石原慎也、秋沢和貴、せとゆいかの3人からなるロックバンドSaucy Dog。
バンド名に「生意気でも世界中から愛される存在になりたい」という意味を込めた、人気急上昇中のバンドはどんな音楽を奏でているのでしょう。
この記事でわかること
Saucy Dogの人気曲TOP3
まずはSaucy Dogの名刺代わりと言っても過言ではない、人気の代表曲を3曲紹介します。
SNSなどで話題になった楽曲ばかりなので、きっとサビだけでも耳にしたことがあるはず。
「これがSaucy Dogだったんだ」と再確認できるでしょう。
こじらせた恋愛感情を歌いながらも明るく振舞おうとするポジティブな歌詞や、どこか切ないメロディーは聴きやすく、きっとお気に入りの1曲が見つかるでしょう。
【3位】シンデレラボーイ
2021年リリースのミニアルバム「レイジーサンデー」のリード曲「シンデレラボーイ」。
メンバーの石原が、初めて女性目線で書きおろしたSaucy Dog流のシンデレラストーリーです。
浮気をしているであろう恋人への思いを「嫌いになりたいのに0時をすぎても解けない魔法」と比喩。
その後ろで流れる切ないメロディーの中にはどこかポップさがあり、まるでまだ心のどこかで恋人と共に過ごせる未来を期待している主人公の心情を表現しているようです。
イラストレーターで漫画家のますだみくが手がけたPVを見れば、曲の意味がわかるでしょう。
【2位】結
失恋ソングが多いSaucy Dogですが「結」は彼ら自身、初めて制作したラブソングとなりました。
曲の主人公は、どこかこじらせていて、相手が過去にどんな恋愛をしてきたのか気になってしまったり、2人だけの世界に行ってしまいたいと思ったりしているよう。
ラブソングでもそんな繊細な主人公が出てくるのはSaucy Dogならではでしょう。
心が暖かくなるようなメロディーに、主人公の幸せを願わずにはいられません。
【1位】いつか
Saucy Dogの名前が広く知られるきっかけとなった、ライブの定番曲でもある代表曲「いつか」。
メンバーの石原の実体験に基づいた「もう二度と会えない君」をテーマにした、今はもう隣にいない「君」への思いが歌われています。
楽曲構成は音数が少なく、至ってシンプル。
だからこそ「君」と過ごした、いつか忘れてしまうであろう思い出を淡々と歌うボーカルに心を掴まれます。
恋愛だけではなく、大切な人と別れた経験のある人にも刺さるであろう1曲です。
Saucy Dogのドラマ主題歌
話題沸騰中のSaucy Dogの楽曲は、ドラマの主題歌としても使われています。
中にはドラマのために書き下ろされた楽曲もあるので、番組を見た後に改めて聴きなおすと新たな発見があるかもしれません。
上手くいかない恋愛に卑屈になったり、人生を憂いたりと人間らしさ全開の3曲。
恋愛や人生につまずいた時「こんな思いをしているのは自分だけじゃなかったんだ」とわからせてくれるような、優しく寄り添ってくれる楽曲たちです。
魔法にかけられて『恋する♡週末ホームステイ 2022春』
ABEMAオリジナルの恋愛番組『恋する♡週末ホームステイ2022春』の主題歌である「魔法にかけられて」。
番組から声がかかった時に元々「会えない間に膨らむ恋心や、不安になる気持ちの欠片」を描いた書き途中の歌詞があり、その歌詞と番組の内容のテイストが一致したため、そのまま恋ステに提供したそうです。
ちなみに番組の内容は、数週間に渡って1泊2日のデートを繰り返す中で、どんな恋が生まれるのかをモニタリングするもの。
メロウなサウンドと幸せいっぱいの歌詞に、きっとドキドキさせられるでしょう。
あぁ、もう。『デキないふたり』
「あぁ、もう。」はLINEマンガで話題の『デキないふたり』の実写化ドラマの主題歌として使われました。
ギターサウンドに乗せて、好きな人の思わせぶりな態度に振り回される主人公の様子をポップに歌う爽やかな1曲。
時にはピュアに、時には卑屈になってしまう主人公に共感してしまう人も多いでしょう。
相手に好かれたい一心で自分を見失ってしまい、でも最後は本当の自分で勝負しようと前向きな決意で曲が終わります。
結末は描かれていませんが、明るいサウンドに悪い未来は見えないのではないでしょうか。
ノンフィクション『神木隆之介の撮休』
俳優たちのオフの姿を妄想で描いた人気シリーズ「撮休」の第3弾『神木隆之介の撮休』の主題歌になったのは「ノンフィクション」です。
理想通りに行かなくて、現実世界に飽き飽きしている主人公が自己嫌悪に陥りながら葛藤する様子が描かれています。
歌われている内容とは裏腹に、サウンドは疾走感のあるアップテンポのキラーチューン。
テンションをあげたい時にもってこいの仕上がりになっていて、悲しい気持ちでも前向きに生きていこうと思わせてくれるような仕上がりになっています。
Saucy Dogの隠れた名曲
ここまでSaucy Dogの代表曲や、タイアップが付いた楽曲を紹介してきました。
しかしSaucy Dogの魅力はそれだけでは語りつくせません。
ファンにとってはお馴染みの、隠れた名曲もぜひチェックしてみてください。
ミディアムバラードでリラックスタイムにぴったりな曲もあれば、多幸感にあふれたアップテンポな楽曲も。
いずれにせよ一日の終わりに流すと、きっといい時間を過ごせること間違いないでしょう。
月に住む君
「月に住む君」は2019年にリリースされたアルバム「ブルーピリオド」に収録されています。
「夢の中ではいつでも会えるのに現実ではもう会えない」ようなことを歌っていたり「君は月に住んでる」と例えられていたり、おそらく「君」はこの世にいないのでは無いかと思わせるような描写があります。
本当の意味は本人たちのみぞ知るところですが、文学的な歌詞を語りかけるように歌うボーカルと、優しいメロディーで涙腺を刺激する楽曲であることは間違いありません。
Wake
2017年リリースの「カントリーロード」収録の「Wake」。
アップテンポで爽やかなサウンドですが、内容はSaucy Dogお得意のパートナーとの別れを歌っています。
「君」を忘れようと次へ踏み出そうとしますが、気づけばやっぱり「君」のことを考えてしまっているという未練たっぷりの主人公。
別れたからこそ見えてくる自分の悪かった点や、いなくなってから初めて分かった「君」の大切さをしみじみと痛感する内容に、次の恋は上手くいくといいねと応援したくなるような楽曲です。
真昼の⽉
アップテンポでライブでも盛り上がりそうな「真昼の月」はSaucy Dogには珍しい、恋愛ではなく親子の絆を描いた1曲です。
夢を追って親元を離れた少年が、その土地で上手く行かずくじけそうになるのですが、その度に母親からもらった言葉を思い出し、また日々奮闘する姿を描いています。
メンバーの石原は「近くにいるときはその人の大切さに気づきにくいけど、この曲を聴いて電話をしたり会いに行くきっかけとなれれば嬉しい」とコメント。
今まさに夢を追いかけている人や、親元を離れたばかりの人に沁みるでしょう。
コンタクトケース
「コンタクトケース」は「いつか」とならんでファンの間で人気の高いバラード曲です。
自分の生活する空間にはコンタクトケースや、写真を飾っていたであろうコルクボードのたくさんの穴など「君」を連想させるものが今もまだたくさん残っていることを歌い、生々しい程の喪失感が伝わってきます。
今にも泣き出しそうなボーカルに、失恋をしていなくても涙腺が刺激されるような泣きソングです。
雀ノ欠伸
「徒然草」をSaucy Dogなりに解釈し、そこからインスピレーションを受けて作られた「雀ノ欠伸」。
所々で古典文学のような表現が織り交ぜられているところにも遊び心を感じられます。
珍しく愛とか恋とかについての曲ではなく、後悔のないように自分らしく日々を過ごそうと歌った人生の応援ソングです。
そのテーマにふさわしく、サウンドはアップテンポではじけるようなボーカルが特徴的。
これから何かを頑張ろうと思ったときに聴くと元気がもらえそうな1曲です。
Saucy Dogの人気曲にはエモい歌がたくさん!新曲が待ち遠しい
失恋ソングが多いSaucy Dog。
しかし、ただこじらせているだけではなく前を向こうと努力してみたり、大切な人との時間を大事にしようと教えてくれたりと、恋する全ての人に寄り添ってくれるような楽曲がたくさんあります。
きっと色々な葛藤や挫折があったからこそ紡げる楽曲の数々は、何か行き詰った時に聴けば荒んだ心をきっと癒してくれるでしょう。
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この記事のまとめ!
- Saucy Dogの人気曲は失恋ソングが多いが、ドキドキさせられるような片想いを歌った曲も人気
- ミディアムバラードが多いが、爽やかなバンドサウンドの盛り上げソングもたくさんある
- 恋愛だけではなく親子の絆や、人生を謳歌しようという内容の歌も歌う