胸元むなもとに光ひかる 十字架じゅうじか
きらめく銀ぎんのチェーン 心こころをからめとる
吐息といきで呟つぶやく 聖句せいく 偽いつわりの白しろい羽根はね
羽はばたきさえできない
月つきひとつ見みえぬ 悲かなしみの闇やみで
あなたを待まち続つづけていた
この身みに纏まとった 嘘うそのヴぇール 今いま
脱ぬぎ捨すてよう
届とどくはずの無ない愛あいに
震ふるえる手てを伸のばしたい
抱だきしめて
穢けがれた この身体からだを
あなたの放はなつ言葉ことばが
愛あいという名みょうの罰ばつなら
いつの日ひか 生うまれ変かわる
聖せいなる偶像ぐうぞう 今いまは 涙なみださえ流ながせない
心こころはひび割われて
周囲しゅういの要求ようきゅうに
脅おびえ 笑顔えがおの仮面被かめんかぶる
それでも傷付きずついて
月つきひとつ見みえぬ 悲かなしみの闇やみに
私照わたしてらし出だす光ひかる
真実しんじつでできた 言霊ことだまの矢やなら
受うけ止とめよう
罪つみという雪ゆきが積つもる
凍いてつく黒くろき心こころを
抱だきしめて
燃もえるような その手てで
叶かなわない愛あいを夢見ゆめみ
掴つかめぬ翼つばさを祈いのる
この命いのち
果はてぬ限かぎり……
胸元munamotoにni光hikaるru 十字架juujika
きらめくkirameku銀ginのnoチェcheーンn 心kokoroをからめとるwokarametoru
吐息toikiでde呟tsubuyaくku 聖句seiku 偽itsuwaりのrino白shiroいi羽根hane
羽haばたきさえできないbatakisaedekinai
月tsukiひとつhitotsu見miえぬenu 悲kanaしみのshimino闇yamiでde
あなたをanatawo待maちchi続tsuduけていたketeita
このkono身miにni纏matoったtta 嘘usoのnoヴヴぇeールru 今ima
脱nuぎgi捨suてようteyou
届todoくはずのkuhazuno無naいi愛aiにni
震furuえるeru手teをwo伸noばしたいbashitai
抱daきしめてkishimete
穢kegaれたreta このkono身体karadaをwo
あなたのanatano放hanaつtsu言葉kotobaがga
愛aiというtoiu名myouのno罰batsuならnara
いつのitsuno日hiかka 生uまれmare変kaわるwaru
聖seiなるnaru偶像guuzou 今imaはha 涙namidaさえsae流nagaせないsenai
心kokoroはひびhahibi割waれてrete
周囲syuuiのno要求youkyuuにni
脅obiえe 笑顔egaoのno仮面被kamenkabuるru
それでもsoredemo傷付kizutsuいてite
月tsukiひとつhitotsu見miえぬenu 悲kanaしみのshimino闇yamiにni
私照watashiteらしrashi出daすsu光hikaru
真実shinjitsuでできたdedekita 言霊kotodamaのno矢yaならnara
受uけke止toめようmeyou
罪tsumiというtoiu雪yukiがga積tsuもるmoru
凍iてつくtetsuku黒kuroきki心kokoroをwo
抱daきしめてkishimete
燃moえるようなeruyouna そのsono手teでde
叶kanaわないwanai愛aiをwo夢見yumemi
掴tsukaめぬmenu翼tsubasaをwo祈inoるru
このkono命inochi
果haてぬtenu限kagiりri……