夏の暑さが和らぎ過ごしやすくなる秋。
秋の味覚を楽しんだり、レジャーに出かけたりスポーツや芸術の秋に勤しんだりと何かと活動的になりますよね。
この記事では、イベント盛りだくさんの秋にぴったりな高齢者向け秋ソングを紹介します。
この記事でわかること
高齢者向け!秋に歌いたい童謡
小さな頃に何度も口ずさんだ童謡には、四季をテーマとした楽曲がたくさんあります。
懐かしの童謡に耳を傾けながら四季折々の情景を思い浮かべれば、懐かしい気持ちになること間違いなし。
こちらでは、童心に帰れるような高齢者にぴったりの秋をテーマにした童謡を紹介します。
ちいさい秋みつけた / 中田喜直
初秋にぴったりなのが「ちいさい秋みつけた」。
「NHK放送芸能祭・秋の祭典」のために制作された曲で、小学校や中学校の教科書にも度々掲載されている有名な秋の童謡です。
ふとした情景から秋の訪れに気づく様子を描いており、歌詞の中には幼いころ秋に経験したような描写がたくさん詰め込まれています。
とんぼのめがね / 平井康三郎
「とんぼのめがね」は、夏の終わりから秋にかけて見かけるとんぼを題材にした童謡です。
小さなころにとんぼを追いかけて走り回ったり、捕まえようとしたりした経験を思い出します。
歌詞もシンプルなので、高齢者の脳トレや簡単な振り付けを付けて体操するのにもぴったりですよ。
里の秋 / 川田正子
美しい秋の情景を眺めながら聴いてほしいのが「秋の里」。
1941年12月に斎藤信夫が作詞した「星月夜」を一部改変して海沼實が作曲し「秋の里」として番組で放送されました。
小学生の音楽の教科書に長い期間掲載されており、幅広い世代に知られている秋の童謡です。
赤とんぼ / 山田耕筰
現代でも世代を超えて愛されている名曲「赤とんぼ」。
夕焼け空を飛ぶとんぼを見て幼いころの記憶に想いをはぜる様子を描いた曲で、高齢者にもなじみ深いです。
2007年に日本の歌百選の1つとして選出された有名な童謡で、ノスタルジックな曲です。
紅葉 / 高野辰之
秋にぴったりな童謡といえば「紅葉」。
山々の紅葉が紅色に美しい情景を繊細に描いており、目を閉じれば赤や黄色に染まる紅葉が頭に浮かんできます。
曲自体は非常に短いですが秋の美しさがたくさん詰まっている曲なので、紅葉シーズンにぜひ聴きたい童謡です。
夕焼け小焼け / 中村雨紅
赤く染まる夕日の情景が浮かぶ童謡「夕焼け小焼け」。
1919年に中村雨が作詞したものを4年後の1923年に草川信に曲をつけ完成した曲です。
お寺の鐘の音が聴こえる日暮れに子どもたちが仲良く家に帰る情景が浮かぶ童謡で、夕方チャイムの定番曲としても広く知られています。
秋の夕日を眺めながらぜひ聴いてほしい曲です。
まっかな秋 / 薩摩忠
秋の美しい風物詩に魅せられる様子を歌っている「まっかな秋」。
作詞を薩摩忠、作曲を小林秀雄が手掛けた童謡で、1963年10月にNHK「たのしいうた」で披露されました。
秋になると赤く染まる紅葉や美しい夕焼けに染まる景色の美しさを描いた曲は、まさに秋ソングです。
旅愁 / 西崎緑
夏の暑さを抜け、すっかり涼しくなった秋の夜の情景を描いた童謡「旅愁」。
アメリカのJohn P.Ordwayの曲「Dreaming of home and mother」を翻訳したものです。
1907年8月に出版された音楽教科書「中等教育唱歌集」に掲載されたことをきっかけに、広く伝わり現代でも愛されている秋の歌です。
高齢者に人気の秋の歌謡曲
時代の変化に合わせてさまざまなジャンルの楽曲がリリースされていますが、青春時代に聴いた曲はいつまでも記憶に残り続けるもの。
高齢者にとって歌謡曲は、青春時代だった昭和に戻った気持ちになれるかけがえのないものでしょう。
こちらでは、高齢者に人気の秋の歌謡曲を集めました。
人気の歌謡曲を聴いて青春時代の思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか。
夕陽の丘 / 石原裕次郎 & 浅丘ルリ子
「夕陽の丘」は、石原裕次郎と浅丘ルリ子の二大スターによるデュエット曲。
1964年4月29日に放映された映画「夕陽の丘」の主題歌で、2人の恋模様を描いたムードたっぷりの歌謡曲です。
映像と楽曲がリンクしているので、ぜひ作品と合わせて聴いてみてくださいね。
秋桜 / 山口百恵
「秋桜」は昭和の歌姫・山口百恵が1977年にリリースした曲で、作詞作曲をさだまさしが手掛けたことでも注目を集めました。
結婚を控えた娘が母との思い出とともに愛情や絆を噛み締める、繊細で美しい名曲です。
山口百恵が生んだヒット曲の1つでもあり、さだまさしをはじめ、福山雅治・徳永英明・彼女の長男である三浦祐太朗などさまざまなアーティストがカバーしています。
柿の木坂の家 / 青木光一
大ヒットを博した青木光一の楽曲「柿の木坂の家」。
1957年にリリースした曲で、哀愁たっぷりのメロディにのせて故郷を懐かしむ気持ちを歌い上げています。
表題にもなっている「柿の木坂」は、広島県廿日市市にある汐見坂がモチーフ。
カラオケ大会はもちろん、レクリエーションなどにもぴったりな歌謡曲ですよ。
りんご追分 / 美空ひばり
「りんご追分」は、現代も愛され続けている昭和の歌姫・美空ひばりの楽曲。
1952年5月1日にリリースしたシングル曲「リンゴ園の少女」のB面楽曲で、不思議な魅力に心奪われる名曲です。
曲半ばにあるセリフは歌詞よりも長い斬新な構成となっている曲ですが、だからこそ多くの人に愛され続けているのかもしれません。
リンゴの唄 / 並木路子
戦後初の楽曲としてリリースした「リンゴの唄」は苦しい状況の中、数々の人たちを癒していた名曲。
映画「そよかぜ」の主題歌兼挿入歌として発表された曲で、歌謡曲と共に育ってきた高齢者には思い出深い曲です。
秋に旬を迎えるリンゴが登場する曲なので、秋のグルメを味わいながら聴いてみてはいかがでしょうか。
高齢者施設で体操におすすめの秋の歌
運動不足解消のために体操やストレッチなどを取り入れている高齢者施設も多いのではないでしょうか。
定番の体操曲も良いですが、季節の移り変わり目にぴったりの曲で運動するのも楽しいですよ。
こちらでは、懐かしい音楽に心を弾ませながら身体を動かせる、秋の歌を紹介します。
懐かしの曲を聴きながら運動すれば、身体も心もリフレッシュすること間違いなしです。
365歩のマーチ / 水前寺清子
スポーツの秋にぴったりな曲が1968年にリリースした水前寺清子の「365歩のマーチ」。
自然に身体が動いてしまうような軽快なリズムが特徴的で、体操はもちろんリズムに合わせて足を踏むだけでも楽しい曲です。
上を向いて歩こう / 坂本九
名曲としても有名な坂本九の「上を向いて歩こう」も体操にぴったりな秋ソング。
テンポがゆったりとしているので、高齢者でも無理なくリズムに乗れますよ。
心温まるポジティブな歌詞を口ずさみながら、足踏みしたり手を動かしてみましょう。
故郷 / 岡野貞一
音楽の教科書に掲載されている「故郷」は、誰もが知っている有名な童謡の1つ。
子どもの頃に過ごした故郷を懐かしむ様子を描いた曲で、美しくゆったりとしたメロディが心地いいです。
歌詞に登場する山や川をイメージした振り付けなら覚えやすくておすすめ。
故郷での記憶を思い出しながら童心に帰って身体を動かしましょう。
東京五輪音頭 / 三波春夫
「東京五輪音頭」は、1964年10月に開催された東京オリンピックのテーマソングに起用された曲。
お祭りのような軽快なメロディは身体を動かすのにぴったりです。
手拍子したり盆踊りのように手を動かしたり、体操はもちろんレクリエーションやお祭り行事にもおすすめ。
本曲を聴きながら身体を動かせば、あの頃のオリンピックの記憶を思い出すことでしょう。
スポーツや芸術の秋にぴったりの懐かしソングを聴いて心身ともにリフレッシュしよう!
厳しい暑さが和らぎ活動しやすくなる秋は、色んな事に挑戦したくなる時期でもあります。
旬の味覚を楽しんだり紅葉狩りをしたりとイベント盛りだくさんの秋だからこそ、秋ソングでさらに気分を盛り上げましょう。
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