だんだん移うつろっていく 季節きせつの匂においを回路かいろに
管制塔かんせいとうに哀あわれみの灯あかりともって 赤あかく滲にじんだ
見慣みなれた街並まちなみを また目めに焼やき付つけて
カバンにつめこんだ いつか思おもい出だすように
旅立たびだちの朝あさ 空そらは青あおくて
遠とおくなっていく なんでもないような景色けしき
なぜか胸むねが苦くるしくて
誰だれかといつか 見みたことあるな
君きみを思おもい出だす 最初さいしょに
壊こわれた常夜灯じょうやとう 青あおい貯水ちょすい塔とう
(一ひとつ、また一ひとつ、思おもい出だす)
思おもい出での点てんを 線せんで結むすんで
だんだん絵えになっていく 色いろも匂においも感かんじれる
リストに書かきこんだ ずっと忘わすれないように
チケット握にぎった手て 何なにか足たりない気きがして
誰だれかの声こえ 聞きこえた気きがした
人ひとごみの中なかじっと探さがして
「ちょっと待まって」
過すぎ去さろうとする景色けしき 思おもわず声こえがこぼれて
誰だれに向むかって言いってるんだ
君きみを思おもい出だす 最初さいしょに
色いろが変かわっていく空そらに
きゅっと胸むねが苦くるしくて
きっとなんかのサインなんだ
君きみを思おもい出だす 最初さいしょに
思おもい違ちがいだって笑わらってごまかした
本当ほんとうはずっと分わかっていたのに
ねえ こんな気持きもち知しらなきゃよかった
高たかい空そらのオレンジに溶とかして
遠とおくなっていく 二人ふたり思おもい出での景色けしき
少すこし涙なみだがこぼれて
本当ほんとうはずっと想おもっていたんだ
今いまも覚おぼえてるよ あの日ひ
管制塔かんせいとうが夕焼ゆうやけを 2つに割わって綺麗きれいだった
あの半分はんぶんを胸むねにしまって
君きみを思おもい出だす 最後さいごに
だんだんdandan移utsuろっていくrotteiku 季節kisetsuのno匂nioいをiwo回路kairoにni
管制塔kanseitouにni哀awaremiのno灯akariともってtomotte 赤akaくku滲nijiんだnda
見慣minaれたreta街並machinaみをmiwo またmata目meにni焼yaきki付tsuけてkete
カバンkabanにつめこんだnitsumekonda いつかitsuka思omoいi出daすようにsuyouni
旅立tabidaちのchino朝asa 空soraはha青aoくてkute
遠tooくなっていくkunatteiku なんでもないようなnandemonaiyouna景色keshiki
なぜかnazeka胸muneがga苦kuruしくてshikute
誰dareかといつかkatoitsuka 見miたことあるなtakotoaruna
君kimiをwo思omoいi出daすsu 最初saisyoにni
壊kowaれたreta常夜灯jouyatou 青aoいi貯水chosui塔tou
(一hitoつtsu、またmata一hitoつtsu、思omoいi出daすsu)
思omoいi出deのno点tenをwo 線senでde結musuんでnde
だんだんdandan絵eになっていくninatteiku 色iroもmo匂nioいもimo感kanじれるjireru
リストrisutoにni書kaきこんだkikonda ずっとzutto忘wasuれないようにrenaiyouni
チケットchiketto握nigiったtta手te 何naniかka足taりないrinai気kiがしてgashite
誰dareかのkano声koe 聞kiこえたkoeta気kiがしたgashita
人hitoごみのgomino中nakaじっとjitto探sagaしてshite
「ちょっとchotto待maってtte」
過suぎgi去saろうとするroutosuru景色keshiki 思omoわずwazu声koeがこぼれてgakoborete
誰dareにni向muかってkatte言iってるんだtterunda
君kimiをwo思omoいi出daすsu 最初saisyoにni
色iroがga変kaわっていくwatteiku空soraにni
きゅっとkyutto胸muneがga苦kuruしくてshikute
きっとなんかのkittonankanoサインsainなんだnanda
君kimiをwo思omoいi出daすsu 最初saisyoにni
思omoいi違chigaいだってidatte笑waraってごまかしたttegomakashita
本当hontouはずっとhazutto分waかっていたのにkatteitanoni
ねえnee こんなkonna気持kimoちchi知shiらなきゃよかったranakyayokatta
高takaいi空soraのnoオレンジorenjiにni溶toかしてkashite
遠tooくなっていくkunatteiku 二人futari思omoいi出deのno景色keshiki
少sukoしshi涙namidaがこぼれてgakoborete
本当hontouはずっとhazutto想omoっていたんだtteitanda
今imaもmo覚oboえてるよeteruyo あのano日hi
管制塔kanseitouがga夕焼yuuyaけをkewo 2つにtsuni割waってtte綺麗kireiだったdatta
あのano半分hanbunをwo胸muneにしまってnishimatte
君kimiをwo思omoいi出daすsu 最後saigoにni