を秘密にしないで 歌詞 さっきの女の子、 ふりがな付

例たとえばわたし、背中合せなかあわせの
この距離きょりずっと、続つづいたとしても
「またね」で終おわる「いつも」が良いいなって願ねがうばかり

例たとえばちゃんと、あるいはきっと
当あたり前まえでも良いいよねって素直すなおに
なれるように思おもい込こむだけ

季節きせつの合間あいまに降ふりしきる雨あめに傘かさをさす
それにはきっと意味いみがあってほしい
それからはまにまに
時ときの流ながれに身みを任まかせて


きっと次つぎ、笑わらい合あえるね

だけど そんな二人ふたり 秘密ひみつに泣ないて
今夜こんやから幾星霜いくせいそう
いつもの朝あさ迎むかえて
「晴はれたらいいね」でいいかな?
それがいつになるか まだ知しれなくて
だから きっと はっきりと
言葉ことばにできないの
変かわらない未来みらいを知しったら

夜よるの隅すみっこに 少すこし座すわり込こんだら
いつの間まにか そう夢ゆめのお話はなし

近ちかすぎる距離きょり 埋うめてみようと
指ゆびの先さきまで伸のばしてみても
触ふれることもないまま ずっと見みているだけでは

例たとえばちゃんと、あるいはきっと
あなたの奥おくをもっと抱だきしめてれば
その分ぶん、近ちかくにいられたね

奇跡きせきの最後さいごに 流ながれるエンドロールの名前なまえ
一ひとつずつ読よみ上あげてを想像そうぞうして
予定よていの調和ちょうわに 少すこしガッカリしてみたり
イメージと、その狭間はざまでは

違ちがう そんな二人ふたり 秘密ひみつ預あずけた
三さん月がつの真昼まひるに
見慣みなれた季節きせつの中なか
まだ見みぬ二人ふたりを描えがいた
それがいつになるか まだ知しれなくて
だから きっと はっきりと
言葉ことばにできないの
戻もどせない過去かこまで知しったら

夜よるのど真まん中なかに
少すこし動うごいてみたら
いつの間まにか
そう君きみのお話はなし

言いい出だせば、終おわる
この夜よるも明日あすも
時間じかんだけが過すぎていく
それだけの逃避行とうひこう
目めに見みえる文字もじも
握にぎられたあの手ても

秘密ひみつな四よん文字もじだけが、いらない