるめて受け入れようと思わせてくれる曲です。
リベンジ
こちらも『Are You Coming?』に収録されている作品です。
「3人が好きと思える曲を集めた」というコンセプト通り、様々な曲調を楽しめるのが魅力のこのアルバムの中でも、ベースの重低音が効いていたり歌の音程が低めだったりと、どこか色気を感じさせる1曲。
作詞のKENTAは「様々なフェス出演を経てDr.FUJIの掛け声まで覚えて楽しんでくれるファンがいることに感動し、ライブでのお客さんとのやりとりをイメージした」と語っています。
コール&レスポンスが盛り上がるような楽曲になっています。
WANIMAファンおすすめの盛り上がる曲
老若男女から愛され、今や押しも押されぬ大人気アーティストとなったWANIMA。
多くのタイアップも担当していて、ファンでなくとも、誰もが彼らの曲を耳にしたことがあるからこそ、例えばドライブのBGMやカラオケでもあなたの生活を彩ってくれるはずです。
ここからは、WANIMAの楽曲の中でもファンがおすすめする盛り上がり度抜群の曲を紹介します。
いいから
先ほどまで紹介してきた3曲と同じくWANIMAの1stフルアルバム『Are You Coming?』に収録されているこの曲は、一聴すると”エロ”全開のナンバー。
応援歌のイメージが強い彼らですが、それと同じくらい「エロ」を公言しているバンドでもあります。
「いいから」の歌詞は男性と女性が酔いに任せて一晩をともに過ごすという刺激的なものですが、裏テーマとして「迷いを捨てて、1回のチャンスをものにしよう」というメッセージも込められているそうです。
コーラスとの掛け合いも楽しいこの曲で、ぜひはっちゃけてみてください。
オドルヨル
バスドラムの奏でるリズムとワウの効いたギターリフが妖しい雰囲気を醸し出し、「何か」が起こる予感たっぷりに始まるこの曲はアルバム『JUICE UP!!』に収録されています。
こちらも先ほど紹介した「いいから」と同じく”エロさ”が押し出された刺激的な1曲。
サンバ調のリズムは彼らの地元・熊本の「ぼした祭り」の音頭から影響を受けています。
サビの「踊る夜／燃える様な／消えない悲しい過去は／ブチまけろダンスフロア／誰かが笑っても」という歌詞に誘われて思わず踊りだしたくなるようなナンバーです。
Japanese Pride
「Japanese Pride」は1stフルアルバム『Are You Coming?』に収録されており、パンク、ヒップホップ、レゲエなど、様々な要素が取り入れられた明るい曲調が魅力です。
この曲のテーマはズバリ「日本人」。
普段は身近な喜びや苦悩を曲にしているWANIMAからすると少し珍しい気もしますが、「海外に憧れるだけでなく、自分たちの良さにもちゃんと気付こう」というメッセージはとても彼ららしいですね。
BIG UP
最後に紹介するのはインディーズデビューミニアルバム『Can Not Behaved!!』に収録されている「BIG UP」。
圧倒的な熱量とユーモア溢れる歌詞で、ファンの間でもダンスナンバーとして高い支持を集める1曲です。
タイトルの「BIG UP」とはスラングで「最高！」と相手を誉めたたえる意味を持ちます。
繰り返される「BIG UP」の歌詞に煽られて気分は最高潮、リズムに合わせて体を動かしたくなる情熱的な1曲です。
WANIMAの曲は胸に刺さるストレートな歌詞が多い！落ち込んだ時は彼らの曲で元気をもらおう
思わず拳を突き上げたくなるような力強いサウンドと飾らないストレートな歌詞で、近年はライブ活動だけではなくCMや映画のタイアップと活躍の場を広げ、今やお茶の間の人気者となったWANIMA。
彼らの楽曲にはただポジティブに綺麗事を並べるのではなく、厳しい現実や弱い自分に向き合うためのパワーがあります。
ぜひ、あなただけのWANIMAの応援歌を見つけてみてくださいね。
この記事のまとめ！
- WANIMAの魅力は疾走感のある力強いサウンドとストレートな歌詞
- CMや映画のタイアップを経てお茶の間にも大人気
- 落ち込んだ時や気合を入れたい時は彼らの曲にパワーをもらおう
