十六夜情話 歌詞 秋岡秀治,立樹みか ふりがな付

十六夜いざよい月つきには 魔性ましょうが棲すむと
おまえ微笑ほほえみ 謎なぞめかす
そうよ虜とりこに されたくなけりゃ
あとへ退しりぞくなら 今いまのうち
どれが本気ほんきか どこから嘘うそか
惚ほれてしまえば それが恋こい

薄紅うすべにぼかしの 酔よいざめ月つきは
胸むねのゆらぎは お見通みとおし
おれは素顔すがおの おまえに惚ほれた
酒さけのせいには しやしない
月つきに魅入みいられ 抱だかれて抱だいて
花はなは散ちりぎわ 艶つやを増ます

可愛かわいい寝顔ねがおを しばらく見みてた
まるで子供こどもの あどけなさ
嫌いやな人ひとねと 拗すねてはみても
頬ほおのゆるみが 許ゆるしてる
誰だれが名付なづけた ためらい月つきと
なさけ一いち夜やの 十六夜いざよいを