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ベースコンプレッサーおすすめ10選!必要性や基本的な使い方・選び方を紹介 2024年11月

2020年7月3日 #PR

ベース コンプレッサー

ベースに慣れてきて、そろそろベース用のエフェクターが欲しいと思っている人も多いのではないでしょうか。

初めてベース用エフェクターを買おうと思っても、何を選べばいいかわからないという人は多いでしょう

そんなときは、コンプレッサーがおすすめです。

Live編集部
この記事では、コンプレッサーの役割や使い方、さまざまなメーカーが出しているコンプレッサーの中からおすすめの商品を紹介します。

ココがおすすめ

この記事の目次はこちら!

ベースのコンプレッサーとは

ギターと同様にベースにもさまざまなエフェクターがあり、音を歪ませるものや音を揺らすもの、音色を変化させるものなどがあります

その中でも初心者におすすめのコンプレッサーとは一体どのようなものなのでしょうか

まずは、コンプレッサーの役割や疑問を解説します。

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音の粒を揃えるもの

コンプレッサーは一つひとつの音の粒を均一にしてくれるエフェクターのことです

ベースはギターと比べて弦が太く、弾き方によって音量にばらつきが生じやすくなります

コンプレッサーは大きすぎる音を抑え、反対に小さすぎる音は音量を上げてくれるのです。

一旦音を均一にした後、全体的に音量を上げてくれるのでベースの音量バランスが安定します。

そのためコンプレッサーは、ピッキングによる音量調節に慣れていない初心者におすすめです

どんな時に使う?

コンプレッサーは特にピック弾きやスラップ奏法をするときに使われます

指弾きに比べ、スラップやピック弾きは音量にばらつきが出やすいためです

普段はほとんど使わなくても、スラップ奏法やピック弾きをするときだけコンプレッサーを使うというベーシストもいます。

その他にも、コンプレッサーはサステイン(音の伸び)を長くするという役割もあるため、そういった目的でも使われることがあります。

ロングトーンを強調したいスローテンポな楽曲では、コンプレッサーを薄くかけるのがおすすめです。

ギター用でも使えるの?

ベースの他にも、エレキギター用コンプレッサーもありますが、これをベース用に使用することもできます

「壊れてしまうのでは?」と思う人も多いかもしれませんが、ベースにギター用エフェクターを使用したからといって壊れることはありません

しかし、ベース用とギター用のエフェクターは、それぞれの楽器での使用を想定して作られています。

ギター用はギターの音域、ベース用はベースの音域に適したエフェクトがかかるようになっているので、やはりベースで使用したい場合はベース用のコンプレッサーを買うのがおすすめです。

ベースにコンプレッサーは必要?

ベース コンプレッサー

コンプレッサーはベース初心者におすすめと言われていますが、そもそもコンプレッサーが必要か必要でないか、ベーシストの間では意見が分かれています

結論から言うとコンプレッサーが必要かどうかは人それぞれで、「どんな音を出したいか」「どんな曲を弾くか」によって必要性が変わるのです。

次では、コンプレッサーを必要とする人とそうでない人の意見を紹介します。

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コンプを必要とする意見

コンプレッサーを使うと、ベースの音量が均一になり、演奏が安定します。

それだけでなく、音量を底上げしてくれるので音圧が稼げることもコンプレッサーの魅力です

単純にコンプレッサー独特の潰れたような音が好きな人も多く、ライブ中かけっぱなしという人もいます。

また、コンプレッサーを使うことでサステインを伸ばすことができます。

音の鳴り始めから減衰が始まるまでの時間を伸ばすことで、クリーントーンでもコンプレッサーが役に立つのです

コンプは必要ないという意見

コンプレッサーは自動的に音量を調節してくれるので、小さい音や大きい音を意図的に出すことができません

そのため、音の強弱でフレーズのニュアンスを出すことができなくなります。

実際にはばらばらの音量で弾いていても、コンプレッサーを使うことで音量を揃えることができるため、自分が上手くなったように錯覚することもあります

コンプが不要だと思っている人は、「コンプに頼らず、自分のピッキングで音量調節できるようになるべき」という意見が多いです。

ベースのコンプレッサーの使い方

コンプレッサーは音を均一にできる便利なエフェクターですが、具体的にどんな使い方をするのでしょうか

ツマミやコントロールの種類がたくさんあるため、慣れないうちは設定方法に戸惑ってしまうかもしれません

便利なエフェクターなので、使い方をしっかり理解して使いこなしたいですよね。

ここでは、コンプレッサーのコントロールの種類や設定方法など、具体的な使い方を紹介していきます。

コントロールの種類

コンプレッサーにはいくつかのコントロールがありそれぞれエフェクトのかかり方が違います

コントロールの名前はメーカーにもよりますが、代表的なコントロールの種類は以下の通りです。

  • スレッショルド

どれくらいの音量からエフェクトをかけるかを表したコントロールです

スラップするときに出る大きすぎる音や、反対に小さすぎる音にだけコンプレッサーをかけることができます。

  • レシオ

スレッショルドで設定した音量を超えた音を、どれくらい小さくするか調節するコントロールです

スレッショルドの設定値を超えた音を3分の1にしたい時は、”3:1”というように設定します

  • アタック

音が鳴り始めてから、エフェクトをかけるまでの時間を決めるコントロールです

アタックを速くすると、弾いた瞬間から音を潰してコンプをかけた感覚が強くなり、遅くするとより自然なエフェクトになります

  • リリース

音が減衰してスレッショルドで設定した値よりも小さくなっていく時、どれくらいの時間コンプをかけるかを設定します

歯切れよく刻みたい時はリリースを短くし、ロングトーンを強調したい場合には長くするのがおすすめです

設定手順

まずは普段よりも少し強めにピッキングし、その音量にスレッショルドを設定します。

次に、レシオの値をいじってどれぐらいのコンプ感にするかを探りましょう。

スレッショルドとレシオの設定ができたら、アタックとリリースの値を設定します。

アタックを速くしてリリースを遅くすると歯切れのよいサウンドにるため、スラップに使用したい場合におすすめです

アタックを長くしてリリースを速くすると、ベース本来の自然な音に近付きます。

そこまで設定を終えたら、最後にもう一度スレッショルドの設定を見直しましょう。

基本的には、スラップ時など音量が最大になる時のみかかる程度に設定します

他にも、自分の好みに合わせて微調整しましょう。

ベースのコンプレッサーの選び方

ベース コンプレッサー 選び方

コンプレッサーは、歪み系のような他のエフェクターに比べて効果がわかりづらい場合があります

商品によってコントロールの数やエフェクトのかかり方など、使い勝手が違うためどれを選べばいいのか分からない人も多いでしょう

ここからは、初めてコンプレッサーを買う人のために、コンプレッサーを選ぶ際に重要なポイントを紹介します。

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効きを確認

どれぐらいのエフェクトがかかり、コンプが効くのかはメーカーや商品によって全く違います

必ずしもよく効くものが良いコンプレッサーというわけではなく、場合によっては効きすぎて不自然な音になったり、バンド全体のグルーブ感が失われかねません

自分が使いたい程度に合わせてエフェクトを効かせてくれるものを買うのがおすすめです。

アタック感が調整できるもの

コントロールの種類は商品によって違いますが、アタック感を調整できるコントロールがあるものを選ぶのがおすすめです

アタック感を出しすぎると、バンドで音を合わせた時に他の楽器とぶつかり合ってしまい、全体的にまとまりのない音になってしまいます

アタック感を調整できるコントロールがあれば、他の楽器の音に合わせたバンド重視の音を作ることができるでしょう。

コントロールの数と使いやすさ

初心者の場合、不必要なコントロールがついていないか確認しましょう

コントロールの数は多ければ多いほど良いというわけではなく、多すぎるとセッティングに迷ってしまったり、扱いづらくなってしまいます

他のエフェクターよりも音の変化がわかりづらいので、まずは自分の使いたい最低限のコントロールがあるコンプレッサーを買って慣れていくのがおすすめです。

ベースのコンプレッサーおすすめ10選

ベースのコンプレッサーはたくさんのメーカーからさまざまな製品が出ており、それぞれ違った機能や特色があります

コンプレッサーの選び方や違いを紹介しましたが、製品の数が多くてどれを買えばいいか迷ってしまいますよね

ここでは、どのコンプレッサーを買えばいいかわからないという人のために、初心者にも扱いやすいおすすめ商品を紹介します。

EBS MultiComp Studio Edition

マルコン」という通称で親しまれている、コンプレッサーの定番機種です。

音の潰れ具合を設定する「COMP/LIMIT」と、音量を調整する「GAIN」のたった2つのツマミだけで音を整えることができます

自然なサウンドの「Normal」、中音域を強調して暖かみを増す「Tube Simulator」、低音と高音を分けてスレッショルドを設定する「Multiband」の3種類のモードがあります。

中央のスイッチで3つのモードを簡単に切り替えられるのも魅力です。

EBS マルチコンプ スタジオエディション MULTICOMP-SE

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MXR M87 Bass Compressor

上部についているメータにより、音だけでなく見た目でもコンプのかかり具合がわかりやすいエフェクターです

ストンプ型コンプレッサーの中ではコントロールの種類が多く、アタックやリリースを細かく調整できます

シンプルで使いやすく、使い方によって幅広いエフェクトをかけることができるので、コンプレッサーを初めて買う人におすすめです。

MXR M87 BASS COMPRESSOR

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aguilar TLC COMPRESSOR

aguilarのTLC COMPRESSORは、ナチュラル系のコンプレッサーとして愛されています。

ベース本来の音を崩しすぎずに自然なコンプをかけることができ、プロのベーシストも使用するほど上品でクオリティの高い音が魅力です

コンプを激しくかけたい場合には向いていませんが、ベース本来の音を活かした上で音量を揃えたいという人はこれを選びましょう。

BOSS BC-1X Bass Comp

エフェクターの定番ブランドであるBOSSが販売しているベース用コンプレッサーです

ゲインリダクションインジケーターというメーターが備わっているため、コンプがどれくらいかかっているかを視覚的に判断することができます

MDPというBOSS独自の技術により、より原音に近い音でコンプレッサーをかけられるため、より太いサウンドを出せます。

ノイズも少なく、自然なサステインを得られるため初心者にもおすすめです。

BOSS ボス/BC-1X Bass Comp ベース用コンプレッサー

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Behringer BASS LIMITER ENHANCER BLE400

コンプレッサーはどれも1万円以上する高価なエフェクターですが、このコンプレッサーは3000円程度で気軽に買えるのが魅力です

見た目は多少チープさがありますが、BOSSのコンプレッサーを参考にしていると言われており、値段の割にかなりクオリティの高い音が手に入ります

コンプレッサーの購入に迷っていて、予算を安く抑えたいという人は試しにこれを買ってみるのも良いでしょう。

Markbass MAK-COM

スレッショルドやアタック、リリースを含めた6種類の多彩なコントロールが魅力のハイエンドモデルです

これらのツマミを調整することにより、強烈なコンプからベース本来の音を活かした自然な音作りまで、幅広いセッティングが楽しめます

真空管を使用することで、エフェクトをかけた後でも音が痩せず太い音を出せるので、コンプレッサーにこだわりたい人におすすめです。

Markbass ベースエフェクター/コンプレッサー MAK-COM

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ALBIT GREAT COMPRESSOR GC-3

音の圧縮が強く、効き目がわかりやすいコンプレッサーです

アタック速め、リリース遅めなので、スラップを多用する人や、歯切れが良くてコンプ感の強い音を出したい人に向いています

音質を変化させる「COMP EQ」というスイッチがついており、通常の「FLAT」、低温と高音を独立させてコンプをかけられる「BASS」、低音をスッキリさせて音程感を出せる「Gt」の3つを使い分けられるのも魅力です。

tc electronic SPECTRACOMP BASS COMPRESSOR

ツマミが1つしかないとてもシンプルなコンプレッサーですが、さまざまな値を調整できます。

スマホのアプリと連携して使用でき、スマホでより細かく設定できるのが魅力です

帯域ごとにさまざまなコンプをかけられるコンプで、アプリで設定をすればプロを含めた世界中のベーシストが使ったプリセットを使用でき、初心者でも簡単にさまざまなセッティングを試せます。

Ampeg OptoComp

Ampeg社の「Optocomp」は、ヴィンテージ機材に多いオプティカル方式という方式で作られており、なめらかで自然な音が特徴です

アタックの反応が遅いため、激しいスラップやピック弾きの時のみ使いたい人や激しいコンプ感を出したい人にはあまり向いていません

常にかけっぱなしでヴィンテージらしい質感を出したい人におすすめのコンプレッサーです

Electro-Harmonix Bass Preacher

個性の強いエフェクターを多数発売しているElectro-Harmonix社ですが、このコンプレッサーは自然なエフェクトが魅力です

コントロールはボリュームとサステインの2種類のみで、スイッチで3種類のアタックを選べます

セッティングによっては激しめにコンプをかけることもできるので、初心者以外にもおすすめです。

ベースにコンプレッサーは音を補正するエフェクター!かけすぎに注意して様々な場面で活用しよう

コンプレッサーは音量を揃えることで音の粒を揃えたり、アタックやサステインを調節する効果があります

ベースの音がばらつきがちな初心者にとってはとても便利なものなので、エフェクター選びに迷っている人は購入を検討してみてくださいね。

コンプレッサーをかけすぎるとベース本来の音を潰してしまったり、他の楽器を邪魔してしまうことがあるので注意が必要ですが、上手く使えば演奏もグッと安定します。

自分の出したい音に合ったコンプレッサーを活用して、より良いバンドサウンドを追求しましょう。

この記事のまとめ!

  • コンプレッサーは音量を揃えたり、アタック感やサステインを調整できる
  • コンプレッサーが必要かどうかは人それぞれだが、かけすぎには注意
  • スレッショルドやレシオなどさまざまなコントロールがあるので、適切な順番で設定しよう
  • 初心者には程よい効きでコントロールしやすく、扱いやすいものがおすすめ
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たらぐちはくや

たらぐちはくや

スクリームボーカル。オカルト・音楽ライター。へヴィミュージックとアイドルのオタク。引きこもり。オカルトや哲学、思考実験が好きです

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