スキマスイッチは、大橋卓弥と常田真太郎によるユニットで、デビュー以来多くのファンから愛されています。
楽曲は様々な映画やドラマ、CMなどにも起用されているので、一度は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
この記事でわかること
スキマスイッチのデビュー曲は?
スキマスイッチは、1999年に大橋が常田に曲のアレンジを依頼したことがきっかけで結成されたユニット。
彼らのデビュー曲は、2003年に発表した「view」です。
デビュー前から、ライブパフォーマンスで話題を集めていたスキマスイッチのデビュー曲は、新人ながら全国30局ものFMパワープレイ・ヘビーローテーションを獲得しました。
当時、「view」がデビューシングルになることはスキマスイッチの2人にはすぐに伝えられず、後で「マネージャーにロケバスの中で尋ねた時に知らされた」と大橋はコメントしています。
スキマスイッチ人気楽曲ランキング
ピアノの美しい音色と高い歌唱力で、多くのヒットソングを生み出してきたスキマスイッチ。
様々なタイアップにも起用されているので、知名度が高く、カラオケなどで歌ってもみんなで盛り上がれるものが多いでしょう。
また、彼らのクオリティの高い音楽は、同じアーティスト達からも広く支持されているのも特徴です。
ここでは、スキマスイッチの人気楽曲ランキングを紹介します。
【10位】アカツキの詩
「アカツキの詩」は、2006年11月に発売したスキマスイッチ9枚目のシングルです。
優しく美しいメロディに、恋人と別れた切ない歌詞をのせた、泣ける楽曲になっています。
「守ろうとした手のひらで 握りつぶしてしまうよ」というフレーズに、恋に不器用な人の姿を重ねて、胸が締め付けられるようです。
しかし、最後は「夜が少し 動き出していた」と、希望を感じさせるような終わり方になっています。
感動的なアニメーションMVも必見ですよ。
【9位】星のうつわ
2014年にリリースされた「星のうつわ」は、劇場アニメ「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」の主題歌にも起用された楽曲です。
空や宇宙などの、壮大なスケールの言葉を使って描かれたラブソングで、NARUTOの世界観が表現されています。
スキマスイッチの力強くも優しい歌声と、ドラマティックなメロディが心を震わせるような1曲ですね。
【8位】スカーレット
「スカーレット」は、「土曜ワイド劇場」の主題歌にもなった楽曲です。
穏やかなメロディに、夢を叶えようと上京してきた人の姿を歌っています。
スカーレットは、大橋と常田の地元である愛知県を走る、名古屋鉄道の電車の色。
希望や優しさの中に「”可能性”っていうものはずっと無限だとは思わない」と、描いた未来を実現させる難しさも、誠実な言葉で表現されています。
上京して様々な経験をしてきたスキマスイッチだからこそ伝えられる、エールが込められた温かい作品です。
【7位】藍
「藍」は、2006年に発売されたスキマスイッチのアルバム「夕焼けブレンド」に収録されている1曲。
穏やかで温かいメロディーが、とても心地良い楽曲ですよ。
歌詞には、誰かを好きになった時のもどかしい気持ちが描かれています。
叶わないかもしれない恋に「もう嫌になるよ どうかいなくなれ」と思いながら、「来週はいつ会えるんだろう」と期待してしまう気持ちに、切なくなる作品です。
【6位】雫
「雫」は、2009年に発売されたシングル「虹のレシピ」のB面曲です。
こちらはアニメ「獣の奏者 エリン」の主題歌に起用され、ワルツのような3拍子の軽やかなリズムがアニメの世界観を引き立てました。
歌は「背中にあった翼は君と共に無くした」から始まりますが、最後は「背中にあった翼は今やもう必要ない」と希望が見える歌詞になっています。
いつものスキマスイッチとは、一味違った魅力が味わえる作品です。
【5位】ガラナ
2006年に発表された8thシングル「ガラナ」は、スキマスイッチが初めてオリコンランキングで1位を獲得した作品です。
「一歩前に踏み出せずに情けないぜ 何してんだ!」「この想いを止めるな!」など、力強く背中を押してくれる言葉が散りばめられています。
イントロがなく、いきなり歌が始まるところも胸が高鳴るポイント。
爽やかなメロディとパワフルな歌声で、ポジティブな気持ちになれる楽曲です。
【4位】ゴールデンタイムラバー
2009年にリリースされた「ゴールデンタイムラバー」は、アニメ「鋼の錬金術師」のオープニングテーマに起用されました。
最初に聴いたファンからは「本当にスキマスイッチの曲?」と思われるほど、今までにないパワフルで迫力があるサウンドになっています。
シンセサイザーなども使用され、スキマスイッチのクールでかっこいい一面が楽しめる1曲です。
【3位】ボクノート
2006年に発表された「ボクノート」は、映画「ドラえもんのび太の恐竜2006」の主題歌になりました。
「僕の音」をカタカナにすることで、ドラえもんのひみつ道具のようになっていますね。
美しいメロディに「キレイじゃなくなって 少しずつだっていいんだ」「迷い立ち止まった自分自身も信じていたいな」など、心に響く言葉がのせられています。
老若男女問わず、愛され続けるスキマスイッチの名曲です。
【2位】全力少年
2005年にリリースされた「全力少年」は、スキマスイッチがNHK紅白歌合戦に初出演した時の演奏曲です。
ブレークのきっかけにもなった楽曲で、様々なCMやアニメなどのタイアップにも起用されました。
「あの頃の僕らはきっと 全力で少年だった」というフレーズが、子どもの頃の気持ちを思い出させてくれますね。
軽やかなリズムで、聴いているだけで明るい気持ちにさせてくれる1曲です。
【1位】奏
スキマスイッチの大ヒット曲「奏」は、切ない別れが描かれた楽曲。
駅の改札で大切な人を見送る情景が浮かぶ歌詞と、ドラマチックな歌声が感動的な1曲です。
この歌には、悲しみだけでなく「君がどこに行ったって 僕の声で守るよ」のように、これから先も想い続ける未来も表現されています。
引越しや卒業などをきっかけに、別れを経験したことがある人は特に共感できるではないでしょうか。
数々のアーティストにもカバーされ、愛され続ける名曲です。
スキマスイッチのファンおすすめ楽曲を厳選
スキマスイッチのおすすめ楽曲はメジャーなシングルだけでなく、アルバムなどにも隠されています。
人気曲にランクインした作品の他にも、ファンだからこそ知っている曲を聴けば、彼らの奥深い世界観がもっと分かるようになるかもしれませんよ。
それでは、スキマスイッチファンがおすすめする楽曲をチェックしてみましょう。
未来花
2018年にリリースされたスキマスイッチのアルバム「新空間アルゴリズム」に収録された「未来花」は、美しいピアノの音色が印象的なバラードソングです。
コンタクトレンズ「アキュビュー」のCMソングにもなっているので、聴いたことがある人も多いでしょう。
「この先ずっと 小さな幸せ束ねよう」と、大切な人と何気ない日常を一緒に過ごす尊さが歌われた、温かい気持ちになれるロマンティックな楽曲です。
Revival
「Revival」も、アルバム「新空間アルゴリズム」に収録されています。
ドラマ「おっさんずラブ」のテーマソングに起用され、素直になれない気持ちが描かれた歌詞が、ドラマの世界観にぴったりはまっている楽曲です。
「夕立が過ぎ去った空」「入道雲」「打ちあがる花火」など、夏らしいフレーズが散りばめられた、スキマスイッチならではの爽やかで少し切ないバラードソングですよ。
Ah Yeah!!
「Ah Yeah!!」は、アニメ「ハイキュー!!」第1期のセカンドオープニングテーマです。
力強いビートで、何かに一生懸命取り組んで来た人の背中を押してくれるような熱い応援ソング。
タイトルと同じ「Ah Yeah!!」で始まる大胆なサビにも、ワクワクしますね。
スネアロールで高まる期待感、爽やかな解放感のあるサウンドで、テンションを上げたい時にぴったりなスキマスイッチの楽曲です。
SL9
「SL9」は、4作目のオリジナルアルバム「ナユタとフカシギ」に収録された楽曲です。
この作品は、常田が高校2年生の時に「シューメーカー・レヴィ第9彗星が木星に衝突した」というニュースを見た時の体験から作詞されました。
壮大でドラマティックなサウンドで、リリース当時から「ライブツアーで聴いた時の迫力がすごい!」とファンから支持されていて、フェスなどでもよく演奏されます。
スキマスイッチの、いつもの穏やかなイメージとは違った魅力が味わえるおすすめソングです。
クリスマスがやってくる
2018年12月25日に配信リリースされた「クリスマスがやってくる」は、スキマスイッチ初のクリスマスソングです。
AEON「AEON MORE CHRISTMAS」のテーマ曲になり、CMには2人も出演しました。
演奏には金管楽器や弦楽器などが使われており、ホリデーシーズンの華やかでウキウキする気持ちが高まるようなナンバー。
家族や友達、大切な人と過ごすクリスマスに聴きたい、あたたかな気持ちになれる1曲ですよ。
LINE
「LINE」は、2005年にリリースされたスキマスイッチの23thシングルです。
アニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のオープニングに使われた楽曲で、ロックテイストなナンバーがNARUTOのストーリーを盛り上げました。
「一心不乱に描く一直線ラインは 僕にしか見れない 絶景へ続く」など、主人公が真っすぐに突き進む姿を想像させる、前向きで力強いメッセージに元気を貰える1曲です。
青春
「青春」は、2019年にスキマスイッチ26枚目のシングルとして発表されました。
「ジョンソン・エンド・ジョンソン」のCM曲にも起用された、軽やかで爽やかなナンバーです。
卒業を前に「繋げなかった手 見つめて やり残したことが まだ僕にはある」と、勇気を振り絞って想いを伝えようとする姿が甘酸っぱく、初々しく描かれています。
青春ストーリーが映し出された、清原翔主演のMVも必見ですよ。
飲みに来ないか
「飲みに来ないか」は、スキマスイッチが2005年に発表した2作目のアルバム「空創クリップ」に収録されています。
タカラCanチューハイのCMに起用され、明るいテンポでケンカ中のカップルの様子を男性目線で歌った楽曲です。
男性なら思わず共感してしまうような歌詞で、最後の「ここで引き下がんのが本当の男らしさ」というフレーズが素敵ですね。
MVには、サラリーマン姿の田中圭が出演していますよ。
さいごのひ
2011年に発売された「さいごのひ」は、スキマスイッチ14枚目のシングル。
ピアノの切ない音色と、柔らかく美しいボーカルが胸を打つバラードソングです。
目には見えない愛が語られ、「君を呼ぶ声 いつしか口癖になっていた」「明日は今日より昨日より 君を想うよ」などの、心に響くフレーズが印象的な1曲になっています。
人によって様々な解釈ができそうな作品なので、ぜひ聴いてみてくださいね。
スキマスイッチの曲は奏を始めとする名曲がたくさん!カラオケの定番曲として歌おう
スキマスイッチには、心か癒されるようなサウンドや背中を押してくれるような応援ソングまで、たくさんの名曲があります。
曲にアレンジを加えたライブパフォーマンスも素晴らしいので、まだ行ったことがない人はぜひ全国ツアーなどの公演に参戦してみてはいかがでしょうか。
また、スキマスイッチの歌は知名度が高いので、カラオケでも盛り上がること間違いなしです。
自分の定番曲として、かっこよく歌い上げてみましょう!
この記事のまとめ!
- 多くのファンに愛されるスキマスイッチには、数多くの名曲がある
- スキマスイッチのデビュー曲は「view」
- スキマスイッチの作品は「奏」をはじめ、様々なアーティストにカバーされている
- タイアップ曲が多く知名度が高いので、カラオケでも盛り上がる人気の歌がたくさん