パワフルなサウンドとゆるい歌詞が人気の3ピースロックバンド「打首獄門同好会」。
フェスなどで話題になることが多いバンドですが、メンバーについて詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。
この記事のもくじ
打首獄門同好会メンバーのプロフィールは?
打首獄門同好会のメンバーは、ギターボーカルの大澤敦史、ドラムの河本あす香、ベースのJunkoの3人が正規メンバーで、VJと呼ばれるステージ上の映像を担当しているサポートメンバーがいます。
メンバー全員個性豊かで、公式サイトのプロフィールでは、打首獄門同好会らしさが感じられるプロフィールが記載されているので、そちらを見てみるのもおすすめです。
ここでは、打首獄門同好会のメンバープロフィールを紹介します。
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大澤敦史(ボーカル・ギター)
生年月日 | 1979年4月26日 |
出身地 | 静岡県浜松市 |
血液型 | 不明 |
身長 | 不明 |
大澤敦史はギターボーカルと作詞作曲、バンド運営を担当しています。
打首獄門同好会の会長というポジションであり、レコーディングやミックス以外にもライブ出演交渉など、バンドの中心人物として活躍している人物です。
もともとはギタリストでしたが、ボーカルをする人が見つからなかったため自身がボーカルをすることになりました。
そのため、歌詞で何を書いていいかがわからず、現在のようなゆるい歌詞が完成したそうです。
メタルからジャズまで幅広い音楽ジャンルに対応するため、7弦ギターを使用しています。
河本あす香(ボーカル・ドラム)
生年月日 | 1980年1月25日 |
出身地 | 愛媛県 |
血液型 | 不明 |
身長 | 不明 |
河本あす香はドラムボーカルを担当しています。
瀬戸内海の島出身だそうで、島の話題で打ち上げなどで盛り上がることも多いそうです。
一時期は、大澤から様々な仕事を押し付けられましたが、最近はその仕事を手放したというマイペースな人物でもあります。
無類の猫好きだそうで、野良猫の写真をよくSNSにアップしています。
パワフルなサウンドを支えるパワードラマーで、歌いながら叩けるドラマーとして同業者からの評価も高いそうです。
junko(ボーカル・ベース)
生年月日 | 1958年12月20日 |
出身地 | 不明 |
血液型 | 不明 |
身長 | 不明 |
Junkoはベースボーカルを担当しています。
前ベーシストが脱退した2006年に加入したため、唯一の非オリジナルメンバーです。
以前までは年齢を非公開にしていましたが、還暦を迎えた2018年に年齢を公開し、Twitterのトレンドに入るほどの話題になりました。
年齢を感じさせないパワフルなパフォーマンスが特徴で、とにかく目立つベーシストとして人気があります。
辛い食べ物を好み、イベントでJunkoの手作りのカレーが販売される際には、フードではなくアトラクションとして販売されているそうです。
打首獄門同好会を支えるサポートメンバー
打首獄門同好会のライブでは、視覚でも楽しめるようにスクリーンに歌詞やMVなど、様々な映像が流されています。
そしてその映像をコントロールする人は、VJというポジションでバンドをサポートしています。
また、VJはバンドのマネージャーも担当していることが多いそうです。
ここでは、打首獄門同好会のサポートメンバーを紹介します。
風乃海(VJ)
風乃海は2017年から6代目VJとして活動をしています。
打首獄門同好会も所属しているレーベル「LD&K」のスタッフとしても勤務しているそうです。
音楽経験も豊富で、バンドで使用する一般的な楽器は一通り演奏できるほどの腕前があります。
MVでは主役級の役を担当することもあり、打首獄門同好会になくてはならない存在とも言えるでしょう。
サカムケ(VJ)
サカムケは2015年から2017年までVJ兼マネージャーとして活動していました。
もともとは国語の先生を目指していたそうですが、バイト先のライブハウスで打首獄門同好会と出会い、VJ兼マネージャーをお願いされて加入したそうです。
日本武道館でのライブでも、VJとしてステージでパフォーマンスをしたときは感動したとコメントしています。
2017年の卒業ライブを最後に脱退しました。
ナマハゲ(VJ)
ナマハゲは2014年まで初代VJとして打首獄門同好会を支えていました。
当時、リリース情報を紹介動画としてYouTubeで流していたときに、大澤とナマハゲがライブでもできたら面白いのにという話になり、VJを募集することになったそうです。
ナマハゲ自身も普段はサラリーマンで、ビンビールズというバンドメンバーとしても活動していたため、正規のVJが見つかるまでの期間で活動していました。
ナマハゲがいなかったら、現在の映像を使ったパフォーマンスはなかったかもしれません。
ブラッド(VJ)
ブラッドは、ナマハゲ脱退後からサカムケが正式加入するまで、臨時VJとして活動していました。
また、現在も風乃海が参加できないライブには助っ人で参加しているそうです。
本名が千田圭一なので、そこから「血だ」「Blood」となりブラッドという名前がJunkoによりつけられました。
元テレビマンだった経歴を活かし、打首獄門同好会のネットTV番組「10獄放送局」のディレクターも担当しています。
鬼ヶ島 一徳(ドラム)
鬼ヶ島一徳は、打首獄門同好会のドラマーの河本あす香が体調不良により活動休止をしていた際に、サポートメンバーとして活動していました。
鬼ヶ島 一徳自身も、バックドロップシンデレラのドラマーとして活動をしており、パワフルなドラミングが特徴です。
また、河本あす香の復帰ライブの際に、鬼ヶ島 一徳もゲスト出演を果たし、ツインドラムという新鮮なパフォーマンスをしてくれました。
打首獄門同好会ってどんなバンド?
打首獄門同好会は2004年に結成された3ピースロックバンドです。
メジャーデビューはせず、インディーズでの活動スタイルを維持しながら、大型フェスの常連出演や日本武道館でのワンマンライブを果たすなど多くの人からの人気を得ています。
バンド名やバンドサウンドは、パワフルで少し怖いイメージがありますが、歌詞は日常を歌ったコメディなものが多く、生活密着型ラウドロックという唯一無二のジャンルを確立させたバンドです。
ここでは、打首獄門同好会のバンドの特徴を紹介します。
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意外すぎるバンド名の由来
打首獄門同好会というバンド名は、時代劇である「遠山の金さん」から名付けられたそうです。
当時、バンド名を和風な感じにしたいと悩んでいたところ、河本が「チョンマゲトリオ」と提案しましたが、大澤はそれを却下。
そして大澤が、遠山の金さんから引用した「打首獄門同好会」「切腹愛護団体」「終生遠島協同組合」の3つを提案したところ元メンバーの高山が打首獄門同好会に決めたそうです。
生活密着型ラウドロック
打首獄門同好会は「生活密着型ラウドロック」という唯一無二のジャンルを確立させました。
打首獄門同好会は、5弦ベースと7弦ギターを使用した激しいラウドロックのバンドサウンドに、日常をゆるく歌った歌詞が特徴です。
他にも、コロナ禍でいち早くライブ配信を行うなど、新しい取り組みも積極的に行っており、幅広い世代から人気があります。
歌詞は深層心理のドキュメント作品
打首獄門同好会は、お米が美味しいことやお風呂に入る幸せなど、日常をシュールに歌った歌詞が特徴です。
作詞を担当している大澤は、もともとギタリストだったため、何を歌詞にすればよいかを迷った結果、現在のようなゆるい歌詞になりました。
歌詞はノンフィクションのため、大澤自身も心を込めて歌えることに気づき「恋する乙女が、ラブソングを書くことと一緒だ」とコメントしています。
打首獄門同好会の人気曲5選
打首獄門同好会の楽曲は、どの曲もパワフルで一度聴くと忘れられない癖の強い楽曲が多いです。
ヘビーなバンドサウンドとゆるい歌詞を組み合わせた唯一無二の音楽性で、コアなファンをたくさん獲得しており、多くの人から注目を浴びています。
また、ライブでは映像を上手く使ったパフォーマンスも特徴です。
ここでは、打首獄門同好会の人気曲を5曲紹介します。
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日本の米は世界一
日本の米は世界一は、2015年にリリースされた、YouTubeのMVの再生回数が1300万回を突破したヒットソングです。
この曲をきっかけに打首獄門同好会の知名度が一気に広まりました。
ヘビーなサウンドでありながらキャッチーなメロディと、力強い男女の声がマッチした楽曲です。
日本の米の美味しさを直球に訴えた歌詞が、シュールでくすりと笑える1曲。
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日本の米は世界一 歌詞 打首獄門同好会 ふりがな付 - うたてん
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はたらきたくない
はたらきたくないは2019年にリリースされた楽曲です。
Aメロから「バイトだるい」「はたらきたくない」など、日常で誰もが感じていることを、ひねりなく歌詞にするあたりが、打首獄門同好会らしさを感じられます。
ライブでは会場が一体となって「はたらきたくない」と叫ぶのが定番だそうです。
バックドロップシンデレラがこの楽曲をカバーしたことでも話題になりました。
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はたらきたくない 歌詞 打首獄門同好会 ふりがな付 - うたてん
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布団の中から出たくない
布団の中から出たくないは2018年にリリースされた楽曲です。
しっとりとした聴きやすい楽曲かと思いきや、急にデスボイスで歌い出すなど緩急が癖になります。
MVにはラインスタンプなどで人気を集めているキャラクター「コウペンちゃん」と初コラボを果たしており、注目を集めました。
ゆるさと激しさの両方を取り入れた、打首獄門同好会にしか作れない1曲なのではないでしょうか。
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布団の中から出たくない 歌詞 打首獄門同好会 ふりがな付 - うたてん
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デリシャスティック
デリシャスティックは2009年にリリースされた楽曲です。
大澤が最も好きなお菓子である、うまい棒への思いを真っ直ぐに描いた歌詞が、シュールさを生み出しています。
イントロのミステリアス感のあるギターのフレーズが印象的です。
ライブでは観客全員がうまい棒を掲げるのが恒例となっており、よりシュールさを楽しむことができます。
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デリシャスティック 歌詞 打首獄門同好会 ふりがな付 - うたてん
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猫の惑星
猫の惑星は2015年にリリースされた楽曲です。
メンバー全員が猫好きということがきっかけでこの曲が作られたそうです。
猫への愛と自己犠牲が、猫好きのファンからの共感を集め「打首獄門同好会の最高のラブソング」と言われています。
MVでは、ファンから寄せられた猫の映像が、次々と流れる癒やしを与えてくれる映像となっているので、猫好きの人は一度見てみるのもおすすめです。
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猫の惑星 歌詞 打首獄門同好会 ふりがな付 - うたてん
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打首獄門同好会メンバーには還暦も!バンド名とは裏腹なゆる~い歌詞がクセになる
打首獄門同好会は、一見怖そうなバンド名と激しいバンドサウンドと、日常を赤裸々に歌ったゆるい歌詞が特徴の人気バンドです。
ベーシストのJunkoは還暦を迎えていますが、年齢を感じさせない圧倒的なパフォーマンスも魅力となっています。
一度聴くと忘れられない「生活密着型ラウドロック」という唯一無二の音楽性に、ハマってみてはいかがでしょうか。
この記事のまとめ!
- 打首獄門同好会のメンバーは3人でVJというポジションにサポートメンバーをむかえている
- ベーシストのJunkoは還暦を迎えている
- 激しいバンドサウンドとゆるい歌詞が人気を集めている