2000年にメジャーデビューした4人組のロックバンド「BUMP OF CHIKEN」は、デビューから20年以上経った今でも、多くの人に支持されています。
名前は知っていたけど、バンプの曲をしっかり聴いたことがないという人も意外と多いのではないでしょうか。
この記事でわかること
BUMP OF CHICKENの人気曲ランキングTOP10
バンプのことをよく知らないという人は人気曲・代表曲からチェックするのがおすすめです。
バンプ人気ソングは様々なところでタイアップされているため、一度は耳にしたことがあるものも多いかもしれませんよ。
それでは早速、BUMP OF CHICKENの人気曲ランキングTOP10をみていきましょう。
【10位】花の名
BUMP OF CHICKENの感動ソングと言えば「花の名」です。
2007年にリリースしたバンプ13作目のシングル作品で、映画「ALWAYS続・三丁目の夕日」に主題歌として起用されています。
「一緒に見た空を忘れても 一緒にいたことは忘れない」など、印象的な言葉が詰まったバンプらしい1曲です。
聴いていると大切なものは何かを考えさせてくれたり、大切な人に会いたいと思わせてくれるナンバーですよ。
【9位】ガラスのブルース
インディーズ時代に発表したアルバム「FLAME VEIN 」に収録されている「ガラスのブルース」。
インディーズ作品ながら、ファンの間ではいまだに人気がある隠れた名曲でもあります。
王道ロックサウンドにのせたキャッチーなメロディは、バンドを組んでいたらカバーしてみたいなと思わせてくれるような作品でもあります。
ボーカル藤原が描いたイラストで構成されたMVも必見ですよ。
【8位】ロストマン
「ロストマン」は2003年にリリースされた、BUMP OF CHICKEN6枚目のシングル作品です。
出だしから幻想的かつエモーショナルな雰囲気を感じられるナンバーで、ボーカル藤原の声がよく響きます。
「選んできた道のりの正しさを祈った」など、グッとくる歌詞が多いのも特徴で、頑張ってがむしゃらに走っているときに心を打たれる感動ソングです。
【7位】HAPPY
2010年にリリースされたBUMP OF CHICKEN16枚目のシングル作品が「HAPPY」です。
曲中では「Happy birthday」と繰り返し歌われているように、バンプが贈るバースデーソングになっています。
軽快なリズムにのせた楽しい雰囲気ですが、しっかりと歌詞が聴き取れるように構成されているのも魅力。
「笑う事よりも大切な 誰かの手を強く握って」など心にグッとくる言葉で語られているので、大切な人の誕生日をお祝いするときにぜひ聴いてもらいたいナンバーですよ。
【6位】K
アルバム「THE LIVING DEAD」に収録されている「K」は、1匹の黒猫をテーマにした作品です。
孤独な絵描きと黒猫が友達になり、猫が絵描きの願いを叶えるために頑張るという感動的な物語が描かれており、そのストーリー性の高さからファンの間でも人気があります。
物語は感動的ながら、楽曲はテンポフルで軽快に進んでいくところもこの曲の魅力です。
物語をしっかり堪能したい人は、ぜひミュージックビデオと一緒に聴いてくださいね。
【5位】車輪の唄
2004年にリリースされた「車輪の唄」はBUMP OF CHICKEN9枚目のシングル作品で、前作から5ヶ月ぶりのリリースとなりました。
リリースから15年以上経った今でも、バンプと言えばこの曲というファンも多い人気曲です。
出だしの「錆び付いた車輪 悲鳴を上げ 精一杯電車と並ぶけれど ゆっくり離されてく」という歌詞は、頑張っているのに空回りしてしまったとき、グッと心にくるものがありますよ。
【4位】Hello,world!
テレビアニメ「血界戦線」のオープニングテーマソングとして書き下ろされたナンバーが「Hello,world!」です。
アニソンらしく、出だしから疾走感があり聴いていると爽快な気分になれます。
2015年にリリースされたシングル作品で、期間限定版のCDにはスタジオライブ映像が収録されているだけでなく「血界戦線」のイラストを使用したブックレットがセットになっているものもあり、バンプのファンだけでなく、アニメファンも喜ばせてくれました。
【3位】アカシア
デジタルシングルとしてリリースされポケットモンスタースペシャルミュージックビデオ「GOTCHA!」のテーマソングに起用されたのが「アカシア」です。
この曲はポケモンの公式YouTubeチャンネルで9か国語の歌詞字幕が付き、世界中に公開され多くのポケモンファンの心を掴みました。
イントロからキラキラとしたグロッケンが印象的なナンバーで、アニメの雰囲気にもよくあっています。
ぜひ、ポケモンの映像と合わせてチェックしてみてくださいね。
【2位】ray
「ray」はボーカロイドで大人気の初音ミクをフューチャリングアーティストに迎えた作品で、配信限定シングルとして2014年にリリースされました。
初音ミクがロックバンドとコラボするのが初めてということで当時話題になり、この曲は2014年にリリースしたアルバムのタイトルにもなりました。
光に包まれた幻想的なステージで、藤原と初音ミクが一緒に歌うMVにも注目です。
【1位】天体観測
ドラマ「天体観測」の主題歌に起用された「天体観測」は、BUMP OF CHICKENの代表曲です。
2001年にリリースされて以来、長く愛されているロングヒットソングで2013年にはdocomoのCMソングにもなりました。
イントロのギターからグッと世界観を感じられる作品。
「見えないモノを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ」という歌詞に心を打たれた人も多いのではないでしょうか。
JOYSOUND平成カラオケランキングでは8位に入るほど、カラオケでも人気があるナンバーです。
BUMP OF CHICKENの心に響く歌詞の曲
BUMP OF CHICKENと言えば、独特の世界観がある歌詞も魅力のバンドです。
挫折や苦しみなどを歌った曲が多いのも特徴で、共感できる歌詞に心を打たれたことがある人も多いでしょう。
また、映画やドラマの書き下ろしソングも多く、作品の世界観をしっかり反映した歌詞も魅力。
ここからは、バンプの心に響く歌詞の曲を紹介します。
ラフ・メイカー
BUMP OF CHICKENの2ndシングル「ダイヤモンド」のカップリングに収録された「ラフ・メイカー」は、藤原基央がダイヤモンドとこの曲のどちらを表題曲にするか悩んだというほどの自信作です。
サビの「ラフ・メイカー」というメロディがとてもキャッチーなナンバー。
「それだけが生き甲斐なんだ 笑わせないと帰れない」という歌詞があるように、悲しいときにそっと寄り添ってくれるポジティブソングです。
友達の唄
映画「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」の主題歌として起用された「友達の唄」。
2011年にリリースされたこの曲は、映画のために藤原が書き下ろしており物語に登場するリルルの視点に立ってのび太のことを描いています。
「お別れしたって覚えていられれば 大丈夫なのかな」「ずっと友達でしょう」などと歌われており、友達になったことを忘れたくないという気持ちが伝わってくるナンバーです。
宇宙飛行士への手紙
BUMP OF CHICKEN18thシングル作品「宇宙飛行士への手紙」。
4つ打ちのリズムが心地よいナンバーで、宇宙飛行士の野口聡一さんがTwitterでコメントを残したことでも話題になりました。
この曲はAPPLE主催の「iTunes Rewind 2010」ロック部門・ベストソングも受賞で、唯一メンバーが出演していないMVも話題。
宇宙というスケールの大きさを音楽から感じられるような壮大なラブソングです。
モーターサイクル
2010年にリリースされた「モーターサイクル」は、勢いのあるナンバーです。
シングル作品としてはライブでは演奏されたことがない珍しい曲でもあります。
ボーカロイドを意識したような不思議なメロディラインが印象的で、BUMP OF CHICKENの中でも少し変わった曲と言えるでしょう。
「診察、保険、重力、地球」など様々なワードが飛び交っているのも特徴的で、どんな生き方でも大丈夫だよというメッセージのこもったナンバーです。
話がしたいよ
BUMP OF CHICKENにとって平成最後の曲になった「話がしたいよ」は、2018年にリリースされ、映画「億男」の主題歌として起用されました
ポップなサウンドでとても聴きやすいナンバーで、ストレートな歌詞が心に響きます。
「ああ 君がここにいたら」と歌われているように、今はもういなくなってしまった大切な人への想いが詰まったナンバーです。
BUMP OF CHICKENのおすすめマイナー曲
疾走感や躍動感があり、ロックサウンドが魅力のBUMP OF CHICKEN。
ライブツアーなどでも会場が一体となって盛り上がる曲が多いイメージはありますが、ファンの間ではマイナー調の曲も人気があります。
マイナー調の曲は、どれも歌詞や世界観を大切にしており、メッセージ性が強いものばかりです。
ここからは、BUMP OF CHICKENのおすすめマイナー曲を聴いていきましょう。
真っ赤な空を見ただろうか
情緒的なメロディが魅力の「真っ赤な空を見ただろうか」は、2006年にリリースした「涙のふるさと」のカップリングとして収録されいます。
とあるインタビューでは、スランプで曲が作れなくなった藤原が、夕焼けを見て感動して一気に書き上げたのだと語っています。
カップリングながら多くのファンの支持を集め人気曲になり、後にMVも制作されました。
ダンデライオン
2002年にリリースされたアルバム「jupiter」の最後に収録されている「ダンデライオン」。
マイナーなメロディながら、カントリー調で疾走感があり、爽快感があるナンバーです。
寂しがり屋のライオンが、タンポポを友達だと思い込み、生まれ変わったらタンポポになりたいと思うという感動的なストーリーになっています
最後は「一面に咲くタンポポの花 ライオンによく似た姿だった」と歌詞にあるようにライオンはたんぽぽに生まれ変わったのでしょうか。
ぜひ最後まで聴いて想像してみてくださいね。
飴玉の唄
「飴玉の唄」は2007年に発売されたアルバム「orbital period」に収録されているナンバーで、歌詞の解釈が難しいことでファンの間で度々話題になる曲でもあります。
「信じる」ということがテーマになっており、大切な人のことをしっかり信じていきたいという気持ちが伝わる楽曲です。
最後はエモーショナルに盛り上がり畳み掛けるような歌声は、聴きごたえがありますよ。
プレゼント
「お訪ねします」というちょっと変わったフレーズから始まるのが印象的な「プレゼント」は、カップリング集アルバム「present from you」の最後に収録されています。
全面に渡ってアコースティックな構成なので、藤原の声、歌詞がよく届く曲です。
「そうだ いくつかの物語をプレゼントしてあげる」などと歌われているように、とてもやさしい雰囲気のあるナンバー。
誰かが傷ついているとき、そっと聴かせてあげたくなるような曲ですよ。
流れ星の正体
ボーカル藤原の歌声から始まるドキッとするような構成が印象的な「流れ星の正体」。
2019年にリリースしたアルバム「aurora arc」の最後を飾るナンバーで、アコースティックな構成から始まり、少しずつ楽器が増えて最後は思いっきりドラマチックになる展開が素敵な楽曲です。
この曲はじゃらんの30周年特別フィルムの主題歌としても起用されています。
流れ星というロマンと旅先で感じるロマンが掛け合わせって、映像作品としても魅力的な1作です。
BUMP OF CHICKENの曲は歌詞が心に響く!ランキング外のマイナー曲も聴いてみよう
4人組のロックバンドBUMP OF CHICKENはデビューから20年以上経った今でも、多くのファンを魅了し続けています。
魅力は、共感できる歌詞と心を揺さぶられるようなボーカル藤原の歌声。
挫折や苦しみを多く歌っているバンプの曲は、辛いときも幸せなときもそっと心に寄り添ってくれますよ。
この記事で紹介できなかったものにも素敵なナンバーがたくさんあるので、色々な曲を聴いてお気に入りを見つけてくださいね。
この記事のまとめ!
- BUMP OF CHICKENは4人組のロックバンド
- 人気曲はドラマや映画のタイアップソングが多い
- 共感できる歌詞とそれに寄り添った世界観のあるサウンドが魅力
- マイナーな曲はメッセージ性が強く、感動ソングが多い