年齢としを拾ひろえば 誰だれだって
やけに涙なみだが 脆もろくなる
栄枯盛衰えいこせいすい 世よの習ならい
見栄みえを張はるのじゃ 無ないけれど
生うまれ故郷こきょうに 生うまれ故郷こきょうに 足あしが向むく
口くちを荒あらして 家いえを出でた
俺おれはご存知ぞんじ 青二才あおにさい
何度なんど後悔こうかい したことか
志摩しまの男おとこに 成なって来こい
声こえが聴きこえる 声こえが聴きこえる おふくろの
土産みやげばなしを 風呂敷ふろしきに
そっと包つつんで 帰かえりたい
黒くろい真珠しんじゅの 花筏はないかだ
両親おやが残のこした 仕事しごとなら
俺おれが跡目あとめを 俺おれが跡目あとめを 継ついでやる
年齢toshiをwo拾hiroえばeba 誰dareだってdatte
やけにyakeni涙namidaがga 脆moroくなるkunaru
栄枯盛衰eikoseisui 世yoのno習naraいi
見栄mieをwo張haるのじゃrunoja 無naいけれどikeredo
生uまれmare故郷kokyouにni 生uまれmare故郷kokyouにni 足ashiがga向muくku
口kuchiをwo荒aらしてrashite 家ieをwo出deたta
俺oreはごhago存知zonji 青二才aonisai
何度nando後悔koukai したことかshitakotoka
志摩shimaのno男otokoにni 成naってtte来koいi
声koeがga聴kiこえるkoeru 声koeがga聴kiこえるkoeru おふくろのofukurono
土産miyageばなしをbanashiwo 風呂敷furoshikiにni
そっとsotto包tsutsuんでnde 帰kaeりたいritai
黒kuroいi真珠shinjuのno 花筏hanaikada
両親oyaがga残nokoしたshita 仕事shigotoならnara
俺oreがga跡目atomeをwo 俺oreがga跡目atomeをwo 継tsuいでやるideyaru