ある日走ひはしった その後あとで
僕ぼくは静しずかに 考かんがえた
誰だれのために 走はしるのか
若わかい力ちからを すり減へらし
雨あめの降ふる日ひも 風かぜの日ひも
1人ひとりの世界せかいを 突つっ走ぱしる
何なんのために 進すすむのか
痛いたい足あしを がまんして
大おおきな夢ゆめは ただ一ひとつ
五いつつの色いろの 五いつつの輪わ
日本にほんのための メダルじゃない
走はしる力ちからの 糧かてなんだ
父とうさん 許ゆるして下くださいな
母かあさん 許ゆるして下くださいね
あなたにもらった ものなのに
そんな生命いのちを 僕ぼくの手てで
見みてほしかった もう一度いちど
表彰台ひょうしょうだいの 晴はれ姿すがた
だけど 身体からだは動うごかない
とっても もう 走はしれない
これ以上いじょうは 走はしれない
あるaru日走hihashiったtta そのsono後atoでde
僕bokuはha静shizuかにkani 考kangaえたeta
誰dareのためにnotameni 走hashiるのかrunoka
若wakaいi力chikaraをwo すりsuri減heらしrashi
雨ameのno降fuるru日hiもmo 風kazeのno日hiもmo
1人hitoriのno世界sekaiをwo 突tsuっxtu走pashiるru
何nanのためにnotameni 進susuむのかmunoka
痛itaいi足ashiをwo がまんしてgamanshite
大ooきなkina夢yumeはha ただtada一hitoつtsu
五itsuつのtsuno色iroのno 五itsuつのtsuno輪wa
日本nihonのためのnotameno メダルmedaruじゃないjanai
走hashiるru力chikaraのno 糧kateなんだnanda
父touさんsan 許yuruしてshite下kudaさいなsaina
母kaaさんsan 許yuruしてshite下kudaさいねsaine
あなたにもらったanatanimoratta ものなのにmononanoni
そんなsonna生命inochiをwo 僕bokuのno手teでde
見miてほしかったtehoshikatta もうmou一度ichido
表彰台hyousyoudaiのno 晴haれre姿sugata
だけどdakedo 身体karadaはha動ugoかないkanai
とってもtottemo もうmou 走hashiれないrenai
これkore以上ijouはha 走hashiれないrenai