都会とかいの歌うたは海うみに消きえた
大おおきな龍りゅうが一飲ひとのみした
鳥とりたちがさかなをとって
その海辺うみべでつぎつぎに人ひとは渇かわいた
眠ねむりの前まえに目めと目めがあった
その爪つめで夢ゆめは天井てんじょうに打うち付つけた
小ちいさなおうちの外そとで
嵐あらしを泳およぐ音おとがする
たましいを売うったこの町まちの人ひとは
かつての花はなの園そのに揺ゆらいで
風かぜを歌うたった人ひとは
とりの羽毛うもうにくるまり
とおくへ運はこばれた
都会tokaiのno歌utaはha海umiにni消kiえたeta
大ooきなkina龍ryuuがga一飲hitonoみしたmishita
鳥toriたちがさかなをとってtachigasakanawototte
そのsono海辺umibeでつぎつぎにdetsugitsugini人hitoはha渇kawaいたita
眠nemuりのrino前maeにni目meとto目meがあったgaatta
そのsono爪tsumeでde夢yumeはha天井tenjouにni打uちchi付tsuけたketa
小chiiさなおうちのsanaouchino外sotoでde
嵐arashiをwo泳oyoぐgu音otoがするgasuru
たましいをtamashiiwo売uったこのttakono町machiのno人hitoはha
かつてのkatsuteno花hanaのno園sonoにni揺yuらいでraide
風kazeをwo歌utaったtta人hitoはha
とりのtorino羽毛umouにくるまりnikurumari
とおくへtookuhe運hakoばれたbareta