スキャンダラスなニュースで、世界中から注目を集めるジャスティン・ビーバー。
お騒がせセレブのイメージが強いですが、彼の楽曲を聴けば世界中で人気を得ている理由に納得がいくでしょう。
この記事でわかること
ジャスティン・ビーバーのデビュー曲は「One Time」
YouTubeで歌手活動をしていたジャスティン・ビーバーは、のちにマネージャーとなる人物にその才能を見いだされ、2009年7月に「One Time」でデビューします。
One Timeの発売から約8ヶ月後に発表したアルバム「My World2.0」では、全米ヒットチャートで首位を獲得しており、スティービー・ワンダーに次ぐ最年少記録を叩き出すことに成功。
元々YouTubeで、動画の累計再生回数が1千万回を超えるほどの人気と実力があったため、デビューしてからスターになるまでに時間がかかりませんでした。
ジャスティン・ビーバーの人気曲TOP5
ジャスティン・ビーバーのアーティスト活動歴は10年以上あり、リリースしてきた楽曲もたくさんあります。
聴いてみようと思っても楽曲数が多く、どれから聴こうか迷った人も多いでしょう。
そんな人にはまず、人気曲の試聴をおすすめします。
ここでは、これだけ押さえておけば間違いない、ジャスティンの人気曲をランキング形式で紹介します。
【5位】Love Yourself
5位は「Love Yourself」。
シンプルな楽器構成とコード進行ながら、心にぐさりとくる切ないメロディーが印象的なバラードです。
淡々と歌い上げていますが、歌詞の内容は誰かに向けての皮肉がたっぷりの内容となっています。
その「誰か」は、元カノではないかという噂も。
また、この曲はエド・シーランが提供しています。
エドは当初この曲を自分のために作ったのですが、しっくりこなかったのでジャスティンに提供したとのこと。
「ジャスティンが自分のものに落とし込んだことで、日の目を見ることができた」と感謝しています。
【4位】What Do You Mean?
4位は軽快なビートが心地よい「What Do You Mean?」です。
少し怪しいテイストと囁くようなボーカルが妖艶な1曲でもあり、MVも大人っぽい仕上がりとなっています。
2015年に発売されたアルバム「Purpose」の先行シングルとしてリリースされ、この曲のヒットのおかげでPurposeも大ヒットを記録しました。
日本でもCMソングとしてタイアップされてので、聴いたことがある人も多いでしょう。
【3位】Sorry
洗練されたメロディーが爽やかな「Sorry」が3位です。
2015年に発売された「Purpose」の収録曲で、アルバム発売前に第2弾先行シングルとしてリリースされました。
爽やかなテイストとは裏腹な、ごめんと言い続けるその内容に、今までジャスティン自身が世間を騒がせたことに対しての謝罪ソングかとファンたちは予測。
しかしその後、本当は元カノへ復縁を願う内容だと本人から説明があり、ファンを驚かせたのでした。
【2位】Intentions ft. Quavo
2位はヒップホップグループ、ミーゴスのメンバークエイヴォとのコラボ曲「Intentions ft.Quavo」。
バックで流れ続ける、電子楽器によるミニマルな演奏が特徴的な曲です。
MVはドキュメンタリータッチで、生活が困難な人たちの為の施設に、ジャスティンとクエイヴォが訪れるという内容になっています。
このMVの撮影がきっかけでジャスティンは「INTENTIONS fund」という基金を立ち上げ、慈善活動を始めたことでも注目を集めました。
【1位】Yummy
1位は、2020年2月に「Changes」の先行シングルとしてリリースされた「Yummy」です。
ゆったりとしたビートの中に、思わず口ずさんでしまいたくなるサビのフレーズが印象的な1曲。
MVの監督はバルディア・ゼイナリで、かつてVOGUEのフォトグラファーを務めた経験を活かしてポップでカラフルな世界観を演出しています。
ちなみにMVでジャスティンが着用しているのは、ジャスティン自身のブランド「Drew House」のパーカーです。
ジャスティン・ビーバーの人気バラード曲
街中やテレビでよく使われているジャスティンの代表曲はダンスチューンが多いため、ジャスティンにバラードのイメージがあまりない人も多いかもしれません。
しかし人気のバラード曲も多数あり、その甘美な声で聴く人を魅了し続けています。
これからジャスティンの楽曲を聴き始める人は、彼の表現力の幅の広さにきっと感心してしまうでしょう。
10,000 Hours
イントロのギターサウンドから名曲の予感ばっちりの「10,000 Hours」は、ポップなテイストのバラード。
アメリカのカントリーポップデュオ、ダン+シェイとのコラボ曲で海外のティーンエイジャーの間でバズりました。
MVには奥さんであるヘイリービーバーと共演しており、多幸感溢れる仕上がりとなっています。
ウェディングソングとしても人気の高い1曲です。
Nothing Like Us
「Nothing Like Us」は、ピアノとボーカルだけで構成された1曲。
物憂げなピアノサウンドと今にも泣き出しそうなボーカルが特徴的で、何を歌っているか分からなくても悲しい曲なんだろうと安易に予想できます。
実際歌詞の内容は失恋を暗示していますが、その内容は少し猟奇的で、別れた相手への未練が捨てきれないことが伺えます。
BTSのジョングクがこの曲カバーをしており、ジャスティンとはまた違った切ないボーカルを披露しているので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
U Smile
2010年に発表された「U smile」。
今の歌声からは考えられないほどキュートな歌声が聴ける、今となっては貴重な楽曲のうちの1つです。
「彼女が笑顔になると僕も笑顔になる」と歌われており、歌詞の内容も可愛らしい仕上がりに。
一方で、サウンドはゆったりとしたモータウン風で大人っぽいです。
MVにサンドラ・ブロックが出演したことでも話題となりました。
Ghost
「Ghost」は、大切な人を失ってしまった悲しみを歌った1曲。
悲しい歌ですが曲調は明るく、シンセサウンドとアコースティックギターのサウンドを上手く組み合わせたロック調のバラードです。
その歌詞は、1日1日を大切に生きていかなければならないと考えさせられる内容。
MVにはジャスティンのファンであるオスカー女優、ダイアン・キートンがジャスティンの祖母役として出演しています。
Boyfriend
R&B風のクールなサウンドと、ラップが特徴的な「Boyfriend」。
サビでは「僕が君のボーイフレンドだったら絶対に君を離さない」と歌っており、ド直球な男目線の恋心を歌った曲となっています。
普通の男性が言ったら引いてしまう内容でも、ジャスティンが言うと様になってしまうのもスターならではのオーラを持っているからでしょう。
この曲は2012年にヒットしたのですが、故郷カナダのチャートに登場すると即首位を獲得。
故郷で初めて首位を獲得した、記念すべき1曲でもあります。
ジャスティン・ビーバーの有名ヒット曲
これからファンになる人は最新曲や最新アルバムから追うのもいいですが、メジャーな曲のチェックもお忘れなく。
最後はジャスティン・ビーバーの有名ヒット曲を紹介します。
曲名を知らなくても、きっとサビを聴けばあの音楽だとピンとくるはず。
ファンを名乗るなら絶対に知っておくべき5曲は、以下の通りです。
これを機にフルで聴いてみてくださいね。
As Long As You Love Me ft. Big Sean
2012年にリリースされた曲で、アルバム「ビリーブ」にも収録されています。
序盤はおとなしく始まりますが、終わりに向けてどんどん音数が多くなり華やかさを増す、凝った構成の1曲です。
ラッパーのビッグ・ショーンとのコラボ曲であり、ヒップホップ感が強め。
リリース当初はイギリスとアメリカのチャートに同時にランクインするほどの人気曲となりました。
Baby ft. Ludacris
ジャスティンがブレイクするきっかけになったと言っても過言ではない「Baby ft.Ludacris」。
軽快なポップサウンドと覚えやすいメロディーで注目を浴び、2010年に最も多い再生回数を記録しました。
リリース時はまだ15歳で、アートワークやMVでは初々しいジャスティンの姿を見ることができます。
現在もアメリカの卒業式の定番ソングとなっており、未だに根強い人気がある1曲です。
Friends
「Friends」は、マドンナやレディー・ガガに楽曲を提供しているプロデューサー、ブラッドポップとコラボしてリリースされました。
別れた相手に「まだ友達でいられるよね」と問いかけるような内容の少し重めの歌詞ですが、サウンドは裏腹4つ打ちビートで心地よく、サビの爽やかなシンセサウンドがくせになる1曲です。
世界中でヒットしましたが、特にヨーロッパで大ヒットを記録しました。
Heartbreaker
2013年に発表されたメロウなR&Bテイストのバラードである、「Heartbreaker」。
その単語の意味の通り、失恋した心情を歌っています。
当時交際していたセレーナ・ゴメスとの破局直後に発表されたため、セレーナへの思いをうたった楽曲ではないかと噂されています。
この曲を皮切りに10週連続シングルをリリースし、アルバム「ジャーナルズ」に繋げるという斬新な企画も話題を集めました。
ラップパートはデトロイトのラッパー、ブランドン・グリーンが担当しています。
All That Matters
「All That Matters」は「ジャーナルズ」の10週連続リリース企画の第2週目の楽曲としてリリースされました。
ウェットなギターサウンドから始まる今作は、R&Bテイストのメロウな楽曲です。
第1週目の「Heartbreaker」に続いての失恋ソングで、当時セレーナと破局したばかりだったのでプライベートがかなり反映されていると話題を集めました。
ジャスティン・ビーバーの人気曲は世界的なヒット曲ばかり!有名なヒット曲をカラオケで歌ってみよう
ジャスティン・ビーバーの楽曲を聴いて、歌ってみたいと思った人もいるでしょう。
ちゃんと歌えるとかなりかっこいいので、ぜひカラオケで練習してみてくださいね。
2019年リリースのベストアルバム「The Best」では、今回紹介した楽曲に加え、まだまだ見逃せない曲も収録されています。
このベストアルバムは日本独自企画で発売されたものという点も嬉しいですね。
新作アルバムの発売まで、ベストアルバムを聴きながら楽しみに待ちましょう。
この記事のまとめ!
- ジャスティン・ビーバーはデビューアルバムから常人では成しえない記録を達成している
- ジャスティンビーバーの曲は業界からも高い評価を得ており捨て曲なし
- これからジャスティン・ビーバーのファンになりたい人はおすすめ人気曲ランキングで紹介した5曲をまず聴くべし
- ジャスティン・ビーバーの最新アルバム発売まではベストアルバムを聴いて楽しみに待とう