美人もブスも 歌詞 内田有紀 ふりがな付

お尻しりを鏡かがみに向むけて 足あしの長ながさを見みてる
小学校しょうがっこうの頃ころのわたしは短足たんそく
友達ともだちは、好すきな人ひとに好すかれてればいいと言いう
でも、わたしは、欲張よくばり みんなに好このまれたい

うわべじゃなく、心こころ、母ははは毎晩まいばん 力説りきせつするけど
男おとこの子こは美人びじんよりかは、ブスには キビシイ

16じゅうろくになると、急きゅうに足あしが伸のびて 胸むねが出でて
わたしは クラス投票とうひょう 人気にんきNO.1ナンバーワン
携帯けいたい電話でんわは いつもなりっぱなし 敵てきなし
でも、わたしは、あなたからの電話でんわがほしい

グランドの真まん中なか、泥どろまみれで ボールを蹴けっていた
三年さんねん間かん好すきなあなたは 恋こいにはトッポイ

お皿さらを洗あらってるとき、リュックの電話でんわが鳴なった
あなたが、「あした 会あいたい」と 言いったの

うわべじゃなく、心こころ、あなたは きっとわかってていてね
みんな 年としをとって、美人びじんもブスもなくなるの

いろんなクセ、いろんなナマリ、いろんな性格せいかく
平等びょうどうに しわが増ふえていって 自分じぶんの顔かおになる