かっこいい&かわいい!日本のテクノミュージックの名盤を厳選まとめ

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テクノ 名盤

「テクノ」と言えばどんな音楽を思い浮かべますか?

電子音の入ったもの、未来的な音楽などさまざまな印象があるかと思います。

けれども、なんとなく知ってはいても「日本のテクノ音楽」については良くわからないという方も多いのではないでしょうか。

UtaTen編集部

そこで今回は、テクノジャンルを良く知らない人にもおすすめしたい、日本のテクノミュージックの名盤をご紹介します。

音楽ジャンル【テクノ】とは?

おすすめのテクノ曲をご紹介する前に、まずは音楽ジャンルとしての「テクノ」について見ていきましょう。

 

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「テクノ」はデトロイトで生まれた

テクノというと電子音を使っているだけに現代的なイメージがありますが、その起源は意外にもジャズやR&Bで有名な音楽の街「デトロイト」にありました。

ミシガン州デトロイトといえば、自動車産業で発展した街。

「モータータウン」を語源とする「モータウンレコード」の発祥地としても知られています。

けれども、街自体は貧困と差別が根強く、当時はラジオ番組の音楽も黒人と白人で差別化されるのが当たり前でした。

ところが、70年代にある革命が起きます。

当時のラジオDJチャールス・ジョンソンが、白人黒人関係なく「良い」と思った音楽ならすべてラジオで流すようにしたのです。

その中にはファンクや電子音楽も含まれており、その番組を聴いていた若者たちに多大な影響を与えました。

これが後のテクノ発祥のきっかけとなるのです。

 

  • ファンクにスペイシー的要素を加えた「デトロイト・テクノ」の代表、ホアン・アトキンス
  • ソウルテクノユニット「インナーシティ」の産みの親であるケビン・サンダーソン
  • ケビンと交流のあったデリック・メイ
彼らは皆デトロイト出身でテクノの創始者にあたる「テクノ第一世代」です。

そう、あのラジオ番組にインスピレーションを与えられた人たちなのです。

 

「テクノ」と「ハウス」のサウンドの違い

電子音の音楽というと「テクノ」や「ハウス」の名前を思い浮かべる方は多いでしょう。

しかし、両者の違いについてはご存知でしょうか?

広義の「テクノ」は「ハウス」「トランス」を含んだ電子音楽の総称です。

しかし、元をたどると「テクノ」は「ハウス」の派生音楽でもあります。

テクノの発祥は80年代のデトロイトで、シンセサイザーやサンプリングの音が特徴的に使われているものが多いです。

リズムは4/4、テンポはBPM120~150という傾向を持ちます。

歴史的には「テクノ」よりも古い音楽である「ハウスミュージック」は、80年代のシカゴ生まれ。

クラブサウンドとしての側面が強く、ダンスミュージック的な印象が強いです。

リズムは4/4、BPM120~130で、テクノと比べると、より人間の心拍数に近いテンポで作られています。

また、ターンテーブルが用いられるという特徴もあります。

 

かっこいい【男性アーティスト】テクノミュージックの名盤

 

テクノ 名盤 男性アーティスト かっこいい新品で手に入れられるものから、現在は中古品レコードでしか出回っていないようなものまで、日本国内にも多くの名盤と言えるテクノミュージックが存在します。

テクノ初心者にとっては何から聴けばよいのか悩んでしまいますよね。

そこで、テクノ入門用におすすめしたい、男性テクノアーティストの楽曲をご紹介していきます。

 

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邂逅|YMO

今は歌えない

素敵なLove Song

ひとりで 歩いてた

いままでの ぼくサヨナラ

80年代テクノを象徴する音楽グループ「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」。

一般的には『RYDEEN』が非常に有名ですが、この『邂逅』も負けず劣らずの名作です。

シンセサイザーの未来的な音色は今聴いても新鮮!

何度かリマスター版が作られている人気アルバム『浮気なぼくら』に収録されています。

 

ネイティブダンサー|サカナクション

淡い日に僕らは揺れた ただ揺れた そういう気になって

思い出のように振り落ちた ただ振り落ちた そう雪になって

サカナクションは札幌で2005年に結成された5人組バンド。

ヒット映画「バクマン。」の主題歌も手掛けるなど、現在もっとも注目を浴びているテクノ系バンドのひとつです。

『ネイティブダンサー』は彼らのサードアルバム「シンシロ」に収録。

配信限定シングルとしてもリリースされた人気の高い曲です。

 

Musical Chairs|METAFIVE

I don’t wanna play your musical chairs

You know I hate this game

You know I hate this game

It’s such a shame

YMOの高橋幸宏さんを中心に、日本を代表するテクノミュージックアーティストで結成された6人組バンドMETAFIVE

『Musical Chairs』は、参加者の豪華さもさることながら、サウンドのカッコよさに痺れること間違いなしの名曲です。

 

Girl|BOOM BOOM SATELLITES

My girl’s talkin’bout her hair, my girl

My girl’s talkin’bout revolution

1990年に川島道行さんと中野雅之さんが結成したロックユニット。

ボーカルだった川島さんの逝去によって、2017年に活動を終了しました。

そのダークでエモーショナルな世界観で多くの人を魅了。

近年は映画音楽やアニメ音楽も多く手掛けていました。

『Girl』は2006年に発売された5枚目のアルバム「ON」に収録されています。

ロックとテクノを融合させた独自のクールなサウンドは、一度聴けばきっと癖になるでしょう。

 

電気ビリビリ|電気グルーヴ

電気ビリビリデジタルDGどうだい見てくれすげえだろ

俺の自慢のスペシャル・サンプラーだぜ

特別限定リミテッド・エディション

黒いボディのデジタル・マシーンだ

1990年リリースのアルバム「662 BPM BY DG」収録曲。

日本国内で屈指の本格的なテクノサウンドが味わえます。

尖った歌詞や有名人を使った音声サンプリングが特徴的な、90年代サブカルチャーの空気を強く感じられる1曲です。

 

かわいい【女性アーティスト】テクノミュージックの名盤

テクノ 名盤 女性アーティスト かわいいテクノミュージックの世界で活躍しているのは、男性ミュージシャンだけではありません。

続いては、おすすめの女性アーティストによるテクノ作品をご紹介します。

 

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原宿いやほい|きゃりーぱみゅぱみゅ

原宿でいやほい 原宿でいやほい とりあえずいやほい

ほい ほい ほい ほい ほい ほい 1.2.いやほい

原宿文化を牽引するアーティストとして海外からの注目も高いきゃりーぱみゅぱみゅさん。

今や日本のテクノポップの代表的存在でもあります。

『原宿いやほい』は中田ヤスタカさんプロデュースによる両A面シングル。

ポップでかわいい彼女の世界観を味わうのに外せない作品です。

 

FLASH|Perfume

火花のようにFLASH光る

最高の Lightning game

鳴らした音も置き去りにして

2000年代のテクノ音楽を牽引するアーティストといえば、誰もが知る女性3人組ユニットPerfumeです。

『FLASH』は人気コミックを原作とした大ヒット映画「ちはやふる」の主題歌。

和風テイストとテクノが独自の形で融合した、日本ならではの名盤です。

 

ミイラキラー|TEMPURA KIDZ vs Charisma.com

どんどんぴしゃり 誤魔化せはしない

生意気ズキズキうずくJOY to ME

簡単に後には引けないしゃかりき

ミイラキラータリラタリ ミイラキラータリラタリ

きゃりーぱみゅぱみゅのバックダンサーだった5人組で結成されたダンス&ボーカルグループのTEMPURA KIDZと、日常の不満を盛り込んだ日本語RAPで知られる音楽ユニット(現在はソロ名義)のCharisma.comという個性派タッグによる『ミイラキラー』。

リズミカルなトラックにのせた刺激的なリリックがクセになる1曲です。

 

Heavenly Star|元気ロケッツ

Let’s get away, fly away

I found the path to paradise

Shining spiral of gold

Take my hand, find our way out

音楽プロデューサー玉井健二さんと音楽・映像プロデューサー水口哲也さんによる、架空の少女Lumiをプロデュースしているという形をとった音楽ユニット「元気ロケッツ」。

『Heavenly Star』はスペイシーで未来的なサウンドが特徴。

キラキラしたテクノが聴きたいという人におすすめの作品です。

 

Sugarless GiRL|capsule

甘い愛には 罠があるのよ wonder girl

グッドモーニング 今日も声かける

笑いかけて 誘い出して

キミの心は シュガーレスガール

capsuleは1997年に結成された中田ヤスタカさんと、こしじまとしこさんによる音楽ユニット。

『Sugarless GiRL』は、2007年には発売された「Sugarless GiRL」に収録されています。

エレクトロポップの王道といった感じのピコピコ音が心地よいので、退屈しがちな車での移動中などにもおすすめです。

 

テクノのピコピコ音にハマること間違いなし!

テクノは、特有の電子音が耳に残りやすく、一度聴くとハマりやすい音楽です。

ご紹介してきたアーティストをはじめとして、第一線で活躍するテクノミュージシャンは多く、アニメ音楽や映画音楽などでもその独自のピコピコ音を耳にすることは少なくありません。

映画DVDやブルーレイなどを観ていて、これもテクノだったんだ!という再発見もあるでしょう。

もし今回ご紹介した楽曲の中に気になる作品があれば、早速ダウンロードしちゃいましょう!

古い曲なら、中古サイトで出品商品をチェックするのもおすすめです。

 

この記事のまとめ!

  • テクノは、アメリカのデトロイト発祥
  • テクノといえば、電子音やサンプリングが使われたダンスミュージック
  • ハウスミュージックをもとにテクノは発展した
  • 80年代から現在まで、日本でも多くのテクノミュージックの名曲が生まれている

 

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