孤独のハイエナ 歌詞 久瀬いくみ ふりがな付

果はたせない約束やくそくだけ あなたと積つみ上あげたい
憂うれう隙すきさえ無ないほど デタラメな夜よるが欲ほしい
そう まるで部外者ぶがいしゃのような顔かおで 悪わるびれも無なく触さわれて
判断はんだん基準きじゅんはおろか 良いいも悪わるいも無ない
懸命けんめいに着飾きかざったミテクレをガラスに映うつす
どうしてあたし こんなに醜みにくいのよ

所詮しょせんは嫌きらわれ者もののハイエナ ハイエナ
空腹くうふくを満みたす為ためだけの愛あいを 求もとめて歩あるいてる

迫せまり来くる運命うんめいの数かずが足たりない 足たりない 足たりない
幸しあわせを探さがしたりはしない 今いまだけ溺おぼれさせて

生なまぬるい言葉ことばの 節々ふしぶしだけが痛いたい
あなたなんていらない でも失うしないたくない
ここには白塗しろぬりの黒くろずくめ 朝あさに訪おとずれる闇やみ
だって待まてど暮くらせど 右みぎも左ひだりも無ない
本当ほんとうだの嘘うそだの 下くだらない話はなしはよして
都合良つごうよく 時間じかんと身みを重かさねましょう

所詮しょせんは熱ねつに飢うえたハイエナ ハイエナ
空腹くうふくを満みたせど 空からっぽのままの心こころはどこへ

傷きずを舐なめ合あうのに愛あいなどいらない いらない いらない
幸しあわせを探さがしたりはしない はしたない
この心こころにだけは 誰だれも触ふれない 触ふれない 触ふれない
「孤独こどくの痛いたみ」と「虚むなしさ」を天秤てんびんに掛かけないで

あなたの手てに触ふれる度たび 身みの程ほどを知しる
あなたの真実しんじつなど信しんじるに値あたいしない
誰だれも本当ほんとうのあたしなら 愛あいせるはずが無ない
徹底的てっていてきに貪むさぼった今いまを 傷きずつけないで

所詮しょせんは行いく宛あての無ないハイエナ ハイエナ
浅あさはかな温ぬくもりを飲のみ込こみ 涙なみだは握にぎりしめ
眠ねむりにつく