知床岬 歌詞 入山アキ子 ふりがな付

北きたへ 北きたへと 流ながれる船ふねの
デッキにひとり立たてば 涙なみだのしぶき
胸むねに抱だいてた あなたの写真しゃしん
暗くらい波間なみまに 消きえてゆく
帰かえらぬ人ひとは もう待またないで
明日あしたに生いきる 女おんなの旅たびです

命いのち 命いのちを 預あずけたけれど
あなたの心こころいつも 遠とおくを見みていた
顔かおをうずめて 泣なきたい時ときも
ひとり枕まくらを 濡ぬらしてた
はかない夢ゆめも 想おもい出でも捨すて
明日あしたに生いきる 女おんなの旅たびです

涙なみだ 涙なみだが 凍こおりつくよな
吹雪ふぶき鳴ないて舞まい散ちる 知床岬しれとこみさき
振ふり向むかないと 心こころに決きめて
未練みれん心こころは 捨すてました
あなたひとすじ 愛あいしたけれど
明日あしたに生いきる 女おんなの旅たび