最近ではネット配信ライブなどが充実してきたことにより、家で音楽を楽しむ機会が増えました。
有名アーティストのライブやオンライン配信を観る時は、良い音響で音楽を視聴したいですよね。
そんな時はサラウンドスピーカーがおすすめです。
ココがおすすめ
この記事の目次はこちら!
この記事のもくじ
サラウンドスピーカーとは
サラウンドスピーカーは別名ホームシアタースピーカーとも呼ばれるように、家の中で観るテレビや映画を、より臨場感あるサウンドで楽しむためのスピーカーです。
通常のスピーカーよりも音が立体的に再現できるため、背後からの音や左右からの音を感じて、その場にいるかのようなリアリティを得られます。
まずはサラウンドスピーカーについて見ていきましょう。
ライブUtaTenの関連記事!
-
【囲込】サラウンドヘッドホンおすすめ10選!安いものから高音質のものまで
続きを見る
サラウンドの意味
サラウンド(surround)とは、日本語で取り囲むという意味があります。
その言葉のとおり、サラウンドスピーカーとは音に360°取り囲まれたような感覚を得られるスピーカーです。
ステレオの場合は左右(LR)にスピーカーがあり、音の広がりを再現しますが、サラウンドスピーカーの場合は、5つ以上のスピーカーが自分の周囲を取り囲み、前後左右から音場を再現します。
サラウンドスピーカーの数字の意味
5.1ch、7.1chなどサラウンドスピーカーにはチャンネル数が存在します。
チャンネル数は音を出せるスピーカーの数のことで、数字が大きくなるほどスピーカーの数が増えて音を立体的に表現できるようになるのです。
5.1chがスタンダードですが、部屋の広さや予算に余裕がある場合は7.1chのサラウンドスピーカーも良いでしょう。
5.1chよりも、迫力や臨場感のある音楽が楽しめますよ。
サラウンドスピーカーの選び方
通常のスピーカーと同じように、サラウンドスピーカーにも様々なタイプが存在します。
初めてサラウンドスピーカーを購入しようと思っても、何を買ったら良いのか迷ってしまいますよね。
サラウンドスピーカーを選ぶ時は、部屋の広さや聴きたい音楽など自分の環境や用途にあわせて選ぶのが良いでしょう。
ここではサラウンドスピーカーの選び方を紹介します。
ライブUtaTenの関連記事!
-
【感度】コンデンサーマイク厳選おすすめ10選!選び方や保管方法も解説
続きを見る
部屋のレイアウトに合わせて選ぶ
サラウンドスピーカーにはシンプルなものから大型のものまで大きさも形状も様々で、複数スピーカーを配置するタイプもあるため、購入する時は部屋のレイアウトに合わせて選びましょう。
サラウンドスピーカーにはどんなタイプのものがあるのか、形状について紹介します。
マルチスピーカータイプ
迫力ある音楽を楽しみたい人におすすめなのが、マルチスピーカータイプです。
このタイプでは、自分を取り囲むようにスピーカーを配置することで、立体的な音が表現できます。
テレビ側に3つ、自分の背後に2つのスピーカーを配置し、さらに重低音を出すためのサブウーファーも加えて合計6つのスピーカーを使っています。
そのため、比較的広い部屋が必要で、12畳以上の部屋での使用がおすすめです。
サウンドバータイプ
サウンドバータイプは部屋が小さい場合や、省スペースにスピーカーを収めたい人におすすめのタイプです。
横長の細長いスピーカー1つをテレビの前に置くだけで楽しめます。
複数のスピーカーを使うタイプに比べると、やや迫力に欠ける部分はありますが、手軽に音響をセットできるのが嬉しいポイントです。
ラックタイプ
ラックタイプはテレビ台としても使える、サラウンドスピーカーです。
その名のとおり、置き型でラックにスピーカーが収まっています。
DVDプレイヤーを置いたり、CDを収納することもできるので便利です。
音は前面からしか出ないのでやや迫力不足に感じることもありますが、簡易的に音楽を楽しみたい人やテレビ台とスピーカーを共用することで省スペースにしたい人にはおすすめですよ。
セパレートタイプ
小さい部屋などで省スペースを実現しながらも、音響にこだわりたい人におすすめしたいのがセパレートタイプです。
スピーカーは前面のみの設置ですが、左右それぞれのスピーカーとウーファースピーカーの3つを設置することで、立体的な音作りができます。
セパレートタイプは後々、後ろからのスピーカーを追加して拡張することもできるので、ゆくゆくはしっかりした音響を整えたい人という人にもおすすめです。
チャンネル数で選ぶ
サラウンドスピーカーは2.1ch、5.1ch、7.1chが、スタンダードな商品として発売されています。
チャンネル数が多くなるほど、音がより立体的に聴こえるため、良い音響を整えたい人は数字の大きいチャンネル数を選びましょう。
ただし、7.1chなど数字の大きなスピーカーはマルチスピーカータイプのもの多く、スピーカー自体が複数必要になることもあるため、部屋の環境と相談しながら選んでくださいね。
配線の有無で選ぶ
スピーカーは複雑な配線が必要になることもあるので、配線の有無で選ぶのも良いでしょう。
最近はワイヤレス接続Bluetoothがあるので、配線をしなくてもスピーカーとつなげるものも多くなりました。
配線が心配な人や面倒だと感じている人は、無線タイプを選びましょう。
ただし、有線に比べて無線は音の遅れが生じることもあるので、確実に良い音質で音楽を聴きたい人は有線タイプがおすすめです。
サラウンドの種類で選ぶ
サラウンドスピーカーはサラウンドの種類、つまりどんな風に音を立体的に表現するかによって聴こえ方が変わります。
サラウンドスピーカーを選ぶ時は、自分の用途に合わせてサラウンドの種類からスピーカーを選ぶのもおすすめです。
テレビよりもワンランク上の音響で楽しみたい場合は、音が前面から出るフロントサラウンドで十分ですが、オンライン配信などを臨場感のある状態で楽しみたい場合には、前方と後方にスピーカーを設置するリアルサラウンドが良いでしょう。
サラウンドスピーカーのおすすめメーカー
サラウンドスピーカーは多くのメーカーから様々なタイプが発売されているため、何を買ったら良いのかわからないという人も多いでしょう。
そんな時は、多くの人が購入している人気メーカーから購入するのもおすすめです。
人気メーカーはラインナップが多く、自分の用途にあった商品が見つかる可能性が高いですよ。
次にサラウンドスピーカーのおすすめメーカーを紹介します。
YAMAHA
音楽業界の老舗の1つであるYAMAHAは、アマチュアからプロまで多くの人に愛されているメーカーです。
高音質のスピーカーが多いのが特徴で、ラインナップも豊富なので、自分の求めている1台に出会えるでしょう。
中でも壁の反響を利用してバーチャル空間を再現できる「YAS」シリーズは、2.1chながらも臨場感あるサウンドが楽しめます。
他にもサウンドバータイプが好評で、音質が良いと多くのユーザーから評価されています。
SONY
日本大手の家電メーカーであるSONYも、多くの種類のサラウンドスピーカーを販売しています。
マルチスピーカータイプからバータイプまで多くの種類があり、価格もピンからキリまでです。
また、映画鑑賞用モデルなどの用途に特化したものも多いので、自分の用途に合わせてスピーカーを選ぶことができますよ。
独自の技術を使った高音質なスピーカーもあるので、音質にこだわりたい人はチェックしてみましょう。
Pioneer
Pioneerも日本の老舗家電メーカーです。
SONYに比べると規模は小さいですが、開発力に優れているメーカーとして長く多くのユーザーに愛されています。
2.1chのシンプルなスピーカーが多く、価格もお手頃なものが多いので、とりあえず試してみたい人にはPioneer製品がおすすめがおすすめですよ。
サラウンドスピーカーおすすめ5選
サラウンドスピーカーを購入する時は、聴きたい音楽の種類や自分の部屋の環境、価格などを見て選ぶことが大切です。
種類が豊富なので、迷った時は人気商品を購入するのも良いでしょう。
人気の商品の中でも、マルチスピーカーは設置が難しいと言われていますが、人気商品は多くの人がネットにおすすめの設置方法などを紹介しているので、多少難しくても問題ないですよ。
ここからは実際にサラウンドスピーカーのおすすめ商品を紹介します。
ライブUtaTenの関連記事!
-
スピーカーケーブルおすすめ10選!選び方とコスパ抜群の人気商品を紹介
続きを見る
YAMAHA / YAS-108
スリムなボディでありながら、リアルな音が再現できるのがヤマハの「YAS-108」です。
5.1chのサウンドバースピーカーでBluetoothにも対応しているため、設置が不安な人はもちろん、スマートに音楽を楽しみたい人にもおすすめ。
バーチャル3Dサラウンド技術を搭載しており、高さや方向まで感じられるのも嬉しいポイントですよ。
ヤマハ サウンドバー 4K HDR対応/HDMI/DTS Virtual:X/Bluetooth対応 YAS-108(B)
SONY / HT-ST5000
SONYから発売されている「HT-ST5000」は、サウンドバータイプのスピーカーとサブウーファーがセットになったサラウンドスピーカーです。
7.1chなので、高音質な音楽を楽しむことができます。
設置は前面だけですが、壁の跳ね返りを利用して360°音に包まれたような感覚になれるのもポイントです。
また、小音量でも高音質を実現できる「サウンドオプティマイザー」という機能が付いているので、深夜でも安心して視聴できますよ。
ソニー サウンドバー 7.1.2ch Dolby Atmos DTS:X ハイレゾ 4KHDR HDMI付属 Bluetooth 対応 HT-ST5000
Pioneer / S-HS100
リアルサラウンドスピーカーで360°音に包まれる感覚を体感したいけれど、価格が気になるという人におすすめなのが、パイオニアから発売されている「S-HS100」です。
小型でリーズナブルながら、6つのスピーカーから出力できます。
5.1chのサラウンドスピーカーで、小型ながら最大出力は160Wなので、本格的なサウンドを楽しめるでしょう。
ONKYO / HT-S3910
老舗オーディオメーカーONKYOから発売されている「HT-3910」は、5つのスピーカーとサブウーファーで迫力あるサウンドを再現できるリアルサラウンドスピーカーです。
5.1chのサラウンドスピーカーで、音声を識別して人の声を大きく出力できるボーカルエンハイサーシステムが付いています。
また、Bluetooth接続ができるので簡単に設置できますよ。
BOSE / Lifestyle® 650 home entertainment system
超本格的な音響設備で音楽を楽しみたい人におすすめなのが、BOSEから発売されている「Lifestyle 650 home entertainment system」です。
4基のスピーカーとメインスピーカーのフルセットで、360°サウンドを実現しています。
クリアで高音質なサウンドはもちろんのこと、専用アプリやアレクサを使ってスピーカーを操作できたり、ナイトモードを使って小音量でも臨場感ある音楽を楽しめたりと機能も充実。
ただし、税込で数十万円と価格が高いので購入する時は慎重に検討しましょう。
サラウンドスピーカーなら自宅で本格的な音楽が楽しめる!自分好みのモデルを見つけよう
自宅にいながら本格的な音楽を楽しみたい場合は、サラウンドスピーカーがおすすめです。
360°音に包まれたような立体的なサウンドを実現することで、臨場感ある音楽が楽しめます。
サラウンドスピーカーを選ぶ時は、音質だけでなく部屋のレイアウトや接続方法もチェックしておきましょう。
映画鑑賞用なのか、ゲーム用なのかなど自分の用途を考えて、自分にぴったりの1台を探してみてくださいね。
この記事のまとめ!
- サラウンドスピーカーとは、360°音に囲まれたような立体的なサウンドを再現するスピーカー
- テレビの音よりもワンランク上のサウンドを得たい時はサラウンドスピーカーがおすすめ
- サラウンドスピーカーを購入する時は、音質だけでなく、部屋のレイアウトに合わせてスピーカーのタイプを選ぼう
- 何を買うか迷った時はおすすめ人気ランキングをチェックして人気商品を選ぶのもおすすめ