日本のガールズバンドは、魅力的な楽曲とかっこいいライブパフォーマンスで多くの人を虜にしてきました。
女性ならではの共感できる歌詞に、元気をもらった人も多いのではないでしょうか。
おすすめガールズバンド
日本の音楽シーンには、素敵なガールズバンドがたくさんいます。
「かっこよさと可愛さを兼ね備えたバンドが知りたい!」「今人気のグループは何だろう?」という人もいるでしょう。
彼女たちが手掛けるアニメやドラマ、CMなどの主題歌も要チェックです。
まずは2023年も積極的な音楽活動に注目が集まる、おすすめの人気ガールズバンドを紹介します。
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CHAI
名古屋出身の4人組ガールズバンド「CHAI(チャイ)」。
双子のマナとカナの個性的なツインボーカルで、ポップでキャッチーなサウンドが魅力的です。
コンプレックスをエネルギーに変え“NEOカワイイ”をコンセプトにした世界観は、海外リスナーからも支持されています。
「N.E.O.」や「アイム・ミー」などの人気曲は、何かに挑戦したい人やコンプレックスを抱えている人の背中を押してくれること間違いなしです。
yonige
「yonige(よにげ)」は、大阪出身の女性2人組バンドです。
ストレートなメロディとリアリティのある歌詞が特徴的で、どこか毒を感じる独特の雰囲気が、特に同年代の女性から人気を集めています。
YouTubeの再生回数1766万回(2023年2月現在)を記録したヒット曲「アボカド」をはじめ、共感性が強いリリックと力強いパフォーマンスが人気のガールズバンドです。
LOVEBITES
5人組ガールズバンド「LOVEBITES(ラヴバイツ)」は、海外でも活躍中のヘヴィメタルバンドです。
2021年にベーシストのmihoが脱退し、しばらくバンド活動を休止していましたが、オーデイションで世界中のベーシストから選ばれたfamiが加入。
人気曲は「Glory To The World」「RISING」などで、メロディアスなサウンドとパワフルなボーカルがメタルファンを魅了しています。
SILENT SIREN
読者モデルを中心に結成され、デビュー当時から注目を集め続けている3人組ガールズバンド「SILENT SIREN(サイレント・サイレン)」。
2010年から活動を開始し、ワンマンライブやロックフェス、イベントへの出演など積極的にライブ活動を行っています。
明るい曲調とポップなメロディー、軽快な演奏が特徴的で「チェリボム」や「フジヤマディスコ」などの人気曲があります。
Gacharic Spin
ハイレベルな演奏と個性的な衣装、ユニークなライブパフォーマンスが人気のガールズバンド「Gacharic Spin(ガチャリックスピン)」。
愛称は「ガチャピン」で、実力派ベーシストとして知られるFチョッパーKOGAを中心に結成されました。
ライブや音源の制作などの活動にも積極的で、人気曲には「赤裸ライアー」や「MindSet」などがあり、ヘヴィな曲からダンサブルな曲、ポップな曲まで幅広い楽曲を発表しています。
BAND-MAID
「BAND-MAID(バンドメイド)」はメイド服やゴシック調の衣装が個性的なガールズバンドです。
ルックスからは想像できない、骨太なロックサウンドが海外からも高く評価されています。
ニューメタルやハードコア、ヘヴィメタルを彷彿とさせる強いサウンドが特徴で、日本語が中心の歌詞なので、かっこいい邦楽ガールズバンドが好きな人にはおすすめです。
人気曲にはドラマ「パーフェクトクライム」の主題歌にもなった「Bubble」や「DICE」などがあり、ツアーやレコーディングなどの活動も積極的に行っています。
なきごと
2018年に結成された2人組ガールズバンド「なきごと」。
ライブにはサポートメンバーを加え、4人バンドとして活動しています。
透明感のあるボーカルとギターの超絶テクニックが唯一無二の世界観を生み出し、結成直後に公開した「メトロポリタン」のMVも音楽ファンの間で大きな話題になりました。
日本テレビの情報番組「バゲット」のEDテーマに起用された「アデノーズ」、中毒性のあるリズムが心地よい「癖」などの人気曲があります。
TRiDENT
3人組ガールズバンド「TRiDENT(トライデント)」は、以前「ガールズロックバンド革命」という名前で活動していました。
2020年にドラムのJUNNAが脱退し、3ヶ月の活動休止期間を経て、新たにドラマーのNAGISAを迎えた新体制となり、バンド名も「TRiDENT」に改名。
彼女たちのふんわりとしたビジュアルからは想像もできない、重厚感のあるヘヴィロックは海外からも注目を集めています。
リーガルリリー
「リーガルリリー」は東京出身の3ピースのガールズバンドです。
独特の世界観を持った歌詞と、ストレートながらもノスタルジックなメロディ、儚くささやくような歌声が、若者を中心に人気を集めています。
2022年8月に開催された2マン企画「cell,core 2022」では、名古屋で「羊文学」、大阪で「My Hair is Bad」、東京で「くるり」と対バンしたことでも大きな話題になりました。
Chilli Beans.
2019年に結成された「Chilli Beans.(チリビーンズ)」は、注目度急上昇中の3ピースガールズバンドです。
バンド名の由来は「Chilliはレッドホットチリペッパーズから、Beansはヒヨッコでこれから成長していくという意味」とのこと。
2022年8月にはサマーソニック、ロッキンに出演し、2023年にリリースした1stフルアルバム「Chilli Beans.」は「第15回CDショップ大賞2023」で入賞に輝きました。
SHISHAMO
「SHISYAMO(ししゃも)」は、海外でも人気の3人組ガールズバンド。
ストレートなメロディとリアリティのある歌詞が多くの共感を呼び、彼女たちの楽曲に励まされた人も多いのではないでしょうか?
NTTドコモのCMソングに起用された「明日も」、カルピスウォーターのCMソング「水色の日々」「ねぇ」など、誰もが耳にしたことがある人気曲を手掛ける実力派バンドです。
The Wisely Brothers
3人組ガールズバンド「The Wisely Brothers(ワイズリーブラザーズ)」は、都内高校の軽音部で結成されました。
オリジナル曲を作る前は「チャットモンチー」のコピーをしていたそうです。
代表曲は「Two minutes」「メイプルカナダ」などで、2022年にはクラウドファンディングでUKツアーを開催するなど、国内外を問わず活動の幅を広げています。
SCANDAL
かっこいいガールズバンドとして有名で、アジアでの人気も高い「SCANDAL(スキャンダル)」。
ファンの年代も幅広く、2006年のデビュー当時からのファンだけでなく、10代の若い女性からも支持を集めています。
人気曲はアニメ「BLEACH」の主題歌に起用された「少女S」や、アニメ「鋼の錬金術師」のエンディング曲「瞬間センチメンタル」など。
マカオ最大級の音楽フェスに日本人として初めてヘッドライナーで出演するなど、日本を代表する有名ガールズバンドの1つです。
Hump Back
「Hump Back(ハンプバック)」は、高校の軽音部で結成された3ピースガールズバンド。
シンプルなロックサウンドの中に独特な世界観があり、人気曲にはストレートなロックナンバーの「拝啓、少年よ」、脱力感がクセになる「僕らは今日も車の中」などがあげられます。
結成から現在まで唯一のオリジナルメンバー・林萌々子は、バンドの全作詞・作曲を手掛けており、ソロでも活動中です。
nolala
京都出身のツインボーカル、3ピースガールズバンド「nolala(のらら)」。
作詞作曲を手がけるギター・ボーカルの千陽がツイートした「私は別れた彼氏を全員曲にするタイプです。」がバズったことがきっかけで、知名度が一気に広がりました。
バンドのモチベーションについて、千陽は「元彼を見返すこと」と語っており、実体験をベースにした楽曲は20代の女性を中心に共感を呼んでいます。
解散したガールズバンド
今人気のガールズバンドだけでなく、もっと色々なバンドの楽曲を聴きたいと思う人も多いでしょう。
解散したバンドはメディアに登場することも少なく、リアルタイムで聴いていた人以外は出会いにくい名曲もたくさんあります。
時代を問わず良い曲を聴きたい人におすすめの、今は解散してしまったガールズバンドを紹介します。
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プリンセスプリンセス
「プリンセスプリンセス」1986年にデビュー以降、国民的人気を獲得し、ミリオンセールスCDを数多く輩出したガールズバンドです。
代表曲には「世界でいちばん熱い夏」や「Diamonds」「M」など、最近のアーティストもカバーする名曲がたくさんあります。
1996年の武道館公演をもって解散し、2012年には東日本大震災復興のため期間限定で活動を再開して話題になりました。
チャットモンチー
2000年に徳島で結成され、メジャーデビュー後は若い世代を中心に支持された人気ガールズバンドが「チャットモンチー」です。
2006年のシングル「シャングリラ」のヒットをきっかけに知名度を上げ、ツアーやフェスへの出演など幅広い活動を行ってきました。
2011年にドラマーの高橋さんが脱退してからは2人で活動を続けていましたが、2018年をもってバンドの「完結」を発表し、約18年の活動期間に終止符を打ちました。
ステレオポニー
2008年に「ヒトヒラのハナビラ」でメジャーデビューして以降、人気を博していたスタイリッシュなガールズバンドが「ステレオポニー」です。
アニメ主題歌として起用された2ndシングル「泪のムコウ」のヒットにより、多くの人に知られるバンドになりました。
音楽活動を続けていく中でメンバーの方向性に違いがうまれ、メジャーデビューから4年を迎えた2012年に解散を発表しました。
the peggies
「the peggies(ザ・ペギーズ)」は、キュートなルックスと実力を兼ね備えた3ピースのガールズバンドです。
中学2年生のときにギターボーカルの北澤ゆうほさんが、ベースの石渡マキコさんとドラムの大貫みくさんを誘って結成されました。
リアリティのある歌詞とストレートでポップなメロディ、安定感のあるロックな演奏で人気を集めましたが、2022年9月30日から無期限の活動休止となっています。
ねごと
可愛らしいビジュアルと個性的な世界観で人気を集めた、4人組ガールズバンド「ねごと」。
アニメ「機動戦士ガンダムAGE」の主題歌「sharp♯」やスピッツの名曲「空も飛べるはず」のカバーなど、幅広いジャンルの名曲で多くの音楽ファンを魅了しました。
しかし「メンバーで何度も話し合い、やりきったと思えた」という理由から、2019年7月20日のライブをもって解散しています。
Whiteberry
「Whiteberry(ホワイトベリー)」は1999年にメジャーデビュー後、シングルとして発売した「夏祭り(原曲はJITTERIN'JINN)」のヒットをきっかけに人気が爆発したガールズバンドです。
「夏祭り」でNHK紅白歌合戦にも出演し、アニメやCMの主題歌にも起用されるなど、今でも人気バンドとして知名度を上げています。
解散したのは2004年で、大学への進学でバンド活動が難しくなったことが理由だったそうです。
ZONE
ドラマ「キッズ・ウォー3 〜ざけんなよ〜」の主題に起用された「secret base 〜君がくれたもの〜」の大ヒットによって有名になったガールズバンド「ZONE(ゾーン)」。
結成当初は、ダンス&ボーカルユニットとして結成され、バンドでもアイドルでもない新ジャンルユニットとしてデビューしました。
次第にバンド演奏を中心とした楽曲が増え、人気ガールズバンドとして知られるようになりますが、解散と再結成を経て2013年に活動を終了しています。
凸凹凸凹- ルリロリ -
アイドル系のポップスとロックサウンドを融合させた、個性的なガールズバンド「凸凹凸凹- ルリロリ -」。
2012年にアイドルグループ「姫carat」として活動を開始、2015年から現バンド名の「凸凹凸凹- ルリロリ -」に改名しました。
バンドとダンス両方のスタイルで人気を集めましたが、2020年10月に開催されたライブをもって解散しています。
赤い公園
4人組ガールズバンド「赤い公園」は、ストレートなロックナンバーや邦ロック調の楽曲が人気で、日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞した実力派です。
しかし、2020年10月にリーダーの津野米咲が急逝。
今後の活動を考える中で「津野米咲がいない“赤い公園”は、もはや違うものになってしまうのではないか」という想いから、2021年5月に開催したワンマンライブをもって解散しました。
2023年期待のインディーズガールズバンド
2023年、ブレイクが期待されるガールズバンドもたくさんいます。
しかしインディーズバンドは、メジャーアーティストほどメディアでの露出がないため、自分好みのバンドを探すことが難しいと感じる人も多いでしょう。
新しい音楽に出会いたい人や、個性的なバンドに出会いたい人は、ここで紹介するガールズバンドをぜひチェックしてみてくださいね。
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Lucie,Too
栃木出身のガールズバンド「Lucie,Too(ルーシートゥー)」は、ゆるめのポップなサウンドとキュートな歌詞の世界観で、若い世代からの支持を集める注目のインディーズバンド。
北米ツアーや、タイ、台湾で開催された野外フェスへの出演など、海外でも積極的に活動中です。
これまでにメンバーの加入、脱退があり、現在はChisaとヒカリの2人組になっています。
2人体制になってリリースされた1stアルバム「Fool」では、今までとは雰囲気が違うパワフルなロックサウンドを楽しむことができますよ。
illiomote
「illiomote(イリオモテ)」は、池袋出身の幼馴染2人組によるガールズバンド。
楽曲にはレゲエ、ヒップホップ、ポップなど、さまざまなジャンルを取り入れており、2人は自分たちの音楽を”HAPPY POP”と呼んでいます。
保育園から高校まで、ずっと同じ学校に通っていた彼女たちが生み出す、ジャンルにしばられない唯一無二のサウンドは必聴です。
ヤユヨ
2019年に高校の軽音楽部で結成された「ヤユヨ」は、関西を中心に活動中の4人組ガールズバンド。
メンバー全員が1999年生まれの若いバンドですが、90年代のロックを思わせる、どこか懐かしいサウンドが支持されています。
インディーズ音楽配信サイト「Eggs」では、全ランキングで数週間に渡り1位をキープするなど、すでに大きな注目を集めている期待のバンドです。
UlulU
東京を中心に活動している、2023年期待の3ピースガールズバンド「UlulU(ウルル)」。
ガールズバンドには珍しいガレージポップサウンドが魅力で、どこかノスタルジックで中毒性がある音楽が人気です。
「夕方のサマーランド」「旅に行こうよ」など、オリジナリティに溢れたキャッチーでクセになる楽曲を、ぜひチェックしてみてくださいね。
ガールズバンドはただ可愛いだけじゃない!かっこいい演奏とパフォーマンスにも注目
現在の音楽シーンには、個性的な世界観を持ち、素敵な楽曲を披露するガールズバンドがたくさんいます。
可愛いらしいビジュアルに注目が集まることも多いですが、どのバンドも演奏やパフォーマンスがハイレベルで、実際のライブではその迫力に圧倒されること間違いなし。
ぜひ今回の記事を参考にお気に入りのガールズバンドを見つけて、音源を聴いたりライブに足を運んだりしてみてくださいね。
この記事のまとめ!
- 人気のガールズバンドには個性的な雰囲気を持つバンドが多く、世界的に話題のバンドもいる
- 解散してしまったバンドの楽曲にも名曲がたくさんある
- 2023年期待のインディーズバンドは、独特の世界観だけでなくハイレベルな演奏やパフォーマンスを行うバンドが多い
- ルックスだけでなく演奏やパフォーマンスにも注目してガールズバンドの楽曲を楽しもう