橙だいだいの夕ゆうな空そら
柔やわらかな親おやの両手りょうて
のぞいたら嬉うれし顔がお
いつのまにこぼれたのか
波々なみなみを越こえたから
ゆるり噛かむ生なまあくび
あくる朝独あさひとり言ごと
背伸せのび丈たけいまだ蕾つぼみ
おまえ思おもう想おもい
夢占ゆめうらの彼方かなたへ
年年歳歳ねんねんさいさい ねんねなさい 安心あんしんしてて
年年歳歳ねんねんさいさい 僕ぼく、のため 生うまれてきなさい
浜はまおとめ接吻くちづけて
白砂しらすなを落おとすまで
つむじ風かぜ、親おやとして
待まつ家出いえで けれど謡うたえや
つとに思おもう想おもい
枕言まくらごとのように
年年歳歳ねんねんさいさい ねんねなさい 安心あんしんしてて
年年歳歳ねんねんさいさい 僕ぼく、のため 生うまれてきなさい
おまえ思おもう想おもい
しゃんしゃん言付ことづけ
年年歳歳ねんねんさいさい ねんねなさい 安心あんしんしてて
年年歳歳ねんねんさいさい 愛あいされて、僕ぼくを離はなれても
年年歳歳ねんねんさいさい 愛あいされて 生うまれてきなさい
橙daidaiのno夕yuuなna空sora
柔yawaらかなrakana親oyaのno両手ryoute
のぞいたらnozoitara嬉ureしshi顔gao
いつのまにこぼれたのかitsunomanikoboretanoka
波々naminamiをwo越koえたからetakara
ゆるりyururi噛kaむmu生namaあくびakubi
あくるakuru朝独asahitoりri言goto
背伸senoびbi丈takeいまだimada蕾tsubomi
おまえomae思omoうu想omoいi
夢占yumeuraのno彼方kanataへhe
年年歳歳nennensaisai ねんねなさいnennenasai 安心anshinしててshitete
年年歳歳nennensaisai 僕boku、のためnotame 生uまれてきなさいmaretekinasai
浜hamaおとめotome接吻kuchidukeてte
白砂shirasunaをwo落oとすまでtosumade
つむじtsumuji風kaze、親oyaとしてtoshite
待maつtsu家出iede けれどkeredo謡utaえやeya
つとにtsutoni思omoうu想omoいi
枕言makuragotoのようにnoyouni
年年歳歳nennensaisai ねんねなさいnennenasai 安心anshinしててshitete
年年歳歳nennensaisai 僕boku、のためnotame 生uまれてきなさいmaretekinasai
おまえomae思omoうu想omoいi
しゃんしゃんsyansyan言付kotoduけke
年年歳歳nennensaisai ねんねなさいnennenasai 安心anshinしててshitete
年年歳歳nennensaisai 愛aiされてsarete、僕bokuをwo離hanaれてもretemo
年年歳歳nennensaisai 愛aiされてsarete 生uまれてきなさいmaretekinasai