「次世代ガールズクラッシュ」として全世界で話題沸騰の4人組ガールズグループ・BLACKPINK(ブラックピンク)を知っていますか?
2016年に韓国でデビューして以来、日本では武道館公演に20万件を超える応募が殺到。
2018年にはアメリカの名門レーベルと契約を交わし、グラミー賞の前夜祭に出演するなど、世界中でその名を轟かせています。
この記事でわかること
BLACKPINK(ブラックピンク)のデビュー曲
BLACKPINK(ブラックピンク)のデビュー曲は2016年リリースのシングル『SQUER ONE』収録の「BOOMBAYAH」です。
BLACKPINKの名前を世界に知らしめたと言っても過言ではないこの曲は、イントロからアップビートで艶のあるシンセサイザーが鳴り響くBLACKPINK節が炸裂しています。
楽曲の良さもさることながら、挑発的な振り付けや複雑なフォーメーションを次々とこなす彼女たちの姿は圧巻です。
ぜひパフォーマンスにも注目してもらいたい1曲です。
BLACKPINK(ブラックピンク)の人気代表曲6選
BLACKPINKの名前には、もっとも美しいとされるピンク色を少し否定する、つまり「美しいだけが全てではない」という意味が込められています。
その名の通り、美しい中にも棘があってクールな彼女たちの楽曲の中から、特に人気がある代表曲を6曲ピックアップして紹介します。
Ice Cream
2020年にリリースされた「Ice Cream」は、BLACKPINKとセレーナ・ゴメスの超豪華なコラボ曲。
夏に聴きたくなるポップなラブソングで、これまでのBLACKPINKのイメージをくつがえす、とびきり甘くてキュートなナンバーになっています。
彼女たちの可愛らしさが詰まった楽曲は、ファンから「新鮮!」「どんなコンセプトも似合うと再確認した」と絶賛されています。
カラフルでスウィートな世界観のMVも必見ですよ。
AS IF IT’S YOUR LAST
「AS IF IT’S YOUR LAST」は、2017年にリリースされた1stミニアルバム『BLACKPINK』に収録されているナンバーです。
「ガールクラッシュ」と呼ばれる通り、女性が惚れてしまうような、自信満々の楽曲が多いBLACKPINKですが、この曲では愛に悩む等身大の姿が描かれています。
艶やかな雰囲気ながらサンバのリズムやユーロビートが効果的に使われているので、カラオケでもリズムに乗って歌えば盛り上がること間違いなし。
また、鮮やかな衣装に身を包んだBLACKPINKを見ることができるMVにも要注目です。
Shut Down
「Shut Down」は、2022年にリリースされた2ndフルアルバム『BORN PINK』のタイトル曲。
有名クラシックナンバー「ラ・カンパネラ」のサンプリングと、ヒップホップビートのどっしりとした重厚感のあるサウンドがクセになる、中毒性抜群の人気曲です。
所属事務所のYGエンターテインメントも「BLACKPINKの音楽の新境地を切り開く曲になるだろう」とコメントしています。
これまでのMVをオマージュしたMVも、大きな話題を集めました。
DDU-DU DDU-DU
「DDU-DU DDU-DU」は、2018年に発売された日本での初シングル作品。。
この曲のMVは総再生回数が10億回を突破しており、2018年の「世界で最も多く再生されたMV」ランキングで1位に輝くなど、BLACKPINKの代表曲の1つです。
「私は私、勘違いしないで」という凛としたメッセージが込められているこの曲は、サビの「DDU-DU DDU-DU」の部分で銃を構えるような振り付けが印象的です。
Sour Candy
2020年に発表された「Sour Candy」は、BLACKPINKが世界的アーティストのレディー・ガガとコラボした、ダークでミステリアスなダンスナンバーです。
タイトルは「すっぱいキャンディ」という意味で、一般的にイメージされる「いい女性像」に反発するメッセージが込められています。
iTunesでは世界50ヵ国以上で1位を記録し、レディー・ガガのアルバム「クロマティカ」に収録されている曲の中でもトップクラスの人気曲です。
Pretty Savage
「Pretty Savage」は、2020年にリリースされた1stアルバム『THE ALBUM』に収録されている楽曲です。
同アルバムに収録されている「Lovesick Girls」と、最後までタイトル曲候補として競合していたことでも知られています。
タイトル曲には選ばれなかったものの、BLACKPINKのガールクラッシュな魅力を最大限に引き出したパワフルなダンスナンバーは、ビルボードの評論家たちからも絶賛されました。
BLACKPINK(ブラックピンク)のかっこいいダンス曲6選
BLACKPINKはメンバー全員が長身で抜群のスタイルを持ち、歌だけでなくダンスにもかなり力を入れていることで有名です。
様々なリズムが融合している彼女たちの楽曲は、どれも思わず体を動かしたくなるものばかり。
ここからは、BLACKPINKのおすすめダンスナンバーを6曲紹介します。
公式から振り付け動画も配信されていますので、お気に入りの曲や振り付けを見つけてみてくださいね。
Kill This Love
最初に紹介するのは、2019年に発売された2ndミニアルバム『KILL THIS LOVE』のタイトルナンバーである「Kill This Love」です。
これまでの楽曲に比べて装飾音やブラスが増えた華やかなこの曲は、世界中で数々の結果を打ち立てている彼女たちの貫禄を思わせる楽曲となっています。
振り付けはBTSやジェニファー・ロペスも手がける日系アメリカ人のカイル・ハナガミ。
振り付け動画ではキレのある艶やかなダンスを見ることができます。
WHISTLE
「WHISTLE」は、2017年にリリースされた1stミニアルバム『BLACKPINK』に収録されています。
イントロでハンドクラップと口笛が作り出すアングラな雰囲気と、サビでのメロディアスな曲調が入り混じったサウンド。
ダンスは上半身を柔らかく使った色気のある振り付けが特徴的で、口笛の音に合わせた「口笛ダンス」も話題になりました。
気になる方はぜひMVをチェックしてみてください。
How You Like That
「How You Like That」は、先ほど紹介した「Kill This Love」から1年9ヶ月ぶりにリリースされたことでも話題になったプレリリースシングルです。
要所要所でヒップホップ色の強いビートが挿入され、タイトルでもある「How You Like That?」(どんな気分?)が繰り返される挑発的な歌詞も印象的です。
「これぞBLACKPINK!」という要素が多く取り入れられている、スペシャルなナンバーです。
Pink Venom
2022年にリリースされた2ndアルバム『BORN PINK』に収録されている「Pink Venom」。
曲の冒頭には韓国の伝統楽器であるコムンゴのオリエンタルなサウンドが響き、強烈なインパクトを与えています。
中毒性のあるパワフルなメロディとともに、BLACKPINKメンバーたちが華やかな衣装を身にまとい壮大な世界観で展開されるMVも、あわせてチェックしてみてくださいね。
FOREVER YOUNG
「FOREVER YOUNG」は、1stミニアルバム『BLACKPINK』に収録されており、パッと燃え上がる恋の情熱やきらめきが込められたナンバーです。
曲はシンプルなイントロから始まり、どこかトロピカルな雰囲気へと展開します。
それに合わせてだんだん激しさを増すダンスも見所の1つなので、気になる方はぜひ、パフォーマンス映像をチェックしてみてください。
Lovesick Girls
2020年に発売された初のオリジナルフルアルバム『THE ALBUM』に収録されている「Lovesick Girls」。
メンバーのジェニーとジスが作詞と作曲に参加したことでも大きな話題となったこの曲は、「愛」によって傷ついたり悩んだりしながらも「愛」を求めていくことを歌っています。
MVではメンバーが怒りや苦しみ、喜びなどの様々な感情をあらわにするシーンや、ネオンがきらめく中でダンスを披露しているシーンなどが見所です。
BLACKPINK(ブラックピンク)がカバーした名曲8選
楽曲の良さに加えて、グループのコンセプトや歌唱力、ダンスなどのパフォーマンス面でも熱い支持を集めているBLACKPINK。
「韓流アイドル」としてではなく、もはや「世界的アーティスト」としてキャリアを重ねている彼女たちですが、洋楽のヒットソングをいくつもカバーしていることを知っていますか?
ここでは、BLACKPINKがカバーした名曲を8曲紹介します。
言語の壁を乗り越えるパワーを持つ彼女たちの歌声を、ぜひ感じてみてください。
SURE THING / Miguel
最初に紹介するのは、カリフォルニア出身のR&Bシンガー・Miguel(ミゲル)のヒットソング「SURE THING」です。
リズムやビートに合わせてゴスペルやブルースの影響を受けたメロディを高らかに歌いあげなければならないR&Bは、リズム感や歌唱力だけでなく表現力も求められる難しい音楽ジャンル。
そんな難易度の高い曲を歌い上げるBLACKPINKのパフォーマンスは圧巻です。
EYES CLOSED / Halsey
Halsey(ホールジー)の「EYES CLOSED」は、BLACKPINKのメインボーカルを務めるロゼがカバーしました。
2018年の日本ツアーで初めて披露されたこのカバーは大きな反響を呼び、それを機にHalseyとBLACKPINKの交流が始まったことで音源化が実現。
エレキギターの歪んだ音色だけのシンプルな伴奏だからこそ、ロゼの少し癖のある透明な歌声の魅力が最大限に発揮されているのです。
このカバーでは、別れの悲しみや切なさを表現する歌詞が見事に表現されています。
Love Yourself / Justin Bieber
今や世界的大スターとなったJustin Bieber(ジャスティン・ビーバー)の大ヒットアルバム『Purpose』に収録されている「Love Yourself」です。
BLACKPINKのメインボーカル・ロゼとリードボーカル・ジスという普段ハモることの少ない2人によってカバーされたことで、ファンを喜ばせました。
アコースティックギターに合わせたしっとりとした歌唱は、聴く人の心をじんわりと温めてくれます。
Best Part / Daniel Caesar & H.E.R.
2019年のグラミー賞受賞曲でもあるDaniel Caesar & H.E.R.(ダニエル・シーザー&ハー)の「Best Part」。
こちらはジェニーがギターを爪弾きながらのパフォーマンスを披露したことも話題になりました。
BLACKPINKの楽曲とはかなり異なるシンプルなメロディラインと伴奏ですが、少しこもった柔らかいジェニーの歌声と表現力が活きる素晴らしいカバーとなっています。
Clarity / Zedd ft. Foxes
日本でも「天才DJ」として有名なZedd(ゼッド)がイギリス出身の女性歌手・Foxes(フォクシーズ)と手を組んだ名曲「Clarity」も、BLACKPINKによってカバーされています。
この曲は「あまり英語が得意ではない」と言われているジスがカバーしているのですが、それを少しも感じさせない抜群の歌唱力でリスナーを楽しませています。
特に、豊かな低音と伸びやかな高音はぜひ注目してもらいたいポイントです。
L-O-V-E / Nat King Cole
ロックの殿堂にも名を連ねるジャズ歌手・Nat King Cole(ナット・キング・コール)の「L-O-V-E」。
世界中の誰もが1度は耳にしたことがあるこの曲は、BLACKPINKのリードラッパーとメインダンサーを担当するリサとロゼによってカバーされました。
普段はヒップホップ調の楽曲を歌い、カバーもポップスやR&Bが多い彼女たちですが、系統の違うジャズも見事に自分たちのものにし、キュートに歌い上げています。
THE CHRISTMAS SONG / Nat King Cole
「THE CHRISTMAS SONG」は、先ほどと同じくNat King Coleの楽曲です。
2019年の12月にサプライズ発表されたこのカバーはロゼによるもので、原曲よりもストリングスを抑えるなど、ロゼのクールで少しかすれた声質が映えるようにアレンジされています。
1944年に生まれた不朽の名作に新たな息吹を吹き込んだ素敵なクリスマスナンバーは、何よりのクリスマスプレゼントですね。
SO HOT / Wonder Girls
最後に紹介するのは、韓国でアイドルブームの火付け役となったWonder Girls(ワンダーガールズ)の最大のヒット曲「SO HOT」です。
2017年12月25日の「SBS歌謡大祭典」で披露されたこの曲は、同日正午にYouTubeとSoundCloudでも無料公開され、大きな話題を呼びました。
中毒性の強い歌詞とメロディにBLACKPINKらしいクールさが加わって、とても力強い音源です。
ブラックピンクの曲は再生回数がすごい!世界で評価される圧倒的パフォーマンスをMVで観よう
YouTubeチャンネルの登録者数は5740万人を超え、総再生回数が10億回を超えるMVが3本も公開されているなど、楽曲やパフォーマンスが世界中から圧倒的な支持を集めているBLACKPINK。
楽曲だけでなく、質の高いダンスやこだわりの詰まった衣装を楽しむことのできるMVにもぜひ注目してみてくださいね。
この記事のまとめ!
- BLACKPINKは女子も惚れ込むガールズクラッシュグループ
- 世界中で圧倒的な支持を集めている
- 高い歌唱力や表現力豊かなダンスを楽しめるMVに注目