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Penthouse(ペントハウス)のメンバープロフィール紹介!V6に楽曲提供した東大発バンドを徹底解剖 2024年10月

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2018年に結成し、2021年にメジャーデビューを果たしたPenthouse

メンバーのほとんどが社会人をしながら音楽活動をする「新しい生き方」を見せてくれているバンドです。

Live編集部
この記事では、メジャーデビュー前からただ者では無い功績を残し続けている彼らの魅力に迫ります。

 

Penthouse(ペントハウス)とはどんなバンド?

Penthouseは2018年に結成された、6人組のバンドです。

パワフルなツインボーカルと心地よいサウンドが特徴的で、結成当時から注目を集めています。

その実力はメジャーデビュー前に、レコード会社から直接楽曲提供をお願いされたほど

ハイレベルな音楽性を持つPenthouseですが、メンバーはどこで出会い、どうやってバンド結成に至ったのでしょうか。

彼らの奏でる「シティソウル」という独自の音楽ジャンルも含めて紹介します。

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バンド結成のきっかけ

Penthouseは、東大の軽音バンドサークル「POMP」のOB合宿に参加したメンバーが中心となって結成されました。

結成を仕切っていた浪岡によると「目的とする音楽があったわけではないが人間性も含めて楽しくやっていけそうなメンバーを集めた」とのこと。

Penthouseのメンバーが楽しそうに演奏している姿は、信頼関係ができあがってるからこそなのでしょう。

 

バンド名の由来

Penthouseというバンド名の由来については、はっきりと明言されていません。

ただ、自身のYouTubeチャンネルで「ペントハウスで生活したいから」と冗談混じりに話しています。

ちなみにペントハウスとは、マンションの最上階にある豪邸のこと

由来の真偽は定かではありませんが、この勢いのまま行けばペントハウスで生活するメンバーが出てくる日もそう遠くはないでしょう。

 

シティソウルというジャンル

「日常をちょっとおしゃれに彩る音楽」をコンセプトに掲げるPenthouse。

それは「シティソウル」という、「シティポップのキャッチーさとソウルのパワフルさそしてハードロックを兼ね揃えた音楽」という意味でPenthouseが作り上げた独自のジャンルで実現されています。

元々「シティソウル」というソウルやジャズ、AORなどを融合させた音楽ジャンルがありますが、それを意識したわけではないそうです。

 

Penthouse(ペントハウス)のメンバープロフィール紹介

メジャーデビュー前から多くのファンがつくほどの高い音楽センスを持つPenthouse。

メンバーは浪岡真太郎、大島真帆、矢野慎太郎、大原拓真、角野隼人、平井辰典の6人です。

中には一般企業に勤めながら音楽活動をするメンバーもいます

ここでは、Penthouseがどんな人達で構成されているのかについて紹介します。

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浪岡 真太郎(なみおか しんたろう)

出典:https://x.com/NamiokaShintaro/

誕生日 1993年5月12日
年齢 29歳(2022年8月現在)
出身地 岩手県
出身大学 東京大学

ボーカルを務める浪岡はPenthouse結成のきっかけになった人物で、これまで発表された楽曲のうちほとんどの作詞・作曲を手掛けています

当初はIT企業に勤めていましたが、現在は音楽活動一本で活動中。

エアロスミスのスティーブン・タイラーを尊敬する人にあげていて、Penthouse結成前はハードロックバンド「QUORUM」のボーカルを務めていました。

QUORUM時代はアメリカでのツアー実施やSXSWへの出演を果たすなど、海外での成功経験があります。

また、中学時代にはペン回しで世界一になったこともあるそうです。

 

大島 真帆(おおしま まほ)

出典:https://x.com/Maho_0113/

誕生日 1994年1月13日
年齢 28歳(2022年8月現在)
出身地 東京都
出身大学 青山学院大学

浪岡と共にボーカルを務めている大島。

ハスキーボイスの浪岡とは対極的なツヤのある声で、Penthouseの「シティソウル」を作り出しています。

その歌声は吉田美和から影響を受けているとのこと。

会社員としての顔も持っていて、現在も人材系企業に勤務中です。

大学時代にラジオパーソナリティを務めていたことから場の回しがうまく、ライブではMCを任されています

また、歌と同じくらいダンスが好きで、毎週スタジオに通ってレッスンを受けているそうです。

 

矢野 慎太郎(やの しんたろう)

出典:https://x.com/YanoShintaroGt/

誕生日 1992年1月13日
年齢 30歳(2022年8月現在)
出身地 東京都
出身大学 東京大学

ギター担当の矢野は、金融系の企業に勤めながら音楽活動を継続中のメンバーです。

メンバーそれぞれが個々でできることに集中できる環境を作る」と自らミッションを掲げ、それを実現しようとしています。

自称「じゃない方バンドマン」として、Penthouseの事務やマネジメント業務の他、楽曲のミックスを担当するなど裏方の仕事もこなすしっかり者

そのため、生活はハードなようで、明け方まで会社で仕事をした後、Penthouseのミックス作業を実施、そしてそのままスタジオへ行く日もあるそうです。

 

大原 拓真(おおはら たくま)

出典:https://twitter.com/POPdebu/

誕生日 1991年8月30日
年齢 31歳(2022年8月現在)
出身地 東京都
出身大学 東京大学

大原はPenthouseのベースを担当しています。

メディア系の企業への勤務とPenthouse、2足のわらじで活動中です。

この活動スタイルを見せていくことで、みんなに新しい生き方を提示しようとしていると明言しています

バンド内で1番のJ-POP好きで、ポップな楽曲の世界観は大原のアイデアにより生まれたものもあるそうです。

また、動画編集を担当していて、メジャーデビュー後にリリースされたMVメイキング映像全ての編集を手がけています。

 

角野 隼斗 / Cateen(すみの はやと / かてぃん)

出典:https://twitter.com/880hz/

誕生日 1995年7月14日
年齢 27歳(2022年8月現在)
出身地 千葉県
出身大学 東京大学大学院

Penthouseのメンバー最年少である角野は、キーボード担当です。

バンド結成前からクラシックピアニストとして活動中で、数多くのピアノの名誉ある賞を受賞していたり、ヨーロッパにてオーケストラとの共演をしていたりと、ピアニストとしての地位を確立しています。

Cateenの名義で、登録者数100万人超えの人気YouTuberとしても活動中です。

学生時代は音声情報処理の研究をしていて、一時は音響工学研究者になることを考えていたのだとか。

ピアニストとしての道を選んだ角野ですが、どちらの道を選んだとしても角野は「音」に関わる職業が天職だったのでしょう。

 

平井 辰典(ひらい たつのり)

出典:https://twitter.com/Dragonori_drum/

誕生日 1989年7月27日
年齢 33歳(2022年8月現在)
出身地 福井県
出身大学 東京大学

ドラムを担当している平井は、Penthouseの最年長。

いじられやすい愛されキャラとしてメンバーに親しまれています。

製薬会社に勤めながらバンド活動も並行したことで、仕事もバンドも「チーム」を意識することが大事だと悟ったのだそう

音楽以外ではパートナーとともに、雑誌「CLASSY.」の読者モデルとしても活動中です。

 

Penthouse(ペントハウス)の歴史

メンバーのほとんどが東大卒であることだけでも充分にインパクトがあるPenthouseですが、彼らの凄さはそれだけではありません。

デビューから間もなくして音楽業界の関係者から楽曲制作を依頼されたり、初単独ライブでチケットを即完売させたりと、若手バンドとしては異例のペースで実績を残しています。

その快進撃を知れば、Penthouseがただのバンドでは無いことがわかるでしょう。

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チケット完売!初の単独ライブ

Penthouse初の単独ライブは2020年2月、東京・渋谷のライブハウスで開催されました。

単独ライブの告知はSNSだけだったにもかかわらず、チケットは販売開始後たったの30分で完売

チケットが取れなかったファンからは「次回はもっと大きな箱でお願い」「地方でもライブして」などとお願いされるほどの大盛況ぶりでした。

ライブに参加したファンは「幸せな時間を過ごせた」と大満足だったようです

 

V6に楽曲提供

Penthouseは結成からたったの1年で、レコード会社から楽曲提供のオファーを受けました

制作した楽曲「ただこのまま」はV6に提供し、2020年9月リリース「It's my life/PINEAPPLE」のカップリング曲として収録されています。

アイドルの楽曲はコンペと呼ばれる楽曲コンテストを経て決まることが一般的で、相当な影響力があるアーティストでないとレコード会社から直接オファーされることはないそうです。

しかし、当時まだメジャーデビューをしていなかったPenthouseがオファーを受けたのは、何よりもその楽曲のクオリティの高さが群を抜いていたからに違いありません。

 

小渕晃監修コンピレーション・アルバムに収録

2020年にリリースされた「City Soul:Sparkle - Today's Soul, AOR & Blue Eyed Soul」

これは音楽ライター・編集者である小渕晃が監修した、AORやシティポップ、ソウル好きなら押さえておきたい名曲を集めたコンピレーションアルバムです。

海外のアーティストの名曲がピックアップされている中で、Penthouseのオリジナル曲「Fireplace」も肩を並べています。

Fireplaceは5曲目に収録されているのですが、小渕はその理由を「前半のハイライトとして選んだその前の4曲はFireplaceを聴いてもらうためのもの」、加えて「ボーカル演奏テンポ感どこを取っても最高」と大絶賛。

メジャーデビュー前に音楽通の小渕に評価されるのは、バンドとしてもモチベーションが上がったに違いないでしょう。

 

バンドとしてテレビ初出演

Penthouseのテレビ初出演はメジャーデビューする半年前でした。

出演番組は日本テレビの「スッキリ」。

ピアニストの清塚信也が今気になるアーティストを紹介するコーナーでピックアップされ、「…恋に落ちたら」を生演奏。

スッキリを見ていた視聴者へその名を広めました。

この放送がきっかけでバンドを知った櫻井翔は、雑誌のインタビューでPenthouseの名を挙げるほどハマったそう

このインタビューを読んだ櫻井のファンにまでバンドの存在が浸透することになり、テレビ出演は思わぬ方向まで影響を及ぼしたようです。

 

Penthouse(ペントハウス)のおすすめ曲5選

インディーズ時代から洗練された曲のクオリティに定評のあるPenthouse

音楽業界の関係者も一目置く楽曲とは、一体どのようなものか気になりますよね。

ここではまず、Penthouse入門編として押さえておくべきおすすめ曲をピックアップしました。

 

雨宿り

雨宿り」は漫画「私がヒモを飼うなんて」のインスパイアソングとして、企画担当者からオファーを受け書き下ろされました

漫画のストーリーで、主人公のターニングポイントとなる日はいつも雨が降っている所に着目し、「雨」をテーマに楽曲制作を始めたそうです。

雨音を連想させるように演奏されたフレーズと、幻想的で儚いサウンドは漫画の世界観そのもの

漫画を読みながら聴くと、より一層作品の世界観に没頭できるでしょう。

 

...恋に落ちたら

2021年5月にリリースされた「…恋に落ちたら」は、コロナの閉塞感と大人の恋愛をテーマに書かれました。

浪岡曰く遊びで書いたとのことで、歌詞、サウンド含めPenthouseらしくないと一旦お蔵入りにしたのだとか。

しかし、大原が「絶対に化ける」と激推ししたことから、時間をかけてバンドカラーに合ったアレンジを施し、最終的にはバンドの名を広めるきっかけの曲に仕上がりました。

このアレンジには、ゴスペラーズの黒沢のアドバイスも取り入れられているとのこと。

前向きな言葉で綴られた歌詞とこだわりのサウンドを聴けば、生きる糧を見いだせるに違いありません。

 

単焦点

メジャーデビュー後、初めての配信シングルとなった「単焦点」は「カメラを通した恋心、片想い」をテーマに書かれた切ない1曲です。

大島によると、「ツインボーカルだからこそできる手法で切なさを表現している」とのこと。

聴けば聴くほど味が出てくるような仕掛けが施されているそうなので、繰り返し聴くと毎回新たな発見があるでしょう。

歌詞に沿ってストーリー展開される、大人な雰囲気のMVもぜひチェックしてみてください。

 

Fireplace

Fireplace」は、2019年にPenthouseとして初めてリリースした楽曲です。

洗練されたサウンドに、聴き心地のよいグルーブ感はまさにPenthouseの「シティソウル」を感じられるのではないでしょうか

2020年にリリースされた、AORの名曲を集めたコンピレーションアルバムに、メジャーデビュー前にもかかわらずピックアップされた1曲。

全英語詞で、聴けば日本人離れしたサウンドに度肝を抜かれるでしょう。

 

26時10分

YouTubeで公開していたミュージックビデオがレコード会社の目に留まり、メジャーデビューのきっかけとなったのが「26時10分」です。

インディーズ6枚目のシングルとしてリリースされたこの曲は、浪岡と大原、角野の共作で作られました。

ファンクの要素を取り入れ、他の楽曲とは一味違ったテイストでセンスと引き出しの幅広さを感じられます。

浪岡のハスキーな声で繰り出されるラップも聴きどころの1つです。

 

Penthouse(ペントハウス)は社会人メンバーのシティソウルバンド!洗練された音楽を奏でる彼らに期待大

日本人離れした洗練されたサウンドで、日常に彩りを与えてくれるPenthouseの楽曲達。

彼らの学歴は確かに凄いですが、そのサウンドを聴けば音楽以外の肩書きがなくても、純粋に音で勝負できるバンドであることがわかるでしょう。

メジャーデビュー前から隠しきれなかった才能が、今後どこまでリスナーを驚かすほどの成長を見せてくれるのか。

Penthouseはきっと、予期せぬ方向から私たちを楽しませてくれるに違いありません。

 

この記事のまとめ!

  • Penthouseは東大のバンドサークルに在籍していた6人で結成された
  • 今も一般企業に勤めながら音楽活動を続けているメンバーもいる
  • 「日常をちょっとおしゃれに彩る音楽」をコンセプトに日本人離れした音楽センスで活動中
  • メジャーデビュー前から音楽業界関係者から高い評価を得ている

 

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起きてる間は大体音楽のこと考えてる音楽オタク! 聴いたり観たりするのはもちろん、演奏や制作まで音楽に関することはなんでもやります。 独自の目線で情報をお伝えします。

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