五月ごがつの ざわめく緑みどりが
陽ひざしを浴あびてゆれている
涙なみだも乾かわかないうちに
あの子こは今日きょうも歩あるき出だす
思おもい出での一いちページが
ある日ひそっと消きえても
何なにもかも昨日きのうのまま
時間じかんだけが静しずかに流ながれる
五月ごがつの 晴はれた空そらの色いろ
あの子こはきっと忘わすれない
何なにより深ふかくてせつない
悲かなしい色いろを忘わすれない
繰くり返かえす波なみのように
どんなことがあっても
正直しょうじきに歩あるいていく
そんな生いき方かた 誰だれより好すきだから
肩かたにかかる 風かぜのように 遠とおくで 見みつめてあげるから
悲かなしみが胸むねをうずめ
一人ひとりきりで泣なく日ひは
真実しんじつが誰だれの目めにも
同おなじ様ように映うつるといいのに
五月gogatsuのno ざわめくzawameku緑midoriがga
陽hiざしをzashiwo浴aびてゆれているbiteyureteiru
涙namidaもmo乾kawaかないうちにkanaiuchini
あのano子koはha今日kyouもmo歩aruきki出daすsu
思omoいi出deのno一ichiペpeージjiがga
あるaru日hiそっとsotto消kiえてもetemo
何naniもかもmokamo昨日kinouのままnomama
時間jikanだけがdakega静shizuかにkani流nagaれるreru
五月gogatsuのno 晴haれたreta空soraのno色iro
あのano子koはきっとhakitto忘wasuれないrenai
何naniよりyori深fukaくてせつないkutesetsunai
悲kanaしいshii色iroをwo忘wasuれないrenai
繰kuりri返kaeすsu波namiのようにnoyouni
どんなことがあってもdonnakotogaattemo
正直syoujikiにni歩aruいていくiteiku
そんなsonna生iきki方kata 誰dareよりyori好suきだからkidakara
肩kataにかかるnikakaru 風kazeのようにnoyouni 遠tooくでkude 見miつめてあげるからtsumeteagerukara
悲kanaしみがshimiga胸muneをうずめwouzume
一人hitoriきりでkiride泣naくku日hiはha
真実shinjitsuがga誰dareのno目meにもnimo
同onaじji様youにni映utsuるといいのにrutoiinoni