日本の音楽業界をリードし続けるサザンオールスターズ。
デビューから40年以上がたった今もなお、国民的バンドとして世代を問わず愛されています。
これまでにリリースされたヒット曲の数々を振り返り、彼らの音楽のすばらしさを再確認してみませんか?
この記事でわかること
サザンオールスターズ人気の名曲TOP10
サザンオールスターズは、ボーカル桑田佳祐の独特の歌声、そしてバンドが織りなす魅惑的なサウンドで聴く人の心を魅了します。
他のアーティストには決して真似することのできない、唯一無二の存在です。
そんな彼らが生み出した曲のなかで、最も人気の高いナンバーはどれなのでしょうか?
ここでは、サザンオールスターズ人気の名曲をランキングにして紹介します。
【第10位】闘う戦士たちへ愛を込めて
「闘う戦士たちへ愛を込めて」は2018年6月に、サザンオールスターズ初のオンライン配信1作目として配信されたシングル曲です。
この曲はまさに、現代社会の荒波にもまれて頑張る人たちへの応援歌だといえるでしょう。
やる気が起きない時に聴くと、元気付けられるような歌詞とメロディーです。
映画「空飛ぶタイヤ」の主題歌として起用され、映画の内容にぴったりの歌詞だと話題になりました。
【第9位】みんなのうた
サザンオールスターズの楽曲を代表する、元気で楽しいナンバー「みんなのうた」は、デビュー10周年となる1988年6月25日に発売されました。
アップテンポで明るいメロディは、聴くだけで前向きな気持ちにしてくれます。
桑田の爽快で特徴的な歌声を堪能できる1曲です。
カラオケで歌えば、盛り上がること間違いなしでしょう。
【第8位】エロティカ・セブン EROTICA SEVEN
「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」は1993年7月にリリースされた32枚目のシングルです。
セクシーなラテンテイストが特徴で、実にサザンオールスターズらしい1曲だといえるでしょう。
過激でありながらこだわりが詰まった歌詞や、彼らにしか作れない独特の世界観が魅力です。
情熱的になりたい時、ノリノリにテンションを上げたい時におすすめします。
【第7位】壮年JUMP
2018年7月23日に配信スタートした「壮年JUMP」は、清々しいメロディが印象的なナンバーです。
アサヒ飲料「三ツ矢サイダー」のCMソングとして起用され、その爽やかなサウンドがぴったりマッチしていました。
ポップで明るい曲調でありながら、どこか切なく懐かしい気持ちにさせるこの曲。
なんともいえないサザンオールスターズの不思議な魅力があふれています。
【第6位】いとしのエリー
サザンオールスターズ3枚目のシングル「いとしのエリー」は、同年に放送されたTBS系列テレビドラマ「ふぞろいの林檎たち」の主題歌として大ヒットしました。
心から愛する女性に捧げたラブソングとして、長きに渡り多くの人から愛されています。
桑田が現在の妻でありキーボード担当の原由子と結婚する前に、「ごめんなさい」の気持ちを込めて作った曲だといわれています。
今までにさまざまなアーティストがカバーしてきましたが、今後も色あせることなく歌い継がれるでしょう。
【第5位】勝手にシンドバッド
デビューシングルとして1978年6月にリリースされた「勝手にシンドバッド」。
サザンオールスターズという名を、日本の音楽業界に知らしめた名曲です。
これまでになかった個性的な音楽やおもしろい歌詞に、日本中でたくさんのファンが生まれました。
日本のロックのイメージを覆したともいえる、歴史的な1曲です。
軽快なアップテンポが特徴なので、カラオケでみんなで歌うと盛り上がりますよ。
【第4位】東京VICTORY
2014年9月にリリースされた、サザンオールスターズ55枚目のシングル「東京VICTORY」。
いつまでも聴いていたくなるような、爽やかで心地良いメロディ特徴です。
「みんな頑張って」という歌詞があるように、どんな苦難も乗り越えて前へ進む勇気をあたえてくれます。
高揚感が高まる1曲なので、ドライブや作業用のBGMとして流すと楽しめますよ。
【第3位】希望の轍
ピアノによる軽やかなイントロで始まる「希望の轍」は1990年9月にリリースされた名曲です。
そっと背中を押してくれて、夢や希望が持てるような明るいメロディが印象に残ります。
この作品はサザンオールスターズのアルバム以外に、桑田が初監督を手がけた映画「稲村ジェーン」のサウンドトラックにも収録されていますよ。
【第2位】真夏の果実
1990年年7月にリリースされたシングル「真夏の果実」。
サザンオールスターズ屈指の大人気バラードです。
30年以上も前に制作された曲とは思えぬほど、今でも多くの人の心に響いています。
上述した映画「稲村ジェーン」の主題歌として話題になり、他にも多くのタイアップをしてきました。
切なく美しいサウンドと桑田の歌声が見事にマッチした名曲です。
「四六時中も好きと言って」という歌詞もロマンチックですね。
【第1位】TSUNAMI
栄えある第1位は、サザンオールスターズの言わずと知れた名曲「TSUNAMI」です。
この曲は、恋する切ない気持ちを押し寄せる津波に例えて歌ったラブソングで、幅広い世代から共感を生んでいます。
「見つめ合うと素直にお喋り出来ない」「めぐり逢えた瞬間から魔法が解けない」といった繊細で美しい歌詞が聴く人の心のなかに染みこんでいくのです。
後世に残し続けるべき名作といえるでしょう。
サザンオールスターズの泣ける曲7選
サザンオールスターズを語る上ではずせないのが、心に響くバラードの存在です。
特徴的な歌詞や感情を揺さぶる美しいメロディは、世代を越えて多くのファンを虜にしてきました。
彼らが世に送り出した大人気バラードをピックアップし、1曲ずつ見ていきましょう。
ここでは、サザンオールスターズの泣ける名曲を7選紹介します。
C調言葉に御用心
1979年10月に5作目のシングルとしてリリースされた「C調言葉に御用心」。
「C調」とは「調子いい」「いい加減」といった意味を表しており、「調子いい言葉には気を付けて」とタイトルが伝えています。
優しく耳馴染みの良いメロディに反して、自由で強烈な歌詞が特徴的です。
独特の言葉選びがサザンオールスターズらしい名曲ですよ。
涙のキッス
「涙のキッス」は1992年7月に発売された31枚目のシングル曲です。
「ゴールドディスク大賞」ベスト5・シングル賞や、「日本レコード大賞」ゴールド・ディスク賞を獲得し、日本中で話題になりました。
サザンオールスターズ初のシングルミリオンセラーも果たしています。
恋の終わりを告げる切ない歌詞と繊細なメロディが印象的です。
Melody
「Melody」は23枚目のシングル曲で、サザンオールスターズ1度目の活動休止前に発売されました。
しっとりと美しいバラードで、新しさと懐かしさの両方の良さが詰まったメロディになっています。
歌詞に日本語と英語が混ざり合う独自のセンスは、サザンオールスターズならではの魅力でしょう。
ゆったりとリラックスしたい時に聴くのがおすすめです。
旅姿六人衆
「旅姿六人衆」は1983年に発売されたアルバム「綺麗」に収録された人気のバラードです。
サザンオールスターズを支えるファンやスタッフへ、感謝の想いが込められた1曲だといわれています。
曲が始まる前に「ごめん、俺が悪かった」という桑田のセリフが収録されていることでも話題に。
リリースから30年以上経つ今でも、ファンから根強く愛されています。
Ya Ya(あの時代を忘れない)
1982年10月に発売された16枚目のシングル「Ya Ya(あの時代を忘れない)」。
この曲はマツダ「MPV」のCMソングにも起用されました。
歌詞にはサザンオールスターズの学生時代が描写され、懐かしい情景を思い起こさせる繊細なバラードとなっています。
学生当時桑田たちが所属していた軽音サークルの名前「better days」が歌詞中に登場していますよ。
慕情
1992年にリリースされた「慕情」は、サザンオールスターズ11枚目のアルバム「世に万葉の花が咲くなり」に収録されています。
センチメンタルな心情をしっとりと歌い上げる、優美なバラード曲です。
儚く美しいメロディとゆっくりと重めのリズムが、なんともセクシーな気分にさせます。
心を落ち着けて、自分の心と向き合いたい時に聴いてみるのはいかかでしょうか?
心を込めて花束を
「心を込めて花束を」は、結婚式の定番ソングとしても人気が高い、感動のナンバーです。
大切に育ててくれた両親や、最愛の人との出会いに感謝する気持ちが歌詞に綴られています。
ラッツ&スター・鈴木雅之さんの結婚式で彼の父親が涙している姿を見て、この曲を作ったというエピソードも。
心に響く美しいサウンドが聴く人の涙を誘う、サザンオールスターズ屈指のバラード曲です。
サザンオールスターズのノリのいい曲7選
サザンオールスターズといえば、ポップでキャッチーな楽曲の数々を思い出す人が多いでしょう。
通勤時間などに1人で聴いて気分を上げるのもヨシ、カラオケでみんなで盛り上がるのもヨシの作品がたくさんあります。
あなたのお気に入りのナンバーはどれでしょうか?
ここでは、思わず口ずさんでしまうようなノリのいい曲を7選紹介します。
いなせなロコモーション
1980年5月にリリースされたサザンオールスターズ8枚目のシングル曲「いなせなロコモーション」。
歌詞中には、1950年代から60年代を代表するコニー・フランシス、ドリス・デイ、シュープリームス、フランキー・ヴァリ、ビーチボーイズなどのアーティスト名が登場します。
桑田が影響を受けたアメリカンポップスを強く意識したナンバーだといえるでしょう。
気分しだいで責めないで
1978年11月に2枚目のシングルとしてリリースされ「気分しだいで責めないで」は、軽快なアップチューンが特徴です。
サウンドにはサザンオールスターズらしいラテンテイストが採用され、テンションが上がる曲調に仕上がっています。
カラオケなどで歌えば、世代を問わず盛り上がること間違いないでしょう。
ライブでも大人気の1曲です。
シュラバ★ラ★バンバ
「シュラバ★ラ★バンバ」は1992年7月に発売された30枚目のシングルです。
サザンオールスターズの楽曲のなかでも特に韻を踏んだ表現や造語が多く、自由で斬新な作品になっています。
セクシーでノリの良いメロディもこの曲が愛される理由の1つです。
NTTドコモのCMソング、TBS系金曜ドラマ「ずっとあなたが好きだった」の挿入歌として起用されました。
マンピーのG★SPOT
1995年5月にリリースされたサザンオールスターズ35枚目のシングル「マンピーのG★SPOT」。
日本テレビ系バラエティ番組「TVおじゃマンモス」エンディングソング、自身のベストアルバム「HAPPY!」のCMソングとして使用されていました。
タイトルや歌詞の過激さが話題になることが多いこの曲は、カラオケで友人と盛り上がりたい時にぴったりの1曲ですよ。
ミス・ブランニュー・デイ
「ミス・ブランニュー・デイ」は1984年6月にリリースされた、サザンオールスターズ20枚目のシングル曲です。
映画「彼女が水着にきがえたら」の挿入歌に起用されたことで話題になりました。
歌詞には流行に流される世間への批評が綴られています。
皮肉を込めた歌詞とは相反する、リズミカルで踊りたくなるようなバンドサウンドが特徴的です。
涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~
「涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE」は、フジテレビ系月9ドラマ「僕だけのマドンナ」の主題歌として起用され話題になりました。
「コバルトブルーの涙の海で 人魚のような恋に溺れたなら 接吻より甘く永遠より永く 濡れた身体に愛をください」といった夏らしい恋の物語が歌詞になっています。
爽やかで心躍る、サザンオールスターズの名曲です。
思い過ごしも恋のうち
1979年7月にリリースされた4枚目のシングル「思い過ごしも恋のうち」。
映画「彼女が水着にきがえたら」の挿入歌として使用されました。
聴くだけでテンションが上がるアップテンポな曲調が魅力です。
歌声、歌詞、バンドサウンドのすべてが見事に掛け合わされ、パワフルな仕上がりに。
他のアーティストも絶賛するほどの、サザンオールスターズらい爽快な楽曲です。
サザンオールスターズは名曲づくし!年代順に聴いて思い出を振り返ろう
日本の音楽業界のトップに君臨するサザンオールスターズは、デビューから40年以上がたった今も国民的バンドとして愛されています。
彼らの人気の名曲TOP10の栄えある1位は「TSUNAMI」で、他にも「真夏の果実」「希望の轍」「東京VICTORY」などが大人気です。
心に響くおすすめのバラードには「C調言葉に御用心」「涙のキッス」「Melody」などがあります。
彼ららしくノリの良いナンバーの代表は「いなせなロコモーション」「気分しだいで責めないで」「シュラバ★ラ★バンバ」などです。
名曲の数々を振り返り、自分の音楽プレイリストに入れてサザンオールスターズを堪能しましょう。
この記事のまとめ!
- サザンオールスターズは日本の音楽業界をリードする国民的バンド
- 人気曲は「TSUNAMI」「真夏の果実」「希望の轍」など
- バラードは「C調言葉に御用心」「涙のキッス」「Melody」などがおすすめ
- 「いなせなロコモーション」「気分しだいで責めないで」などは盛り上がりたい時におすすめ