『これは内緒ないしょの話はなし』
古典的口こてんてきぐち 伝播処方でんぱしょほう
井戸端いどばたの囀さえずりも あれよあれよと
何処発どこかはつ → 誰ヵ行だれかいき
蔓延はびこる 浮うき名な 怪談話かいだんばなし
得手勝手えてかって 美学論びがくろん 拉ひしゃげて折おれての
ハリボテ裏付うらづけ どなたの意いのままに
あのね 秘密屋ひみつやさん教おしえてよ
あれとあれとそれとそれ
他愛たあいの無ない 諧謔かいぎゃくじゃ茶菓子ちゃがしにもならんけれど
零こぼれ落おちた戯ざれ言ごとの描えがく 餅もちと冒涜者ぼうとくしゃ
何処どこで? 誰だれが? 何なにを? 何時いつか? なんでなんで? どうしてそんなこと?
いつの間まにか偶然ぐうぜんは全部ぜんぶそいつの仕業しわざ
『どうか よろしく』
『これはどこかの噂うわさ』
何なんて事無ことない 全知偶像ぜんちぐうぞう
経過程けいかてい それらしく 人ひとを狂まどわす
隠かくし事ごと 内緒事ないしょごと やり玉挙だまあがりゃ漏泄無論ろうせつむろん
白眼視はくがんし 程々ほどほどに 子供騙こどもだましだと
嗤わらって悔恨かいこんそれすら意いのままに
あのね 秘密屋ひみつやさん教おしえてよ
絵空事えそらごと言いう前まえに
「へそ曲まがりのこのボクも狂まどわしちゃくれないかな?」
鼻はなで嗤わらい蔑さげすんだ 肩かたを透すかす大惨事だいさんじ
まるでまさか塗まみれこれがなんでなんであれあれ何なんてこと
偽いつわりと神様かみさまはぞんざいに押立おしだった
『秘密ひみつちょうだいな』
紙切かみきれ二ふたつ 蜜みつを待まつ その密みつ
息いきを飲のむ しじま
蛙鳴蝉噪あめいせんそう 鳴なり響ひびく着信ちゃくしん
有あり得えもしないと それは
イキがる代償だいしょう お告つげの意いのままに
あのね これは内緒話ないしょばなしだよ
四丁目よんちょうめの神様かみさまは嘘取うそとり沙汰ざた 大嫌だいきらい へそ曲まがり屋やさんらしい
秘密屋ひみつやさん教おしえてよ 怒おこる神かみの鎮しずめ方かた
プロローグは皮肉ひにくにも回答かいとうをまた拒こばんだ
零こぼれ落おちた泣なき言ごとの描えがく餅もちと冒涜者ぼうとくしゃ
何処どこで? 誰だれが? 何なにを? 何時いつか? なんでなんで?
終おわりは今日きょうもここ
いつの間まにか偶然ぐうぜんは全部ぜんぶそいつの仕業しわざ
誰だれも知しらない そんなお話はなし
『これはkoreha内緒naisyoのno話hanashi』
古典的口kotentekiguchi 伝播処方denpasyohou
井戸端idobataのno囀saezuりもrimo あれよあれよとareyoareyoto
何処発dokokahatsu → 誰ヵ行darekaiki
蔓延habikoるru 浮uきki名na 怪談話kaidanbanashi
得手勝手etekatte 美学論bigakuron 拉hisyaげてgete折oれてのreteno
ハリボテharibote裏付uraduけke どなたのdonatano意iのままにnomamani
あのねanone 秘密屋himitsuyaさんsan教oshiえてよeteyo
あれとあれとそれとそれaretoaretosoretosore
他愛taaiのno無naいi 諧謔kaigyakuじゃja茶菓子chagashiにもならんけれどnimonarankeredo
零koboれre落oちたchita戯zaれre言gotoのno描egaくku 餅mochiとto冒涜者boutokusya
何処dokoでde? 誰dareがga? 何naniをwo? 何時itsuかka? なんでなんでnandenande? どうしてそんなことdoushitesonnakoto?
いつのitsuno間maにかnika偶然guuzenはha全部zenbuそいつのsoitsuno仕業shiwaza
『どうかdouka よろしくyoroshiku』
『これはどこかのkorehadokokano噂uwasa』
何nanてte事無kotonaいi 全知偶像zenchiguuzou
経過程keikatei それらしくsorerashiku 人hitoをwo狂madoわすwasu
隠kakuしshi事goto 内緒事naisyogoto やりyari玉挙damaaがりゃgarya漏泄無論rousetsumuron
白眼視hakuganshi 程々hodohodoにni 子供騙kodomodamaしだとshidato
嗤waraってtte悔恨kaikonそれすらsoresura意iのままにnomamani
あのねanone 秘密屋himitsuyaさんsan教oshiえてよeteyo
絵空事esoragoとto言iうu前maeにni
「へそheso曲maがりのこのgarinokonoボクbokuもmo狂madoわしちゃくれないかなwashichakurenaikana?」
鼻hanaでde嗤waraいi蔑sagesuんだnda 肩kataをwo透suかすkasu大惨事daisanji
まるでまさかmarudemasaka塗mamiれこれがなんでなんであれあれrekoreganandenandeareare何nanてことtekoto
偽itsuwaりとrito神様kamisamaはぞんざいにhazonzaini押立oshidaったtta
『秘密himitsuちょうだいなchoudaina』
紙切kamikiれre二futaつtsu 蜜mitsuをwo待maつtsu そのsono密mitsu
息ikiをwo飲noむmu しじまshijima
蛙鳴蝉噪ameisensou 鳴naりri響hibiくku着信chakushin
有aりri得eもしないとmoshinaito それはsoreha
イキikiがるgaru代償daisyou おo告tsuげのgeno意iのままにnomamani
あのねanone これはkoreha内緒話naisyobanashiだよdayo
四丁目yonchoumeのno神様kamisamaはha嘘取usotoりri沙汰zata 大嫌daikiraいi へそheso曲maがりgari屋yaさんらしいsanrashii
秘密屋himitsuyaさんsan教oshiえてよeteyo 怒okoるru神kamiのno鎮shizuめme方kata
プロロpuroroーグguはha皮肉hinikuにもnimo回答kaitouをまたwomata拒kobaんだnda
零koboれre落oちたchita泣naきki言gotoのno描egaくku餅mochiとto冒涜者boutokusya
何処dokoでde? 誰dareがga? 何naniをwo? 何時itsuかka? なんでなんでnandenande?
終oわりはwariha今日kyouもここmokoko
いつのitsuno間maにかnika偶然guuzenはha全部zenbuそいつのsoitsuno仕業shiwaza
誰dareもmo知shiらないranai そんなおsonnao話hanashi