パーティーシーズンに欠かせないのがダンスミュージック。
なかでも今、もっとも熱い注目を集めているのが、クラブを席巻しているEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)です。
最新ホットチューンから時代を超えて愛され続ける往年のヒットナンバーまで、さまざまな曲がパーティーシーンを盛り上げています。
この記事でわかること
- 1 【洋楽】人気のダンスミュージック11選
- 1.1 Wake Me Up / アヴィーチー
- 1.2 Look What You Made Me Do / テイラー・スウィフト
- 1.3 Sorry / ジャスティン・ビーバー
- 1.4 BREAK FREE (FT. ZEDD) / アリアナ・グランデ
- 1.5 Party Rock Anthem / LMFAO(エルエムエフエーオー)
- 1.6 Yeah 3x / クリス・ブラウン
- 1.7 Beautiful Now ft. Jon Bellion / ゼッド
- 1.8 Sexy and I Know It / LMFAO(エルエムエフエーオー)
- 1.9 ONLY GIRL(IN THE WORLD) / リアーナ
- 1.10 Where Are Ü Now / ジャスティン・ビーバー
- 1.11 Closer feat.Halsey / ザ・チェインスモーカーズ
- 2 【日本】人気の邦楽ダンスミュージック10選
- 3 EDMの意味は?
- 4 ダンスミュージックといえばEDM!おすすめ音楽で頭を空っぽにして盛り上がろう
【洋楽】人気のダンスミュージック11選
では、実際にどんな曲を聴けばいいのか気になりますよね。
ここでは、クラブ・ダンスミュージックの中でもアガる洋楽EDMの10選を厳選してお届けします。
ぜひマイフェイヴァリットソングを見つけてくださいね。
Wake Me Up / アヴィーチー
2010年に鮮烈なメジャーデビューを飾ったスウェーデン出身のDJで音楽プロデューサー、アヴィーチー。
2013年のリリース曲「Wake Me Up」は、カントリーフォークとダンスを融合させたダンスミュージックです。
ソウル歌手アロー・ブラックをフィーチャーし、世界的な大ヒットナンバーとなりました。
2016年にYouTubeのミュージックビデオは再生回数10億回を突破。
DJ活動の引退を発表しているアヴィーチーですが、音楽活動には精力的に取り組んでおり、2017年には新曲を収めたEP盤をリリースしています。
Look What You Made Me Do / テイラー・スウィフト
カントリーシンガーからポップクイーンに上り詰めたテイラー・スウィフト。
DJカルヴィン・ハリスとの交際報道も話題になりました。
ハリスといえば、4年連続で世界一稼ぐDJに選ばれた大物です。
二人の関係はすでに破局してしまいましたが、彼女の音楽にダンスミュージックの影響を指摘する声は少なくありません。
本作「Look What You Made Me Do」のタイトルの意味は、「あなたが私にさせたことから逃げないで」といったところでしょうか。
意味深で恨み節たっぷりなミュージックビデオや歌詞も、話題になりました。
Sorry / ジャスティン・ビーバー
YouTubeに投稿した動画をきっかけに、15歳の時に衝撃的なデビューを果たしたジャスティン・ビーバー。
彼が2015年にリリースした「Sorry」は、元恋人に謝るチャンスがほしいという切ない思いをテーマにしたダンスミュージックです。
女性ダンサーたちが、メロディに合わせてキレキレのトゥワークダンスを披露したのも大人気になりました。
その盛況ぶりは、sorryダンス「踊ってみた」という動画投稿がネット上に溢れていることからもわかります。
BREAK FREE (FT. ZEDD) / アリアナ・グランデ
キュートな歌姫アリアナ・グランデと、リミックスの達人DJゼッドのコラボ曲「Break Free」。
明るくアップテンポなダンスミュージックで、アリアナ本人が宇宙人と戦うスターウォーズ風のミュージックビデオも話題になりました。
この曲を収めたアルバム「My Everything」は、デビュー作に続いて全米アルバムチャートビルボード200で1位を獲得しています。
Party Rock Anthem / LMFAO(エルエムエフエーオー)
モータウンの創設者ベリー・ゴーディの息子と孫のデュオ、LMFAOが2011年にリリースした「Party Rock Anthem」。
ダウンロード数は100万を超え、全米1位を獲得。
世界7カ国以上のシングルチャートでもトップに輝いた世界的大ヒットナンバーです。
タイトル通り、パーティーチューンとして今や定番のダンスミュージックとなりました。
シャッフルダンスを世に出したのもこの曲です。
Yeah 3x / クリス・ブラウン
なにかとお騒がせのクリス・ブラウンですが、その音楽センスとダンスは本物です。
彼の「Yeah 3x」は11ヵ国でトップ10入りし、世界的なヒット作となりました。
ミュージックビデオでは最高にクールなダンスを自ら披露しています。
次世代ダンスミュージックの立役者、カルヴィン・ハリスの「I’m Not Alone」に告示していると物議を醸すトラブルも。
クリスが2曲の類似性を認め、「Yeah 3x」作曲者クレジットにカルヴィンが加わったというエピソードもあるナンバーです。
Beautiful Now ft. Jon Bellion / ゼッド
エレクトロニック・ダンス・ミュージック界の若き天才、DJゼッドがアメリカのシンガーソングライター“ジョン・ベリオン”をフィーチャーした「Beautiful Now」。
美しくも切ないメロディとリフレインが高揚感を煽り、次第にトランスに陥っていくリスキーな快感は中毒性があります。
ビルボードのダンスチャートで1位を獲得し、世界的にもヒットを記録した名曲です。
Sexy and I Know It / LMFAO(エルエムエフエーオー)
「Party Rock Anthem」で知られるLMFAOの、もう一つのヒット曲「Sexy and I Know It」。
クセになるリズムに乗せて「俺ってセクシーだよね、知ってるよ」とあっけらかんと歌います。
超ポジティブリリックは、陽気なパーティーにぴったりなダンスミュージック。
頭を空っぽにしてひたすらリズムに酔えるヒットナンバーです。
ONLY GIRL(IN THE WORLD) / リアーナ
彗星のごとく現れ、その類まれなる才能でR&B界を牽引する存在となったリアーナ。
2010年にリリースされた「ONLY GIRL(IN THE WORLD)」は、アメリカのビルボードホット100で首位を獲得した有名ダンスミュージックです。
彼女の力強い歌声は高く評価され、第53回グラミー賞で優秀ダンスレコーディング賞を受賞しています。
Where Are Ü Now / ジャスティン・ビーバー
今やダンスミュージックのカリスマ的存在となった二人のプロデューサー、スクリレックスとディプロが組んだユニット「Jack Ü」。
ジャスティン・ビーバーをボーカルに迎えてリリースされた「Where Are Ü Now」は、2016年グラミー賞最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞。
今もっとも熱いEDMシーンの才能が集結した一曲です。
Closer feat.Halsey / ザ・チェインスモーカーズ
2019年のあらゆる夏フェス情報の中で、音楽好きの間でニュースになったのは、DJデュオであり音楽プロデューサーデュオでもある「ザ・チェインスモーカーズ」のサマーソニックへのヘッドライナーとしての出演でしょう。
全世界での楽曲再生数がトータル140億回という驚異の人気を誇るEDMユニット。
彼らの音楽を聴いたことがない人はまず、『Closer feat.Halsey』を聴いてみてください!
ダンスミュージックのローテーション曲に入れたくなること間違いなしですよ。
【日本】人気の邦楽ダンスミュージック10選
洋楽のダンスミュージックの名曲を紹介してきましたが、日本にも人気なEDMがたくさんあります。
いつ聴いてもついつい踊りだしたくなるような、ノリのいい曲が満載です。
おしゃれでムーディーな曲からパリピな上がる曲まで厳選したので、お好きな一曲を見つけてくださいね!
U.S.A. / DA PUMP
2018年、凄まじいダンスブームを巻き起こした「U.S.A.」。
5月にリリースされてからは、2018年上半期を代表するダンスミュージックとして多くの人から親しまれました。
「いいねダンス」と呼ばれる、Goodポーズでキックを繰り返す簡単な振り付けは、誰でも真似ができると今でも好評です。
サビの振り付けを皆で楽しむことができる、ノリの良いパリピミュージックです。
R.Y.U.S.E.I. / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
EXILEの弟分「三代目 J SOUL BROTHERS」を、一気に有名アーティストへと押し上げたのがこの曲です。
EDMらしいテクノポップ調のメロディーと、インパクト抜群のランニングマンの振り付けが話題になりました。
簡単そうに見えてカッコよく踊るのは難しいと、ランニングマンを練習する子どもや若者が続出。
広い世代に楽しまれた日本を代表するダンスミュージックです。
チョコレイト・ディスコ / Perfume
2007年にバレンタインデーに合わせて発表されたのが、Perfumeの『チョコレイト・ディスコ』です。
ディスコならではの4つ打ちでノリがよく、思わず体が揺れてしまうポップさが特徴。
Perfumeらしい、キレキレでかわいい振り付けを真似する女子高生が続出しました。
メロディーが分かりやすくオリジナル振り付けも作りやすい、ダンスにぴったりな一曲です。
陰謀論 / tofubeats
2020年3月に配信されたミニアルバム「TBEP」のリード曲が「陰謀論」です。
タイトルとは間逆なキャッチーでファンキーなフレーズが一度聴いたら病みつきになります。
tofubeats本人がモーションキャプチャーを行ったMVも、面白くて目が離せません。
楽曲に隠された陰謀を探してほしいというメッセージが話題を呼び、YouTube動画にはコメントが殺到しました。
Gravity / The fin.
海外から評価も高い日本のバンド「The fin」の曲も、外せない日本を代表するダンスミュージックです。
80年代のシンセポップ・シューゲイザーサウンドやUSインディーポップなど、たくさんのジャンルから影響を受けた音楽が魅力。
特に「Gravity」は、グルーブ感が全面に出たおしゃれなサウンドが人気です。
聞けば思わず横揺れしてしまう、心地よいダンスミュージックです。
ウマーベラス / MONKEY MAJIK × サンドウィッチマン
お笑い芸人のサンドウィッチマンとMONKEY MAJIKがコラボして生まれた楽曲が「ウマーベラス」です。
東北限定で放送されている「サンドのぼんやり~ぬTV」のオープニングテーマでもある、知る人ぞ知る面白ダンスミュージック。
伊達ちゃんのゼロカロリー理論をモチーフに作られた歌詞に、思わずクスッときて気分も上がります。
70年~80年代あたりのディスコ感がある、ダサかっこいいダンスミュージックです。
Toxic Sweet feat. JP THE WAVY / m-flo
レゲエ調のビートが印象的な「Toxic Sweet feat. JP THE WAVY」は、m-floらしさ全開のパリピミュージックです。
夏のドライブによく合いそうなまったり系ダンスミュージックで、聴いているうちに自然とゆったり身体が動いてしまいます。
メンバーがLAを闊歩するPVも、シュールさが中毒性抜群と話題に。
真夏になると聴きたくなるおすすめダンスミュージックです。
Drawing! / Lucky Kilimanjaro
日本のポップロックバンド「Lucky Kilimanjaro」の真骨頂、シンセサウンドが鋭く光るダンスミュージックです。
テンポの速い4つ打ちとゆっくりな4つ打ちが交互に登場し、その移り変わりの心地よさに思わず心が弾みます。
ジャンル的にはクラブミュージックですが、初心者でも比較的ノリやすいキャッチーさが魅力の一曲です。
DONNA??? / CRAZYBOY
CRAZYBOYとして活動する三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマー「ELLY」が、レーベルを移籍して初めて発表したシングル曲です。
活躍の場を世界に広げているCRAZYBOYが、アメリカの仲間たちとLAで撮影したMVも必見。
独特なフレーズが耳に残ってクセになるダンスミュージックです。
ダンサーならではの表現力を伸び伸びと発揮されたMVに、あなたも目を奪われるでしょう。
Young Nights / KSUKE
世界を股にかけて、ナイトクラブから大型フェスまで幅広く活躍するDJのKSUKE。
2015年マイアミで行われたWORLD WIDE STAGEの舞台にも立った彼の、2019年フラッグシップの1曲です。
激しすぎないメロディーでありながら、EDM全開のサウンドがクセになります。
ダンスミュージック初心者でも親しみやすい、本格的な1曲です。
EDMの意味は?
ダンスミュージックといえば、今やDJ(ディスク・ジョッキー)がつなぐクラブ音楽を思い浮かべる人も多いでしょう。
いわゆるクラブでDJがかける音楽スタイルです。
ダンスミュージックには、
- R&Bやソウル、ディスコなどをサンプリングして作る「ディスコハウス」
- クラブミュージックに民族音楽や動物の鳴き声をミックスする「ジャングルテラー」
など、さまざまなものがあります。
その中でも、海外のアンダーグラウンドシーンから生まれ、今やビジネスとしても特に成功しているのがEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)です。
音楽一覧特集でもそのジャンルを目にする機会が増えてきたEDMは、シンセサイザーやシーケンサーを使って主にクラブでダンスを楽しませるために生まれました。
YouTubeなどの再生回数は億単位が当たり前といわれ、数多くの称賛の言葉がコメント欄にも並びます。
何度でも繰り返し聴きたくなる中毒性から、今ではクラブを飛び出して音楽配信サービスやラジオ番組にも登場することも。
今や音楽関係者も無視できない存在になっていますよ。
ダンスミュージックといえばEDM!おすすめ音楽で頭を空っぽにして盛り上がろう
ダンス・ミュージックはリズムを全身で楽しむための音楽です。
難しい考えは必要ありません。手放しで音の波に乗ることが何よりも大切。
うねるビートに体を委ねれば、そこにはリスキーな快感が待っています。
頭をからっぽにして音楽を全身で感じ、日々のストレスを解消しましょう。
クラブチャート上昇曲や気になるEDM音楽プロデューサーの曲を聴いてみたり、おすすめイベントに参加したりして、あなたのお気に入りEDMローテ曲を見つけましょう。
EDMの世界に浸れば、普段とは違う気分を味わえるはず。
週末は、ダンス・ミュージックを思いっきり楽しんでみてください。
この記事のまとめ!
- 今やEDMは世界の音楽シーンを席捲している
- ターンテーブルを操り作曲も手がけるDJがEDMシーンを牽引
- EDMは音が主役。つまり洋楽EDMも言葉に囚われず楽しめる!
- 邦楽やゲーム音楽にも影響を与えているEDMは、親しみやすい存在
- なにも考えずに音楽に身を任せれば気分上々