雪ゆきの降ふりつむ 小道こみちのように
船ふねがあと曳ひく 白しろい波なみ
凪なぎのこの海うみ 瀬戸せとの海うみ
まるで渡わたって 行いけそうな
あなた忘わすれる 旅たびなのに
つのるみれんの 尾道おのみち海道かいどう
尽つくすことより 尽つくされたいと
望のぞむときから 不ふしあわせ
超こえちゃいけない 人ひとなのに
いいの嵐あらしの 小舟こぶねから
私わたしひとりが 下おりようと
決きめたこの旅たび 尾道おのみち海道かいどう
鴎かもめそばまで 迎むかえるように
船ふねはいつしか もう港みなと
今日きょうの終着しゅうちゃく 瀬戸せとの海うみ
少すこし遅おくれて 降おり立たてば
人ひとがふりむく 何処どこまでと
二度にどと戻もどれぬ 尾道おのみち海道かいどう
雪yukiのno降fuりつむritsumu 小道komichiのようにnoyouni
船funeがあとgaato曳hiくku 白shiroいi波nami
凪nagiのこのnokono海umi 瀬戸setoのno海umi
まるでmarude渡wataってtte 行iけそうなkesouna
あなたanata忘wasuれるreru 旅tabiなのにnanoni
つのるみれんのtsunorumirenno 尾道onomichi海道kaidou
尽tsuくすことよりkusukotoyori 尽tsuくされたいとkusaretaito
望nozoむときからmutokikara 不fuしあわせshiawase
超koえちゃいけないechaikenai 人hitoなのにnanoni
いいのiino嵐arashiのno 小舟kobuneからkara
私watashiひとりがhitoriga 下oりようとriyouto
決kiめたこのmetakono旅tabi 尾道onomichi海道kaidou
鴎kamomeそばまでsobamade 迎mukaえるようにeruyouni
船funeはいつしかhaitsushika もうmou港minato
今日kyouのno終着syuuchaku 瀬戸setoのno海umi
少sukoしshi遅okuれてrete 降oりri立taてばteba
人hitoがふりむくgafurimuku 何処dokoまでとmadeto
二度nidoとto戻modoれぬrenu 尾道onomichi海道kaidou