ずぶ濡ぬれ
子猫こねこ
爪つめを
立たてて
どれだけ
鳴ないても
泣なけちゃう
くらいの
灯あかりは
ないの
ぬくもり
連つれて
想おもい出で
だだ流ながれ
散ちりゆく
花はなもよう
いくつも
見送みおくれば
流ながれる
水みずの音おとなんて
やさしいだけ
ここまで
おいで
でも
手てを
振ふるだけ
向むこうに
渡わたって
戻もどる
ことない
蟻ありの
列れつを見みた
呼吸こきゅうを
供ともに
暖あたたかい
部屋へやで待まつ
散ちりゅく
花はなもよう
いくつも
見送みおくれば
流ながれる
水みずの音おとなんて
やさしいだけ
平然へいぜんと
朝あさになる
失うしなう
覚悟かくごは
できていた
明日あしたを
見みる者もの
だけが
背負せおう
痛いたみ
だわ
散ちりゆく
花はなもよう
いくつも
見送みおくれば
流ながれる
水みずの音おとなんて
やさしいだけ
ずぶzubu濡nuれre
子猫koneko
爪tsumeをwo
立taててtete
どれだけdoredake
鳴naいてもitemo
泣naけちゃうkechau
くらいのkuraino
灯akariはha
ないのnaino
ぬくもりnukumori
連tsuれてrete
想omoいi出de
だだdada流nagaれre
散chiりゆくriyuku
花hanaもようmoyou
いくつもikutsumo
見送miokuればreba
流nagaれるreru
水mizuのno音otoなんてnante
やさしいだけyasashiidake
ここまでkokomade
おいでoide
でもdemo
手teをwo
振fuるだけrudake
向muこうにkouni
渡wataってtte
戻modoるru
ことないkotonai
蟻ariのno
列retsuをwo見miたta
呼吸kokyuuをwo
供tomoにni
暖atataかいkai
部屋heyaでde待maつtsu
散chiりゅくryuku
花hanaもようmoyou
いくつもikutsumo
見送miokuればreba
流nagaれるreru
水mizuのno音otoなんてnante
やさしいだけyasashiidake
平然heizenとto
朝asaになるninaru
失ushinaうu
覚悟kakugoはha
できていたdekiteita
明日ashitaをwo
見miるru者mono
だけがdakega
背負seoうu
痛itaみmi
だわdawa
散chiりゆくriyuku
花hanaもようmoyou
いくつもikutsumo
見送miokuればreba
流nagaれるreru
水mizuのno音otoなんてnante
やさしいだけyasashiidake