レグルス 歌詞 サンドクロック ふりがな付

静しずかな帰かえり道みちに 靴音くつおとが響ひびく こんな寒さむい夜よるは
二人ふたりで星ほし見みつけた 遠とおいあの日ひの夜空よぞら 思おもい出だす

ビルの隙間すきまに落おとした ため息いきと弱音よわね
情熱じょうねつの灯あかりが ふっと消きえそうになっても

何なにもない夜空よぞらに星ほしを並ならべて
「綺麗きれいだね」って僕ぼくに教おしえてくれた
たった一人ひとりの君きみのその笑顔えがおが
ずっと探さがし続つづけていた 光ひかり

世界せかいのニュースは今日きょうも 現実感げんじつかんのない波なみを立たててゆく
僕ぼくは 流ながされるまま 終電しゅうでん間際まぎわの人混ひとごみの中なかへ

知しらぬ間まに身みについた 愛想あいそ笑わらう癖くせ
自分じぶんを騙だますことに 慣なれたくないよ

他愛たあいもない言葉ことばで夢ゆめを紡つむいで
抜ぬけ殻がらだった僕ぼくに命いのちをくれた
たった一度いちどの君きみと生いきる今いまを
かけがえのない この時ときを守まもりたい

何なにもない夜空よぞらに星ほしを並ならべて
「綺麗きれいだね」って僕ぼくに教おしえてくれた
たった一人ひとりの君きみのその笑顔えがおが
消きえてしまわないように

何なにもない夜空よぞらの星ほしを繋つないで
痛いたみ抱かかえながらも未来あすを信しんじた
きっと誰だれもが愛あいすべき誰だれかの
闇やみを照てらし続つづけている 光ひかり