Shureイヤホンが気になっているけれど、メーカー・製品の特徴や人気モデルが分からないので購入を迷っているという人も多いのではないでしょうか？
特にこのメーカーの製品は似たルックスのモデルが多いので、どれを選べば良いか迷ってしまうものですよね。
この記事のもくじ
イヤホンの有名メーカーShure(シュア)とは
Shure(シュア)は1925年にアメリカで設立された、老舗音響メーカーです。
主にプロ仕様のマイクや、モニターヘッドホン・イヤホンを製造するメーカーで、一般ユーザー向けの製品も手掛けています。
有名な製品はライブ用マイクの定番モデル「SM58」と、モニターイヤホンの「SEシリーズ」。
これらの製品はアマチュアミュージシャンや一般の音楽好きはもちろん、プロのアーティストも愛用していますよ。
プロ仕様機材を手掛けるメーカーらしい、優れた耐久性を備えた製品が多いのも特徴の1つ。
有名イヤホンメーカーのような多機能な製品は販売していませんが、音楽をしっかりと楽しめるモデル、音質重視のモデルが欲しい人はぜひチェックしておきたいメーカーです。
Shureイヤホンがおすすめの理由
多くのオーディオファン、アーティストから支持されているShureのイヤホン。
音質と品質に優れているのは知っているけれど、具体的にどこがすごいのか分からないという人も多いでしょう。
そこで次は、Shureイヤホンの魅力や、おすすめできる理由を3つ紹介します。
製品についての理解を深めたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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プロが認めるほどの高性能さ
Shureイヤホンのおすすめポイントは、音楽のプロが認めるほどの優れた性能です。
単純な再生性能が高いのはもちろん、音域のバランスも良いので音源本来の魅力をしっかりと表現してくれます。
また、解像度も高いため、音楽制作・演奏から気軽なリスニングまで幅広く使えますよ。
耳にフィットする本体構造とイヤーピースにより、耳栓レベルの高い遮音性を実現しているのもポイントです。
シュア掛けが可能なため耳から外れにくい
ケーブルを耳に掛けて装着する「シュア掛け」を前提とした設計を採用することで、優れた安定性を実現しているのもShureイヤホンの魅力です。
小さな違いですが、耳と接するケーブルが本体を支えてくれるので、落下やズレも効果的に防止してくれます。
モノや手がケーブルに触れたときに「ガサゴソ」と聞こえる現象・タッチノイズを軽減する効果があるのも魅力の1つ。
ケーブルを耳にかける手間は発生してしまいますが、装着の手間よりも安定性を重視したいならぜひチェックしてみてくださいね。
リケーブルができる
Shureのイヤホンは、ケーブル交換を意味する「リケーブル」も簡単です。
これは、ケーブルとイヤホン本体を、MMCXコネクタというプラグで接続する構造を採用しているため。
MMCXコネクタが付いたケーブルを用意するだけでリケーブルができるので、断線にも素早く対応できます。
純正ケーブルに交換できるのはもちろん、他社の対応ケーブルと交換して音を変化させるといった楽しみ方ができるのもポイントです。
Shureイヤホンのおすすめの選び方
自分好みのShureイヤホンを見つけたいなら「フィット感」「接続方式」「用途」の3つを意識して選ぶのがおすすめです。
こだわりたいならスペック表や音質までチェックしても良いですが、この3点を意識して選ぶだけでも自分好みのシリーズ・モデルが見つかりますよ。
次は、Shureイヤホンのおすすめの選び方を紹介するので、ぜひ参考にして商品選びに役立ててみてくださいね。
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フィット感で選ぶ
好みの着け心地のShureイヤホンを見つけたいなら、フィット感に注目してみましょう。
基本的にどのモデルもモニターイヤホンをベースに開発されているためフィット感も高いですが、本体のサイズや形状によって微妙に着け心地が異なります。
外れにくいものが欲しい、遮音性が高いものが好きなら、モニターイヤホンタイプのSEシリーズや、SEシリーズと同じ形状を採用したものがおすすめ。
軽めの着け心地が好きならAONIC 3のような、コンパクトなモデルを選ぶと快適に使えるでしょう。
ワイヤレスか有線かで選ぶ
イヤホンを選ぶときにはワイヤレスや有線といった、接続タイプも要チェックです。
どちらも音楽を聴けることには変わりありませんが、使い心地や音質などが微妙に違うので両方の特徴を把握した上で選びましょう。
ワイヤレスは「Bluetooth」という無線規格を使って接続するタイプで、取り回しに優れるほか、イヤホンジャックがない端末にも簡単に接続できるのが特徴。
対する有線タイプは、ケーブルがあるぶん取り回しはイマイチなものの、高音質で遅延も少ないため主にリスニング性能を重視したいシーンで活躍しますよ。
Shureのラインナップは有線イヤホンが基本のため選択肢は少ないのですが、購入後に後悔しないためにも両者の特徴をしっかりと把握してから選ぶのがおすすめです。
“いつ使うか”で選ぶ
使い心地を重視するなら、利用シーンに合っているかどうかも必ずチェックしましょう。
もちろん、音の好みだけで選んでも良いですが、利用シーンに合っているかも一緒にチェックするとより自分好みの1台が見つかりますよ。
シーン別のおすすめを各シリーズの特徴と共に紹介するので、ぜひ参考にしてイヤホン選びに役立ててみてくださいね。
普段使い用
普段使い用であれば、好みにマッチしたシリーズのShureイヤホンを使うのがおすすめです。
遮音性を重視したい、バランスの良いサウンドが好きならモニターイヤホンの「SEシリーズ」。
音楽を聴きやすい音で楽しみたいなら、リスニングや普段使い向けに設計された「AONICシリーズ」を選ぶと良いでしょう。
解像度が高い音が好きなら、コンデンサー型イヤホンと専用アンプがセットになった「KSEシリーズ」もおすすめです。
ゲームプレイ用
ゲームプレイに使う予定なら、SEシリーズとAONICシリーズがおすすめです。
どちらも、フィット感が高く、音質にも優れるので快適にゲームを楽しめます。
性能としては、SEシリーズのほうが遮音性と解像度に優れている傾向があるので、没入感を重視したいならこちらがおすすめ。
ゲーム音楽を存分に楽しみたいなら、リスニング向けのAONICシリーズを選ぶと快適にゲームを楽しめるでしょう。
また、ボイスチャット用のマイクが必要なら、マイク付きケーブル(UNIケーブル)を搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。
ステージでの演奏用
ステージでのモニタリング、同期音源の確認にはモニターイヤホンとして開発されたSEシリーズがピッタリです。
遮音性が高く、さらに音のバランスや解像度にも優れるので、モニタリングしたい音や同期のサウンドもしっかりと聴き取れますよ。
フィット感に優れた設計とシュア掛けによる高い安定性、バツグンの耐久性も備えているので、激しい演奏やアクションも安心です。
楽曲制作用
DAWを使った楽曲制作に使用する予定なら、SEシリーズのミドルクラス〜ハイエンドモデルがおすすめです。
もちろん、エントリーモデルでも作業自体は進められますが、優れた再生性能や解像度を持つ中上位モデルを使ったほうがより快適に制作を進められますよ。
イヤホンならではの、携帯性の高さを兼ね備えているのもポイント。
自宅での楽曲制作がメインならヘッドホンのほうがおすすめですが、持ち運びに便利なモニター用機材が欲しいなら、チェックしてみてはいかがでしょうか？
Shureイヤホンのおすすめモデル・シリーズ8選
おすすめの理由や選び方を知ったら、どんなモデルが人気なのか、販売されているのか気になってしまうものですよね。
そこで、最後にShureイヤホンのおすすめモデル・シリーズを8つ紹介します。
どれもShureらしさが光る素敵な1台に仕上げられているので、好みや用途、予算と照らし合わせながらチェックしてみてくださいね。
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Shure SE215 Special Edition
「SE215 Special Edition」は、モニターイヤホンのベストセラーモデル「SE215」をよりリスニング向けにアレンジしたモデルです。
SHUREイヤホンらしいバランスの良いサウンドながらも、低音がパワフルに響くチューニングになっているのが特徴。
ベースの音や重低音もリアルに表現してくれるので、モニターイヤホンの味気無い音が苦手という人でも快適に音楽を楽しめますよ。
1万円台という、リーズナブルな価格も魅力のおすすめイヤホンです。
SHURE シュア 高遮音性イヤホン (有線タイプ) / SE215SPE-A トランススルーセントブルー : カナル型/オーデ...
Shure SE112-GR
SHUREのイヤホンが気になっているけれど、できれば気軽に購入できるモデルから試したいという人におすすめなのが「SE112-GR」です。
こちらはSEシリーズのエントリーモデルで、お手頃価格ながらも、シュア掛け対応設計や高い遮音性といった、シリーズならではの要素をしっかりと引き継いでいます。
クリアかつ高解像度な音も健在なので、モニターイヤホンとしてはもちろん、リスニング用としても快適に使えるでしょう。
フォーム素材のイヤーピースは付属していないほか、リケーブルにも非対応ですが、気軽にShureのイヤホンを試してみたいなら要チェックのモデルです。
Shure AONIC 215 Gen 2
Shureの「AONIC 215 Gen 2」は、SE215にワイヤレスユニット・TW2-Aを搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。
SE215の確かな再生性能と、TW2-Aに内蔵されたヘッドホンアンプにより高音質サウンドを実現。
シュア掛けにも対応した構造になっているので、ズレや落下にも強いでしょう。
IPX4相当の防水性能や外音取り込み機能、マイクといった便利な機能も多数搭載した、機能性に優れたShureイヤホンです。
Shure SE535
ワンランク上のモニターイヤホンが欲しいという人にピッタリのShureイヤホンが「SE535」です。
音を作り出すドライバーを3基搭載することで、高い解像度を実現。
全体的に味付けが少ないフラットな音質ですが、音のハリや芯もしっかりとしているので、リスニング用としても使っても楽しめますよ。
フラット傾向かつ高解像度なShureらしい1台なので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
Shure SHURE AONIC 5
「AONIC 5」はSE535を、よりリスニング向けにアレンジしたShureイヤホンです。
音の通り道でもある「ノズル」を交換することで、音のカスタマイズが楽しめるのが特徴。
付け替える作業は必要ですが、これ1台でSE535ライクなフラットな音から、高音が際立ったSE535LTD風の音まで、幅広いサウンドが楽しめますよ。
ハンズフリー通話やボイスチャットが楽しめる、UNIケーブルを標準搭載しているのもポイントです。
SHURE シュア AONIC 5 高遮音性イヤホン / SE53BACL+UNI-A クリア : マイク・リモコン付/カナル型 【国内正...
Shure AONIC 3
Shureのカナル型イヤホンの中でも、特にコンパクトなボディを持つモデルが「AONIC 3」です。
こちらはリスニング向けのAONICシリーズのモデルで、ボーカルの存在感をしっかりと感じられる、中音域が際立ったチューニングになっています。
フィット感がありながらも、軽量な設計なので着け心地もバツグン。
他のモデルと同等の遮音性も備えているので、ゲームや音楽も快適に楽しめるでしょう。
SHURE シュア AONIC 3 高遮音性イヤホン / SE31BABKUNI-A ブラック : / / マイク・リモコン付/カナル型 【...
Shure SE846CL-A
「SE846」は最高品質のShureサウンドを楽しんでみたい人におすすめのイヤホンです。
このモデルはSEシリーズの最上位機種で、4基のドライバーを搭載することで豊かな空間表現とワイドな音域を実現しています。
もちろん、SEシリーズらしい解像度の高さ、バランスの良さも備えているので、モニター利用からリスニング用途まで幅広く対応できますよ。
ノズルの交換による、音質のカスタマイズが楽しめるシステムを採用しているのもポイントです。
Shure SE535LTD
SE535の音質を、リスニング向けにアレンジしたモデルが「SE535LTD」です。
フラット傾向なSE535の高音を、より伸びやかになるようチューニングしているのが特徴。
これにより、アコースティックなジャンルはより鮮明なサウンドで、ロックやダンス系はよりアグレッシブなサウンドで楽しめるようになっていますよ。
SE535譲りの、高い解像度も兼ね備えているのもポイント。
解像度が高いサウンドが好きだけれど、フラット傾向は少し味気なく感じるという人に特におすすめのイヤホンです。
SHURE ハイエンドイヤホン SE535SpecialEdition SE535LTD-A 【国内正規品】 SE535LTD-A
Shureイヤホンはプロにも人気！音質はもちろんフィット感があるのでおすすめ
Shureイヤホンは一般の音楽好きはもちろん、音楽のプロにも人気のアイテムです。
機能は少なめですが、音質がバツグンでさらにフィット感や遮音性にも優れるので快適に音楽やゲームを楽しめますよ。
モニターイヤホンとしても使えるほどの、十分な再生性能と耐久性を備えているのもポイント。
商品の数はやや多めですが、おすすめモデルや選び方を参考にお気に入りの1台を見つけてみてくださいね。
この記事のまとめ！
- Shureは、モニターヘッドホン・イヤホンやマイクの製造で有名な老舗音響メーカー
- 優れた再生性能と高い安定性がShureイヤホンの魅力
- 利用シーンや接続方法に注目すれば、自分好みのShureイヤホンが見つかる
- 気軽に使えるShureイヤホンが欲しいなら、SEシリーズのエントリーモデルをチェックしてみよう
- 解像度の高い音が好き、音質を重視したいならミドルクラス以上のモデルがおすすめ
