クリスマス、忘年会、年末年始の行事など、冬は特にイベントごとが多い季節。
普通に生活しているだけでもワクワクがいっぱいですが、そこに音楽が加わればウィンターシーズンをさらに楽しく過ごせるはず!
この記事でわかること
冬の歌で聴きたい・カラオケで歌いたい曲7選【女性編】
まずは冬に聴きたい&歌いたい楽曲の中から、女性ボーカルの曲をピックアップします。
定番はもちろんニューフェイスも紹介するので、女性のウィンターソングを知りたい人は必見です!
雪の華 / 中島美嘉
「雪の華」は、女性シンガー・中島美嘉の10枚目のシングル。
大切な人と過ごす時間の尊さ、これからの2人に対する想いが歌われた、心温まるラブソングです。
ストレートな歌詞、ドラマティックなメロディ、情緒感溢れる歌声がピッタリとハマっており、2003年10月のリリース以降、長く愛され続けています。
森山良子や徳永英明など日本を代表するシンガーのほか、海外のアーティストからもカバーされているので、カラオケで歌いやすいカバーはあるか聴き比べるのもありです。
君とゲレンデ / SHISHAMO
「君とゲレンデ」は、ガールズバンド・SHISHAMOの4枚目のシングル。
恋する気持ちと不安が交錯する中、それでも一緒にいたいという想いを真っ直ぐに歌った、切なくも爽やかな冬のラブソングです。
実は、同曲のコンセプトはSHISHAMOの1stシングル「君と夏フェス」。
「冬バージョンを作ろう!」と思ったことがきっかけで制作され、ボーカル宮崎朝子の後押しによりセルフオマージュのようなタイトルに決まりました。
音域もそこまで広くないので、カラオケでも歌いやすいはず!
ホットミルク / にしな
「ホットミルク」は、女性シンガーソングライター・にしなの15枚目のシングル。
ABEMAの恋愛リアリティ番組「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」の主題歌に起用されました。
温かさも切なさも併せ持つメロディに乗せて歌われているのは、別れを飲み込んで前に進んでいく覚悟。
浮遊感のあるサウンドとアンニュイな歌声が、とてもマッチしています。
テンポがゆったり目なので、感情を込めて歌いやすい一曲です。
冬の朝 / 緑黄色社会
「冬の朝」は、4人組バンド・緑黄色社会の楽曲。
2枚目のアルバム「SINGALONG」に収録されています。
ボーカル・長屋が大学生の頃に書いたとされる同曲のテーマは「上京」。
1人で故郷から離れる不安、これから新しい場所で生きていくのだという決意が、強く感じられる一曲です。
冒頭から響く凛としたピアノと、力強さのあるボーカルが生み出すハーモニーが魅力的。
少しキーが高いものの、音程を調整すれば歌いやすいでしょう。
雪の降る街 / aimer
「雪の降る街」は、女性シンガー・Aimerの3枚目のシングル。
日本テレビ系ドラマ「ゴースト ~天国からのささやき シーズン3」のエンディングテーマに起用されました。
そんな同曲は、会えなくなった大切な人への想いを、静かに降る雪とともに描いた切ないバラード。
大切な人に対して募る想いが時間と共に溶けていく寂しさを、街に積もり溶ける雪になぞらえて表現しているところがなんとも粋です。
そして、それでも前を向こうとする強さに心を動かされます。
カラオケで歌う時は、曲の展開に合わせて徐々に盛り上げるイメージで歌いましょう。
メリクリ / BoA
「メリクリ」は、女性シンガー・BoAの15枚目のシングル。
メリクリという単語を世に知らしめたと言っても過言ではないほどの大ヒット曲です。2004年12月のリリース以降、クリスマス&冬の定番ソングとして、多くの世代に親しまれています。
歌詞は何気ない日常の描写、そして大切な人への想いをまっすぐに語る様子が印象的。
キーが少し高めなので自分の音域に合わせて調整しつつ、3拍子のリズムを意識すれば、しっかり歌いこなせるでしょう。
Everything / MISIA
「Everything」は女性シンガー・MISIAの7枚目のシングル。
好きな人に会えない寂しさを歌い上げた、熱いバラードです。
実は同曲には冬を感じさせる歌詞はないものの、2000年の10月のリリース以降、多くの人たちにウィンターソングの定番として愛され続けています。
抜群の歌唱力を誇るMISIAですが、同曲は比較的歌いやすい点も人気のポイント。
カラオケのランキングでも常に上位にいる人気曲です。
冬の歌で聴きたい・カラオケで歌いたい曲7選【男性編】
続いては、男性ボーカルの冬の歌を7曲ピックアップします。
こちらも定番から新曲まで幅広く紹介するので、覚えておけば聴くのはもちろんカラオケでも盛り上がりますよ!


Subtitle / Official髭男dism
「subtitle」は、4人組バンド・Official髭男dismの8枚目のシングルです。
ドラマ「silent」の主題歌として書き下ろされました。
メンバーが「最初のディスカッションの時点で名曲の予感がしていた」と語る同曲は、まさに令和を代表する冬うたの一つ。
空回りする感情をリアルかつ繊細に歌った歌詞と、ドラマティックなサウンドが絶妙にマッチしており、まるで映画を見たかのような満足感を得られます。
キーが高く曲の展開も複雑なので難易度の高い楽曲ですが、ぜひカラオケでチャレンジしてみてください。
snow jam / Rin音
「snow jam」は、ラッパー・Rin音の2枚目のシングル。
まるで冬の夜に包まれるかのような、浮遊感のあるサウンドが印象的なラブソングです。
歌詞で表現されているのは、大切な人に対して抱く想いや、それをうまく伝えられないもどかしさ。
Rin音のやわらかな声、やさしいサウンドもあり、ややビターなラブソングではあるものの、心地よく聴けます。
歌いやすいキーですが、全編ラップなので曲のテンポをうまく掴んで歌いこなしましょう!
ベテルギウス / 優里
「ベテルギウス」は、男性シンガーソングライター・優里の8枚目のシングル。
ドラマ「SUPER RICH」のために書き下ろされた楽曲です。
星座・ベテルギウスをモチーフに「僕」と「君」の関係が描かれており、ラストは「2人で歩んでいこう」という熱いメッセージが歌われています。
主人公の感情をたたみかけるような、サビのメロディも魅力的。
高音部分はかなり高いので、あらかじめ少しキーを調整しておくとうまく歌いこなせるでしょう。
粉雪 / レミオロメン
「粉雪」は、スリーピースバンド・レミオロメンの8枚目のシングル。
恋人とのすれ違いや、それでも相手を想い続ける気持ちが歌われた切ないバラードです。
ドラマ「1リットルの涙」の挿入歌に起用されたこともあり、楽曲は一躍大ヒット。
レミオロメンの人気曲、そして冬うたを代表する一曲として、現在もカラオケの定番曲として親しまれています。
ロングトーンが印象的なサビは、とにかくパワーが大切。
原曲をイメージしながら、思いっきり歌ってみてください。
スノーマジックファンタジー / SEKAI NO OWARI
「スノーマジックファンタジー」は、4人組バンド・SEKAI NO OWARIの7枚目のシングルです。
タイトル通り、まるでおとぎ話のような世界観が印象的。
ファンタジックなサウンドに乗せて、雪の降る山での「君」とのドラマチックな出会いと想いが描かれています。
キーはすごく高いわけではないので、比較的カラオケでは歌いやすいはず。
テンポが少し独特なので、惑わされないように気をつけながら歌いましょう。
白い恋人達 / 桑田佳祐
「白い恋人達」は、男性シンガーソングライター・桑田佳祐の7枚目のシングル。
自分の元を去ってしまった恋人に想いを馳せる、珠玉のバラードです。
切ない感情の描写にも惹かれますが、「冬枯れの街路樹に風が泣く」「聖なる鐘が響く頃に」など、情景の描写も非常に魅力的。
歌詞に注目しながら聴くと、楽曲の世界観が頭の中に広がります。
カラオケでは楽曲後半の裏声部分が難しいものの、キーはそこまで高くないので、ぜひ原キーで挑戦してみましょう!
クリスマスソング / back number
「クリスマスソング」は、スリーピースバンド・back numberの14枚目のシングル。
同バンドのお家芸ともいえる、切なさ溢れる冬のラブソングです。
片思い中の相手になかなか振り向いてもらえないけど諦められず、悶々としながらクリスマスを迎えるというストーリーが、なんともリアルで秀逸。
似たような経験がある人も少なくないことでしょう。
キーも高すぎずテンポもゆったりとしているので、カラオケでも歌いやすい楽曲です。
冬の歌で懐かしい曲3選
続いてはちょっと懐かしい冬の名曲を、3曲ピックアップします。
いずれも平成初期の楽曲ですが、色褪せない歌詞・サウンドできっと共感できるはず。
ぜひチェックしてくださいね。


冬がはじまるよ / 槇原敬之
「冬がはじまるよ」は、男性シンガーソングライター・槇原敬之の4枚目のシングルです。
1991年11月にリリースされ、ビールのCMソングに起用されたことで話題になりました。
同曲はサビのキャッチーなフレーズが有名ですが、実は同曲は甘さたっぷりのラブソング。
全編を通して男性目線で描かれており、どこを切り取っても幸せいっぱいです。
冒頭では夏にあげたプレゼントについて歌われていますが、令和では「少し重いかも?」と思う人もいるかもしれません。
ぜひチェックしてみてください。
Winter, again / GLAY
「Winter, again」は4人組バンド・GLAYの16枚目のシングルです。
「いつか雪の降る日に、あなたを僕が生まれた街に連れていきたい」という旨の歌詞が印象的な同曲ですが、これは作詞・作曲を務めたTAKUROの実体験。
リアルな歌詞も、どこか冬を感じさせるメロディーも、雪国出身の彼らだからこそ表現できた、まさに本物の冬ソングと言えるでしょう。
White Love / SPEED
「White Love」は、4人組ダンス&ボーカルグループ・SPEEDの5枚目のシングルです。
1997年10月にリリースされ、資生堂「ティセラ エンジェルドロップ」のCMソングに起用されたことで話題になりました。
そんな同曲は、思わずほっこりしてしまう純粋なラブソング。
歌詞には「電話」「手帳」など令和ではあまり見かけなくなったアイテムがたびたび登場し、エモさを感じます。
当時中学生だった彼女たちの、大人びた歌声や表情にも注目しながら聴いてみてください。
冬の歌に聴きたい洋楽5選
冬の名曲は、邦楽だけでなく洋楽にもたくさんあります。
最後に冬に聴きたい洋楽を5曲ピックアップするので、普段洋楽を聴かない人もこれを機にぜひ聴いてみてください。


Back to December / Taylor Swift(テイラー・スウィフト)
「Back to December」は、アメリカ出身の女性シンガーソングライター・Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の楽曲です。
3枚目のアルバム「Speak Now」に収録されており、のちにシングルカットされました。
同曲は元恋人に対して許しを請うような内容が印象的。
「あの12月に戻りたい」というフレーズには後悔が滲み出ており、胸が苦しくなります。
主人公の気持ちを表現しているかのような、切なさ溢れるメロディにも注目です。
All I Want for Christmas Is You / Mariah Carey(マライア・キャリー)
「All I Want for Christmas Is You」は、アメリカ出身の女性シンガーソングライター・Mariah Carey(マライア・キャリー)の楽曲。
「クリスマスに欲しいのはあなただけ」というタイトルの通り、クリスマスに恋人を思う直球のラブソングです。
ホリデーシーズンならではのワクワク感がたっぷり詰まっており、歌詞の意味はわかずとも、同曲を聴くだけでテンションが上がる人も少なくないのでは?
さまざまな女性アーティストはもちろん、男性アーティストもカバーしている名曲なので、自分好みのカバーを探すのもおすすめです。
Santa Tell Me / Ariana Grande(アリアナ・グランデ)
「Santa Tell Me」は、アメリカ出身の女性シンガーソングライター・Ariana Grande(アリアナ・グランデ)による楽曲。
恋する女の子のもどかしい気持ちを描いた、ちょっぴり切ないクリスマスソングです。
と言っても泣ける系のバラードではなく、サウンドはどちらかといえばポップ。
サンタに恋がうまくいくか尋ねる歌詞も非常にキュートで、聴けばクリスマス気分が盛り上がるはず!
可愛らしさ満点のMVも必見です!
Last Christmas / Wham!(ワム)
「Last Christmas」はイギリス発のポップデュオ・Wham!(ワム)による楽曲です。
世代を問わずクリスマスの定番として知られる同曲ですが、実は歌詞はブルー。
主人公は男性で、恋人にフラれた去年のクリスマスに対する想いが歌われています。
後半では新しい恋人を見つけたことを思わせる描写がありますが、この主人公がハッピーエンドを迎えられたかは定かではあり
ません。
誰もが浮き足立つクリスマスとはややギャップのある内容ですが、透明感のあるサウンドはどこかクリスマスっぽく、今年の冬も様々なところで耳にすること間違いなしです。
Perfect / Ed Sheeran(エド・シーラン)
「Perfect」はイギリス出身のシンガーソングライター・Ed Sheeran(エド・シーラン)による楽曲です。
「本物の愛を見つけたんだ」という歌詞からはじまる同曲は、恋人に対してストレートに愛を伝えるラブソング。
Ed Sheeran本人がプロポーズの気持ちを歌にしたものだそうで、非常にスイートな歌詞が印象的です。
ちなみに、歌詞には冬の描写は出てきませんが、MVはウィンターシーズンが舞台となっているため、冬の歌として親しまれています。
スキーをしたり、ロッジでお酒を飲んだりと雰囲気抜群なので、こちらもぜひご覧ください。
冬の歌は心に寄り添ってくれる名曲揃い。ウィンターソングで冬気分を盛り上げよう!
ひとくちに「ウィンターソング」といっても、描かれているシチュエーションはさまざまです。
恋人と幸せなひと時を過ごしていたり、反対に辛い別れに悲しんでいたりと、現実にも数多くのドラマがあるはず。
ぜひ自分の気持ちに寄り添ってくれるウィンターソングを探して、今の気分を盛り上げたり、傷を癒したりしてくださいね。
また、「ウィンターソング=クリスマスソング」というイメージをお持ちの人も多いと思いますが、クリスマスではない冬の歌もたくさんあります。
これを機に楽曲が生まれたストーリーや背景、そして歌詞に注目しながら、自分だけの1曲を見つけてくださいね!