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【重要】音源をきれいに録音するコツとファイルの送り方は?デモ音源の作り方をチェックしよう! 2024年6月

2019年12月8日 #PR

デモ音源の録音コツ

バンドを結成して、華々しくデビューをしたいという目標を掲げている人も少なくありません。

デビューをするためには、音声や動画ファイルなどのデモ音源が必要です。また、ライブハウスの出演に申し込みする際にも、デモ音源が必要になる場合があります。

Live編集部
この記事では、デモ用の音源をきれいに録音するコツや、機材やパソコンなどを使って音声ファイルを作成する方法を解説していきます。

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この記事の目次はこちら!

デモ音源きれいに録音コツ

デモ音源データ送り方

音源の録音方法

デモ音源の録音方法として、スマートフォンサウンドレコーダーの2通りの録音方法を紹介します。

スマートフォンやサウンドレコーダーは持っている人も多く、他の録音方法よりも比較的簡単に録音できるのが特徴です。

Live編集部
自分の曲やパフォーマンスを音声ファイルで残したい場合、下記のコンテンツは必読ですよ。

スマートフォンで録音

1つ目の録音方法は、スマートフォンから音源の録音をするという方法です。

スマートフォンで録音する場合は、端末にプリインストールされているボイスレコーダーアプリを使用するのが最も簡単です。

プリインストールのレコーダーは、スマートフォンの内蔵マイクを使用するので、その場所の音をそのまま収録することになります。

必ず画面の録音ボタンをタップしてから、演奏を開始しましょう。

録音が終了したら画面上にある停止ボタンをタップして、音源の収録が完了になります。その後は、スマートフォンに音声ファイルとして保存されるという仕組みです。

ICレコーダーで録音

ICレコーダーは、マイクが搭載さてれているスティックタイプの機材や、外部マイクを装着できるタイプがあります。

icレコーダーはスマートフォンに比べて持っている人は少ないかもしれませんが、スマートフォンより繊細な音を録音できるのでおすすめです。

icレコーダーを使った録音は、本体にある録音ボタンを押すことで簡単に録音を開始でき、歌や演奏が終了したタイミングで停止ボタンを押すと録音完了です。

端末に保存された音声データは、パソコンなどに接続することで編集も可能になります。編集で重要な部分を抜き出すなどの作業が比較的スムーズにできる録音方法です。

きれいに録音するコツ

音源きれいに録音するコツ

ここからは録音をする際に、きれいな音質で音源を録音するコツについて解説していきます。

ノイズだらけの音質が悪い音源では、せっかく上手に演奏できても台無しです。

スマートフォンやicレコーダーで録音する際に、以下のことを心がけながら録音するだけで、ノイズを減らしクリアな音を収録することができますよ。

Live編集部
デモ音源として誰かに聴いてもらう場合には、できるだけ良い音質で収録したものを送るようにしましょう。

振動防止のため録音機器の下に布を敷く

より音質の良い録音をするためのコツとして最初に抑えるポイントは、録音機器の下に布を敷くことです。これは録音機器の振動をできるだけ抑える効果があります。

音によって録音機器が振動してしまうと、本体で生じたノイズが録音の音声データに残されてしまいます。布が無い場合は滑り止めになるような物を下に敷いてから録音しましょう。

少しの工夫ですが、布を敷くのと敷かないのでは音の綺麗さが全く異なります。音声以外にも余計なノイズをなるべく減らし、編集や録音のやり直しなどの手間をなくしましょう。

ただし、端末や機器に装着されているマイク部分に布を被せてしまうことの無いようにしてください。音がこもった状態で録音されてしまいます。

ノイズになるものを置かない

次に紹介するコツは、ノイズになるものを置かないということです。振動することにより、その音が音声レコーダーに反映されてしまいます。

例えば、録音しているレコーダーの近くに缶などの空洞の物を置いていると、振動で缶が揺れてノイズが生じます。

音声レコーダーを布などで動かないようにしていても、他の物が振動してしまえば、演奏の音と一緒に音声データとして入り込んでしまいます。

できるだけ「演奏している楽器から出る音」以外、ノイズは音声レコーダーに反映させないようにすることが大切です。

各楽器の音量のバランスをチェック

良い音質の録音をするには、各楽器の音量バランスをチェックしてから録音することも大切です。

1つの楽器の音量が大きすぎたり、ボーカルが小さすぎたり、音量のバランスが取れていないと、曲として成り立ちませんよね。

またシンバルなどの「高音域楽器」とベースなどの「低音域楽器」では、同じ音量でも聴こえ方が異なる場合もあります。耳の特性上、高音域の方が聴き取りやすいのです。

それぞれが曲としてマッチしたバランスで音楽を収録すると、耳疲れをすることもなく、各楽器の主張による「音のぶつかり合い」も防げます。

各楽器のバランスを確かめるために、ICレコーダーなどで収録したデータを再生して聴いてみましょう。どの楽器の主張が強いかが判断できます。

音楽スタジオで録音する

録音の音質を上げるためには、スタジオで録音することも1つの手段です。

スタジオ利用料などが発生しますが、周りのノイズをシャットアウトできたり、静かな状態で集中して音源を録音できます。

お金をかけても「より音質の良い録音」をしたい場合は、近くのスタジオで是非試してみてください。

音源を録音できる音楽スタジオには

  • ステレオミキサー
  • パソコンで可能な作曲・編曲ソフト
  • オーディオトラック編集が可能なデバイス

などが設置されている場合もあり、こだわればプロに匹敵するような質の良い録音が可能になります。

また、MIDI入力デバイス(演奏した音をデータとして出力する機器)を使って、音声を直接パソコンのソフトに反映させる機能も利用できます。もちろん音声編集はフリーソフトでもできますので、安心してください。

スタジオが近くにない場合はカラオケルームを使用するというのも1つの手段です。カラオケルームでは録画できる装置もありますので場合によっては好環境です。

デモ音源の送り方

デモ音源の送り方

デモ音源を録音しただけでは意味がないので、デモ音源の送り方についても紹介します。

オーディションで自分たちの楽曲をプレゼンする際や、ライブハウスに出演する際、レーベルに聞いてもらう際にも必要な作業です。

CDに焼いて持参する

デモ音源を送る方法として特にメジャーなのは、CDに焼いて持参するという方法です。録音した音声データをパソコンで読み込み、フリーソフトなどで編集した後にCDへ焼きましょう。

編集する時にイントロが始まる前の長い空白などを削除し、大事なところをデータとして残しましょう。CDに焼くソフトは無料で使用できるものが多くあります。

ただしオーディションなどの場合、指定されていないCD持参に関しては「事務所がNG」としている場合もあるので、しっかりリサーチしてから持参しましょう。

またCDに音声入力が反映されているか、しっかりチェックしてから持参してください。間違っても再生確認せずに持参することは避けましょう。

ネット上にアップロードする

最近のデモ音源の送り方として多く利用されているのが、ネット上へアップロードする方法です。

DropboxやGoogleDriveなど、共有できるオンラインストレージに音源データをアップロードすることから始めます。

アップロードした際に必ず、入力音声がしっかりと反映されているかを確認しましょう。共有のURLをコピーして、メールやSNSのメッセージにペーストして送信することが可能です。

mp3に変換し、メールに添付する

最後に紹介するのがmp3に変換して、音声データをメールに添付するという方法です。直接デモ音源を送信できるので、難しい操作が必要ありません。

しかしメール設定で受け手が重い添付メールを拒否している場合があるので、リスキーな方法でもあります。特に動画やWAVなど大きなデータはYouTubeにアップしてURLを送るようにしましょう。

また添付ファイルの場合、受信した方も重いデータの場合は、メールから音源をダウンロードするのに時間がかかるため、聴いてくれない可能性もあります。

特にフォーマットの指定がない場合は、受け手が時間に左右されずに簡単に再生できるネットアップロードがおすすめです。

夢を叶えるならデモ音源は絶対に妥協しちゃダメ!録音のコツを覚えて音源を送ろう

今回はデモ音源を録音する方法と、音質を向上させるためのコツについて紹介してきました。

高額な機材を用意せずに録音できる方法なので、初心者でもすぐに活用できます。

是非この記事で紹介した録音のコツを踏まえて、良質なデモ音源を録音し、オーディションやライブハウスに送ってみましょう。

デモ音源を送る際は、送り先の指定に従ってCD作成、オンラインアップロード、メール添付など、適切な形式を選んでチャレンジしてくださいね。

この記事のまとめ!

  • デモ音源はスマートフォンやICレコーダーで手軽に録音することができる
  • スマートフォンなどの機器で録音する場合は外部ノイズが入らないように工夫が必要
  • 音質の良い音源を録音するためには音楽スタジオやカラオケルームを使おう
  • デモ音源を送る際は受け手が指定する形式で送ろう
  • 大きなデモ音源はオンラインにアップロードし、メールへの直接添付は避けよう
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ライブUtaTen編集部

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