無垢の花 歌詞 BEPINS FABRICA ふりがな付

枝垂しだれた 緑みどりを
無我むがに 走はしり抜ぬけて
木々きぎの間あいだに 止とまった音おと
待まちきれなくなる

まわってゆくわ
色いろとりどりの人々ひとびと
キラキラと飾かざられてた

どこに繋つながる糸いと
放はなつ意思いしはないのに
大おおきな声こえ 預あずかったよと
この町まちの中なかで息いきをしてる
面影おもかげが歪ゆがんでく 無垢むくの花はな

呼吸こきゅうの音おと 鼓動こどうの音おと
こだまする合言葉あいことば
帰かえり道みち 私わたしたち スキップして駆かける

私わたしを置おいて風かぜが荒あれるのは
巡めぐる思考しこうのせい悪夢あくむの空耳そらみみ

がむしゃらに走はしった幼おさない頃ころ言いってたね
ずっと親友しんゆうでいようね
不思議ふしぎな凶器きょうきばら撒まく
切きり裂さく葉は 無垢むくの花はな

留とめたい気持きもちも 推おしうつる人ひとたちも
忙いそがしい空気くうきに混まざって忘わすれていく
会あえなくてもあの時ときをなかったことにしないよ
大切たいせつな声こえ預あずかったよと この町まちで息いきをして

日ひが暮くれた 無垢むくの花はな