さよならの世界 歌詞 上條恒彦 ふりがな付

いつの日ひか君きみの胸むねに
さみしさの宿やどる時ときが
まぶしさの オーまぶしさの
夏なつの日ひを越こえて来くるよ
いつの日ひか君きみの胸むねに
かなしみの宿やどる時ときが
小雨降こさめふる オー 小雨降こさめふる
秋あきの日ひを越こえて来くるよ

時ときは流ながれすぎて行いく
さよならの世界せかいへ
人ひとはみな聞きいている
夕暮ゆうぐれの鐘かねの音ねを オーオ

いつの日ひか君きみは見みるだろう
愛あいのない遠どおい道みちを
背せを向むけた オー 背せを向むけた
人ひとの行いく街並まちなみに
いつの日ひか君きみは見みるだろう
星ほしもない暗くらい夜よるを
傷きずついた オー 傷きずついた
血ちまみれのハトのように

時ときは流ながれすぎて行いく
さよならの世界せかいへ
人ひとはみな聞きいている
夕暮ゆうぐれの鐘かねの音ねを オーオ

さよならを君きみにあげよう
あるだけの愛あいをそえて
いつの日ひかぼくにくれた
やさしさにかえて

時ときは流ながれすぎて行いく
さよならの世界せかいへ
君きみは 今いま かけて行いけ
ぬれた翼つばさひろげ